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ドルコスト平均法成功の肝 下げ相場の戦い方

下げ相場の戦い方で成果が大きく変わる

 

純ドスコスト平均法を3年間続けて感じることです。極論すれば、上げ相場で買い続けるのは誰にでもできます。でも、大きな下げ相場になると一気にしぼんでしまいやすいのです。でも、下げ相場をしっかり乗り切っていければ、その後の大利に繋がります。しっかりとやっていきましょう。

下げ相場でも買い続けることがなぜ大切なのか

前回、ドルコスト平均法での下げ相場の特徴についてまとめました。

 

参考:ドルコスト平均法 下げ相場のメリット・デメリット

 

その中で、「ドルコスト平均法は大きな下げ相場で含み損を増やすことがある」と書いています。これだけだと誤解してしまうかもしれません。書き直せば、こういうことです。

 

  • 下げ相場でドルコスト平均法は買い平均値を大きく下げる効果がある。
  • ただし、売買数量も増加するため含み損も増やす可能性がある。

 

買い平均値が下がり売買数量も増えているので、下げ相場の後に上げ相場に転換すれば利益も大きく伸びます。ただ、下げ相場が大きいと含み損に耐え切れずに途中で止めてしまう方も多くなります。

 

実際、私がサラリーマン時代に株式で行った持株会を利用したドルコスト平均法は、ほとんどの人が途中で止めていきました。バブル崩壊後の長く続いた下げ相場に嫌気がさしたためです。

 

でも、私はその後も続けて最終的に利益にもっていけたことは先日も書きました。同じドルコスト平均法積立形式で「一方は損失」「一方は利益」となったわけです。この原因は、単純ですね。

 

「下げ相場でも継続できたかどうか」

 

周囲が止めても積立を続けたかどうかの差だけといっても過言ではありません。実は、FXで行うドルコスト平均法は、ここの部分がとても重要になります。

 

なぜなら、株式投資で行う持株会や投資信託の積立では給与天引きや銀行引き落としなどを利用するため、一度設定しておけば自動的に積立をしてくれます。この設定は、かなり強力です。「もう止めようか」と思っても、止めるための手続きとか考えだすと「もうちょっと続けるか」という気持ちになります。

 

そして、天引き系積立は為替相場のこともあまり気にしなくて済みます。そのため、長続きするというメリットがあります。

 

それでも、大きな下げ相場では長く続けることはできなかったのです。

 

それに対して、FXは全てを手動で行います。

 

  • 毎月の積立金入金
  • 今月の購入レバレッジ設定
  • 数量計算
  • 売買注文

 

なので、「怖くなったので来月から止める」ということも簡単にできてしまいます。時間にして数分程度なので、積立からポジション作成までのそれ自体は大した手間ではありません。でも、「今月もやるかどうか」という心理的な要因が大きく影響してきます。

 

この辺は、ドルコスト平均法を始める際にあらかじめ想定しておく必要があります。具体的にはこういうことです。

 

「大きく下げても買い続けられる仕組み」

 

これを売買ルールに組み込んでおくことで、長期間継続していけるようになります。

大きく下げても買い続ける仕組みとは

ドルコスト平均法

私のドルコスト平均法口座、数か月前よりレバレッジ3倍以上で買い続けています。

 

2015年10月積立時記事:下げ相場は、ドルコスト平均法の本領発揮の場 レバレッジ4倍で4760豪ドル円買い

 

スワップ投資としてはレバレッジ4倍の買いというのは、通常の買い方としては高目です。そのため、これだけ思い切って買うと「随分思い切っていますね」というメールもいただきます。

 

でも、そうでもないんです。

 

これだけ買っても、現在のポジションのレバレッジは1.8倍程度だからです。まだ、2倍になっていないんです。なので、あと数ヶ月は強気で買い続けても問題ありません。

 

でも、「もっと下げてもガンガン買うぞ!」と気合い入れているうちに豪ドル円相場は戻り始めていますけどね。

 

  • 上げ相場で「まだ上がりそう」と思って気楽に買ったポジションが後で大きな含み損を抱える。
  • 下げ相場で「もっと下がりそうだけど勇気を出して買い」なんて恐る恐る買ったポジションが後に大きな利益をもたらす。

 

相場なんてそんなもんなんですよね。

 

これから豪ドル円がどう動くかはわかりません。ただ、いかなる状況がおきても柔軟に対応していくつもりでおります。

 

下げ相場で買い続けるために、私が売買ルールで工夫していることは大きく3つあります。


下げ相場で買い続けるための3つの工夫

私が下げ相場でかいつづけるための3つの工夫はこれです。

 

  • 高値圏での売買数量を減らして余力を作る。
  • 大きな下げ相場の時に数量を増やして買い続ける。
  • どうしても怖い時は積立だけにして買わない

 

次回、詳しく説明させていただきます。

ドルコスト平均法2015 目次

 

この連載は、SBIFXトレードを使用した純ドルコスト平均法実践のためのコツやルール改良点などをまとめたものです。このドルコスト平均法運用の概要や運用状況は下記にてまとめてあります。

 

SBIFXトレードを使ったドルコスト平均法運用状況

2015/10/28


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