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低スワップポイント時代の対応 1億円ためてみよう第23回

低スワップポイント時代が続くとドルコスト平均法がどうなるかについてまとめました。

ドルコスト平均法と低スワップ時代

低スワップポイント時代が定着してきています。米では金利引き上げの動きが出てきていますが豪ドルなどはまだまだ先になりそうです。豪ドルのスワップポイントが増加するのは数年先になるかもしれません。

 

この低スワップポイントを気にして「純ドルコスト平均法は止めておこう」とお考えの方もいるかもしれません。個人の判断として、純ドルコスト平均法をやらないのは全く問題はありません。

 

ただ、低スワップポイントだけが原因であれば、その判断には一つだけ誤解があります。買いポジション保有による「スワップポイントの累積は、利益の一要素に過ぎない」からです。

 

私の主力が「スワップ投資」なので、この純ドルコスト平均法も「スワップ中心運用」と思っている方もいるようです。でも、現実にはこの投資法でのスワップポイント利益はそれほど大きくはないのです。この運用法でもっとも利益が大きくなる根源は別にあります。

純ドルコスト平均法 真の稼ぎ場

低スワップポイント ドルコスト平均法

毎月更新している純ドルコスト平均法の運用資産推移グラフは、右肩上がりで増加を続けています。

 

参考:純ドルコスト平均法 資産推移グラフ

 

これだけ見ると、安定して資産を大きく増やせそうな感想を持つかもしれません。グラフを見る限り、これまで大きなドローダウンもありません。これで1億円行くなら願ったり叶ったりですよね。

 

でも、そんなうまい話はありません。

 

実は、ここまで運用開始してからの2年間はまだ「本当の稼ぎ場」を経験していません。いずれ、この資産推移グラフは大きく崩れるときがきます。いつかはわかりませんが、豪ドル円が大きく崩れる時期が必ずあるはずだからです。

 

豪ドル円に限らず、崩れない通貨などありません。例え、通貨ペアを変えても同じ試練が待っています。その試練の時期がきたら、純ドルコスト平均法実践者の中には止めたくなる方もでるかもしれません。

 

でも、私は止めません。

 

理由は簡単です。

 

だってその崩れたときこそ「純ドルコスト平均法 真の稼ぎ場」だからです。

 

これは、「純ドルコスト平均法の攻め場」と言い換えもできます。大きく崩れたときこそ、ドルコスト平均法が大活躍する時期です。その時期には歯を食いしばってでも続けるつもりです。暴落の谷が深ければ深いほど、その後にくる山は大きなものになります。


純ドルコスト平均法の攻め場

純ドルコスト平均法でもっとも優れている部分は何かと聞かれれば私はこう答えます。

 

「大底圏で大きい買いポジションを作れる仕組み」

 

現在豪ドル円は高値圏にあるため毎月の豪ドル円買いポジション購入数量は1000豪ドル程度です。しかし、本格的な下げ相場に突入して豪ドル円が80円台くらいになれば、毎月の購入数量は5000豪ドル前後まで増加します。これが、次の上げ相場で大きな力を発揮します。

 

大底圏が半年くらい続き、毎月5000豪ドルくらい買いポジションを増やしていけば半年で3万豪ドル買いポジションを増やせます。安値圏で大きく買っているのでポジション全体の買い平均値もかなり下げられます。その後に、上昇相場に突入して仮に20円幅で取れれば今の時点のポジションくらいでも、その合計利益は数十万円から100万円以上になります。20円幅の利益は、別の運用法では何度も経験済みです。

 

時期を待つことさえ出来れば、どなたにでも無理なくできるはずです。

 

参考:資産倍増計画

スワップポイントの大切な役割

毎日スワップポイントを受取っていき、資産が増えていくことはとても有り難いことで、精神安定剤的な役割があります。スワップポイントは、焦らずにじっくりと値上がりを待つための気晴らしの役目も果たしてくれます。

 

現在のような低スワップポイント状態が続いても収益的には全体への影響はそれほど大きくはありませんが、この精神安定剤的な効果は長く続けていくうえで重要です。

 

この運用法で本当に怖いのは、値動きが全くないような状態が長く続くことです。調度10月までの豪ドル円の値動きです。この状況では大きく買うことは出来ず、利益確定もできません。

 

最近、やっと動きが出てきたのでホッとしているところです。

 

  • 上がれば一旦利益確定の準備
  • 下がれば大きく買う心の準備

 

今の段階はどちらに転ぼうと構わない状態にあります。純ドルコスト平均法を私と同様にやっている方は、真の稼ぎ場をしっかりと認識したうえで一緒に続けていきましょう。

1億円ためてみよう 目次

 

純ドルコスト運用法の運用ルール及び成績は以下のページにてまとめてあります。

 

SBIFXトレードを使ったドルコスト平均法運用状況

2014/12/24


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