ダブルパワー積立 FXルール補足
ダブルパワー積立 運用ルールの第三回目です。
- 1回目記事⇒毎月の積立金と考え方
- 2回目記事⇒全体ルールと株式投資ルール
- 3回目記事⇒ダブルパワー積立 FXルール
FXルール
今回は「FXルール」です。
★ FXルール
- FXはレバレッジ3倍以内で行う
- 現金+代用有価証券の合計額で運用を行う
- 運用通貨は米ドル円・豪ドル円
- 米ドル円仕掛けは日足RSI30割目安
- 豪ドル円は場帳・グラフ
- 決済は適宜判断する。
- スワップポイントは、あまり意識しないでいく
- 連続注文も状況に応じて使っていく
FXの運用は、チャンスをじっくりと待つスタイルです。
最大レバレッジは3倍と低目に設定しています。大分控え目に感じる方もいるかもしれません。
でも、実はそうでもないんです。
レバレッジは3倍以内の意味
レバレッジは3倍と一見低目です。これは、株価下落時の代用有価証券価値の減少を考慮してのものです。
前に代用有価証券の掛目は基本的に70%と書きました。株式ですので、当然上昇したり下落したりの変動があります。
代用有価証券としての評価額も毎日変動することになります。
- 200万円の代用有価証券:140万円のFX証拠金
- 100万円の代用有価証券:70万円のFX証拠金
- 50万円の代用有価証券:35万円のFX証拠金
例えば、100万円の代用有価証券を保有していて株価が半分になったとしましょう。
この場合、FX証拠金に充当される部分も70万円⇒35万円と半分になります。
仮に、FXでレバレッジ5倍でポジションを保有していたとしましょう。
証拠金が半分になれば、FXレバレッジは10倍に増えることになります。
つまり、レバレッジ5倍で運用していたはずのものが株価下落によりレバレッジ10倍の運用に変わってしまうことになります。
レバレッツジ5倍とレバレッジ10倍では、運用におけるプレッシャー又は精神的ストレスが全く違います。
このストレスが原因で、運用はおかしくなることだってあり得ます。
レバレッジ3倍以内は、こういう事態を防ぐためのものです。
レバレッジ3倍であれば、株価がが半分になり代用有価証券の評価額が半分になってもレバレッジ6倍で済みます。
レバレッジ6倍は私としては高目なのですが、それでも手のうちようもあります。
仕掛け自体も慎重に行くことで、窮地に陥るような事態は防ぐつもりです。
運用通貨は米ドル円のみに絞り込みます。日足RSI30割れというタイミングは、「FXオプションからのスワップ投資」などと同じタイミングです。
買いを主力にして、じっくりとチャンスを待つスタイルです。
ポジションゼロという時期も多くなるだろうと思います。
今まで通りの運用スタイルで、株式積立部分にFX利益を上乗せできるよう運用していく方針でいます。
運用通貨は2通貨ペアに絞る
運用通貨は、「豪ドル円」「米ドル円」の2通貨ペアに絞っています。
これ以外の通貨ペアの売買はしません。
その理由は、「慣れない通貨ペアでの運用リスクを避けるため」です。
師匠林輝太郎の教えでもあるのですが、「運用対象は絞り込むほど良い」ということを実践しています。
この2通貨は、既にほかの運用法で売買している通貨ペアでもあります。
売買タイミングは、それらの運用法と同じにしています。
つまり、この運用法独自の売買タイミングは設定していないのです。
この辺は、賛否両論あるかもしれません。でも、「うねり取り」などをされている方は、同意頂けるはずです。
この手の運用法では、「運用対象を増やせば増やすほど失敗のリスク」が高まります。
尚、当面は「米ドル円買い」に集中していく予定にしています。
米ドル円買いをする理由
この理由は、単純なもので「米国の金利上昇が先進国でもっとも早く始まりそうだ」からです。
これは、2021年11月現在多くの投資家が意識している部分でしょう。
金利上昇見込みのある通貨は、為替相場上昇の強力な要因です。
経済も好調なので、米ドル円は上昇しやすい展開が容易に想定できます。
こういう時は、あまり小細工はせずに「買って放っておく」というスタイルで良いと思います。
適度な調整局面があるはずですので、その辺を待ってゆっくりと保有ポジションを増やしていくつもりでいます。
ダブルパワー積立 ここまでの運用損益
FX・株式での運用損益の内訳です。
年度 | 株式損益 | FX損益 | 合計損益 |
---|---|---|---|
2020年 | 80,764円 | 32,446円 | 113,210円 |
2021年 | 27,504円 | 128,090円 | 155,594円 |
合計 | 108,268円 | 160,536円 | 268,804円 |
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