リーマン級の大暴落100年に1度は本当なのか 豪ドル円10年に1度の大暴落に備える

リーマン級の大暴落は本当に100年に1度なのか

新聞やニュースの表現はどうしても大袈裟になりがちです。これまでの現実を把握していかなる状況にも対処していけるようにしておきます。

豪ドル円大暴落 実は10年に1度だった

前回ドルコスト平均法で買い続けるための流れについてかきました。

 

参考:ドルコスト平均法 買い続けるための3ステップ 第5回

 

今回はその続きです。相場運用には、「数十年に1度の大変動」なんてのが必ず起きます。「リーマン・ショックも100年に1度」なんて当時は言われましたがあれは大袈裟な表現です。そもそも現在のような自由な変動為替相場制の歴史自体が100年もありません。

 

その間だけでも為替大変動は何度も起きています。

 

つまり、あれくらいの値動きは「100年に1度」とは言わないってことでもあります。これを裏付ける参考例としてこちらをご覧ください。

 

参考:豪ドル円 豪ドル米ドル 23年史

 

豪ドル円のグラフをみて頂くと先ほどの言葉の意味がご理解いただけると思います。リーマン級の大暴落がこの20年くらいの間に2回ぐらいありますよね。この流れから行くと、豪ドル円は10年に1度くらいリーマン級の大きな下げを演じる通貨とみるほうが大きな流れをみる上で適切だということになります。

 

2008年のリーマンショックからもう7年くらいの歳月が過ぎようとしています。そろそろあれと同レベルの大暴落が起きてもおかしくはありませんよね。

 

だからといって、「豪ドル円運用止めよう」というのは何の解決策にもなりません。

 

リーマンショック時もそうでしたが、当時大荒れの中心が豪ドル円だったという訳ではありませんでした。全体が大荒れとなって大変動となっていたからです。

 

この10年に1度の大変動は豪ドル円だけの問題ではありません。豪ドル円に限らずユーロ円や米ドル円などもここ数年で大きく変動をしています。この大変動に関しては、FXという相場変動商品で売買している以上どの通貨でも避けられない宿命と受け入れるべきです。もっと激しい例も先日記事にさせていただきました。

 

参考:南アフリカランド円 50年史

 

ちなみに、まだ記事にはしていませんがトルコリラ円はもっと激しい動きをしています。そして、これら2通貨には何十年に1度という目安もありません。

 

その点、豪ドル円は目安があるので扱いやすいです。そういう大暴落を想定内として油断をせずに運用していけば良いからです。

 

今のところの豪ドル円大暴落の可能性としては中国経済減速ではありますが、私はそれではないだろうと思っています。

 

「一般人が予想できることで大暴落は起きない」

 

これが、相場界の歴史の教訓だからです。中国経済がここからどれだけ減速しようとそれだけで豪ドル円が50円や60円まで下げることはない気がしています

 

まあ、あまり神経質になるのはよくありません。

 

ただ、「そろそろ10年に一度の大暴落が起きる可能性はあるかもしれない」という程度の認識を持っておけばよいかなという気がします。大切なのは、「そうなったらどうするか」ですよね。

ステップ3:どうしても怖い時は無理しない

大暴落となっても基本的には買い続けます。

 

ただ、「怖くなるとき」もあります。

 

そういう時は、買いません。積立金を入金して余力を増やしてポジションを暴落から守りぬくことを優先します。

 

買う気がおきないほどの暴落時というものは後から見れば「絶好の買い場」だったということはよくあるものです。でも、心理的に無理をしてストレスに悩まされるよりはマシです。

 

ドルコスト平均法は、長く続けていくことで資金を増やしていく運用法です。人間なのですから、途中で怖くなってポジションを作れないことだってあります。それでも、積立を続けていきながら様子をみてポジションを作り始めれば長期的な流れでみれば問題はありません。

 

いずれ下げ相場は終わります。そして、下げ相場で作って買い平均値を下げておいたポジションに利益が乗り始めることになります。

上げ相場で大利が乗る

大きな下げ相場を乗り切るとちょっと驚くかもしれません。だって、「買い平均値が大きく下がっている」からです。長い下げ相場であればあるほど、買い平均値は下がります。

 

買い平均値が下がれば、上げ相場では利益が大きく乗り易くなります。通常のドルコスト平均法でも、買い平均値を下げていく効果は先日の記事にて書かせていただきました。

 

参考:ドルコスト平均法 下げ相場 買い平均値低下

 

私たちのドルコスト平均法は、これにレバレッジ変化を加えるためこれ以上に有利に買い平均値を下げていけます。その効果が、上げ相場に入ると出ます。

 

今回の豪ドル円相場がこのまま上昇期に入るかどうかはわかりません。でも、現状でもルールどおりにやっていれば含み損を大きく抱える状況にはなっていないと思われます。

 

上がろうと下がろうと気楽に構えて対処していきましょう。

ドルコスト平均法2015 目次

 

この連載は、SBIFXトレードを使用した純ドルコスト平均法実践のためのコツやルール改良点などをまとめたものです。このドルコスト平均法運用の概要や運用状況は下記にてまとめてあります。

 

SBIFXトレードを使ったドルコスト平均法運用状況

2015/11/04 09:32:04
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