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10年で1000万円のシナリオ FXを使って月3万円積立

純ドルコスト平均法でつくる1000万円のイメージを紹介しておきます。無料レポート読者で当サイトを見ていただいている方も多いので、混乱を防ぐため、2012年11月頃の豪ドルデータにて説明させて頂きます。

 

「毎月3万円づつ入金して、豪ドルをコツコツと買っていく」

 

これを10年続けたということで計算しています。当時の状況はこうでした。

  • 豪ドル円 84円台
  • スワップポイント 約70円(SBIFXトレード)

SBIFXトレードスワップポイント水準が当時70円台前半で60円台突入の可能性もあったので低目の数字で計算しています。

 

ただ、最近SBIFXトレードはスワップポイントを引き上げてきているので、今後上方修正することになるかもしれません。

 

豪ドル84円だと、ルール通りにいけば3万円を入金して約定代金15万円分の豪ドル買いポジションを作るので、レートが動かないとすれば買い数量は以下のようになります。

 

150000 ÷ 84円 = 1785豪ドル

 

1年で約2万豪ドルの買いポジションを作るペースです。10年続けると大体20万豪ドルの買いポジションを作ることになります。

  • 10年の積立合計 360万円
  • 10年の豪ドル合計買いポジション 約20万豪ドル
  • 10年のスワップポイント累計 309万円
  • 合計669万円

豪ドルスワップポイントが70円の水準でも積立金とスワップポイント合計で669万円くらいにはなります。スワップポイントでここまで増えます。

 

無論、途中で強制ロスカットさえ受けなければということです。

為替上昇利益

これに為替上昇による利益を加えます。

 

84円で20万豪ドル買いポジションとすれば、17円の上昇で20万×17円=340万円となります。

 

これで、1000万円達成です。

 

なんか、簡単すぎる気がしますね。そもそも、そんな簡単に17円も上昇するのかという疑問もあります。

 

これは、机上の計算にすぎません。でも、最初はシンプルに考えて無理のない範囲で計算すれば問題はありません。

 

ある程度の見通しが出来れば、いつもの運用をやっていけばいいだけだからです。

 

正直に書きますが、このシナリオ通りに動いていくとは思っていません。

 

例えば、豪ドル84円という仮定が既に崩れています。現在豪ドルは96円台ですので、既に10円以上上昇しています。

 

ただ、短期でこれだけ動いたのでそんな簡単に17円も上昇するのかという疑問も解決しています。

 

10年の長丁場を考えれば、買いポジションが大きく上がることもあるだろうことは容易に想定できます。

 

勢いに乗れば、為替はどんどん上昇する。

 

この運用法は、コツコツと買いポジションを作っておいて、将来の大きな波で決済することで1000万円を達成させるつもりでいます。

 

ですので、短期的状況に一喜一憂するのは望ましくはありません。

 

今は、円安状況なので含み益が膨らんでいるでしょうが、今後豪ドルが下落していけば、逆に含み損が膨らむこともあります。

 

スワップポイントも上下します。今後もいろんなシナリオがあります。

  • 豪ドルが下落して50〜80円台の状況が続きなかなか含み益が出る状況にならない。
  • 逆に、途中で豪ドルが急上昇して100円超えて過去の高値を更新する状況となり早目に1000万円達成する。

10年の長期運用なので、リー万級の大変動も想定しています。

今が説明には調度良い時期

この連載を2013年3月の時期にもってきたのには訳があります。

 

現在、豪ドルがかなり上昇してしまったため買いポジション作成を通常よりゆっくりとやっている段階だからです。

  • 2月:3万円入金のみ新規買いポジション無
  • 3月:3万円入金して買いポジション作成

高値圏と思われる局面では無理にポジションは作らないルールにしてありますので、こんな買い方になっています。

 

こういう時期は、冷静に考えて物事を実行できます。豪ドル上昇がガンガン続いているような状況でこの連載を始めれば、私に煽られてこの運用法を始めてしまう方もいるかもしれません。

FX積立 純ドルコスト平均法 理論編 目次

2013/03/05


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