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運用停止ルール 純ドルコスト平均法のやり方

前回まで基本ルールと利益確定ルールまでが終わりました。今回は最後の「運用停止のルール」です。

 

今後の相場環境次第ではスワップポイント消滅などの状況も想定されます。以下の3つのうちどれかの状況になったときはこの運用法は終了予定です。

 

  • 運用資産合計が1000万円まで増えた時
  • 10年経過した時(環境が良ければ続ける可能性あり)
  • スワップポイントが発生しなくなった時

運用停止ルール 個別補足

一番目は目標達成による終了です。証拠金+スワップポイント+為替含み益が1000万円を超えたところで全てのポジションを決済する予定にしています。

 

二番目は1000万円にはまだ届かないが10年経過したときです。この場合は、その時点での環境次第です。

 

現状のような高スワップポイントが発生する好環境が続いていればそのまま運用を継続する可能性があります。

 

三番目のシナリオの可能性もあります。日本の金利が上昇したり、豪ドル金利がどんどん低下するなど、スワップポイントが大きく減少することになればこの運用は停止する予定です。

 

2013年3月現在、まだ大丈夫だろうと思っています。今の雰囲気ならばあと数年は安心かもしれません。

 

ただ、安部政権と日銀が目指しているところは「物価上昇」です。物価上昇に成功すれば、その後は金利引き上げの可能性がでてくることを忘れてはいけません。

 

物価上昇がほどほどならいいのですが、経済運営でほどほどというのはとても難しいものです。牛みたいなもので動かないときは何をやても駄目なのに、動き出すと止めるのが難しくなります。

 

例えは、良くないかもしれませんが意図はご理解いただけると思います。

純ドルコスト平均法 希望と現実

これから10年以上も今のような好環境が続いて欲しいと願ってはいます。でも、現実には微妙なところがあります。

 

ただ、金利上昇期がきても大損するようなことはないだろうと思っています。

 

金利上昇判断の目安の一つが「円安」になるのはほぼ間違いないからです。

 

市場に日本円をじゃぶじゃぶと供給して円安と物価上昇を誘発していくのが当面の日銀の方針です。実際にスワップポイントが消滅するくらいの金利上昇となった頃には、現状よりも円安になっている可能性が高くいのでそこが利益確定のチャンスと考えています。

 

この円安がいつ起こるのかは、いつにかるのかはわかりません。状況に合わせて対応していく予定です。

 

これまでの10年と似たような展開が今後も続くかもしれません。

 

私がスワップ投資を始めたのは約10年前です。その頃は、「数年続けられればいいな」という気持ちではじめました。

 

当時、商品先物の「コーヒー」でやっていた「サヤすべり取り」がだんだんと旨みがなくなってきている頃でした。

 

その頃始まった、為替証拠金取引(現在のFX)で商品先物のサヤと同様の性質をもつスワップポイントが発生することを知り興味を持ったのが私のスワップ投資の始まりでした。

 

正直にいって・・・・

 

「こんな有利な金融商品があっていいのか」

 

・・・というのが、FXをはじめたばかりの頃の感想でした。

 

当時、「数年以内に日本経済はハイパーインフレに入り高金利時代になる」と言われていました。私もそれを信じていたので、高金利時代に入るまでのボーナス運用的な感覚で続けていたのです。

 

その時期がくればスワップ投資を終了させるつもりでしした。

 

うれしいことに私の予想ははずれました。

 

スワップポイントは消滅することなく10年経った現在も発生し続けています。お陰で私達投資家は有利な運用を続けることができます。

 

今後この状況が終了しても焦る必要はありません。

 

次の運用商品を探せばいいだけです。

 

サヤすべり取りは、元々銀や銅でも行われていた運用法です。それが穀物や株式やFXで応用されてきました。ですので運用対象は世界中に転がっています。このやり方は応用が効くので一生使っていけます。

 

日本の状態は当時よりも悪化しています。国の借金が増えて、外交も難しくなり、少子高齢化など問題が山積みです。

 

やはり、自分のお金は自分で増やしながら守っていかねばなりません。

 

今回紹介している「ドルコスト平均法」は、いろんなところで「有利な利殖法と呼ばれながら実際には誰も使わない運用法」でもあります。

 

1通貨売買を可能にしてSBIFXトレードの登場によって、私を含め一部でドルコスト平均法運用を始めた人が出始めたのは、喜ばしい傾向だと思っています。

 

スプレッドも業界最狭水準 SBIFXトレード

 

でも、油断はしないでください。

 

ドルコスト平均法は、「買い平均値を下げる効果」があるというもので「必ず儲かる」あるいは「絶対損をしない」ことを保障してくれるものではありません。

 

FXでのドルコスト平均法を出来るだけ確実性を高めていくために作ったのが、今回紹介している純ドルコスト平均法のルールです。

 

毎月コツコツと資産形成してまいりましょうね。

 

SBIFXトレードトレード

FX積立 純ドルコスト平均法 理論編 目次

2013/03/31


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