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豪ドル円15円抜き 欲張りな利益確定の理由

前回、私の純ドルコスト平均法の利益確定ルールについてご紹介しました。

 

参考:3つの利益確定ルール

 

利益確定は大きく取るのが純ドルコスト平均法の特徴です。始めたばかりの頃は、「本当にできるのだろうか?」と不安になることもあります。利益確定値幅が15〜20円というのは、デイトレやスイングトレード中心の方からするとちょっと非常識な感じも受けるようです。

 

でも、私はこれくらいで調度良いと思っています。この利益確定幅は、豪ドル円の値動きに合わせたものでもあります。

豪ドル円 3つの波

大雑把ではありますが、豪ドル円の上げ下げの波には大体3つの波があると感じています。

 

  • 小規模:10〜20円くらいの波
  • 中規模:20〜30円くらいの波
  • 大規模:50円級の波

 

この中でわかりやすいのはリー万時の大きな波です。当時「100年に一度の大変動」と言われてはいましたが、実はあのクラスの暴落は10年に1度くらいは起きます。この辺については、この連載の数回前にも書いているので覚えておいでの方も多いと思います。

 

 

私が、この利益確定ルールで意識しているのは「中規模の波」です。純ドルコスト平均法を始めた頃の豪ドル円は、大体1年に1度くらいの上げ下げで中規模の変動を繰り返していました。

 

そのお蔭もあり、この運用法も最初の数ヶ月で最初の利益確定決済をしています。その後は、あと一歩で決済というところまで上昇したことはあるのですが結局決済ないままに積立を続けています。

 

長い年月をかけてやっていくのでこういう時期もあるかなと思っています。当面このルールに変更予定はありません。ここで小規模の波に合わせて売買ルール変更をすると大きな波に対応できなくなります。

 

中規模あるいは大規模の波になれば、この利益確定ルールが活きてくることになります。

 

幸い、今年中旬より豪ドル円の変動が大きくなってきています。下げ相場ではありますが、「谷深ければ山高し」の相場格言のごとく、この下げが大きければ大きいほどいずれ高い山が出現することになります。

 

まずは、この下げ相場でしっかりと買い平均値を下げておくつもりでおります。

他の運用法の事例

純ドルコスト平均方で設定している利益幅は、他の運用法では無理なく実現しています。

 

 

サヤすべり取りは、波に乗れたと判断した場合には利益幅10円を超えることはよくあります。資産倍増計画は、「資産がスワップ+為替差益で2倍になったら決済」という運用法のため、利益確定幅は20円以上となるのが普通です。

 

どちらも、地道に利益を積み上げてきました。これらの経験から、純ドルコスト平均法の利益幅に無理はないと思っております。

 

じっくり、地道にやっていきます。

ドルコスト平均法2015 目次

 

この連載は、SBIFXトレードを使用した純ドルコスト平均法実践のためのコツやルール改良点などをまとめたものです。このドルコスト平均法運用の概要や運用状況は下記にてまとめてあります。

 

SBIFXトレードを使ったドルコスト平均法運用状況

2015/12/23


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