くりっく株365 リセット付証拠金取引はサヤ取りにはプラス

くりっく株365 リセット付証拠金取引 特長

くりっく株365で2020年秋より導入予定でのリセット付証拠金取引、サヤ取りの新たな収益源となるかもしれません。

 

ここでは、2020年6月現在のくりっく株365の特徴をまとめています。

 

最後の方に、リセット付証拠金取引導入に関する私の見解などもまとめさせていただいております。

 

 

サヤ取りで使う口座の特徴と注意点

 

NYダウー日経225サヤ取りでは、2つの口座を使っています。

 

 

両方の口座ともに長所と短所があります。

 

どちらもCFD取引口座なのですが、2口座には細かな部分まで様々な違いがあります。

 

FXではどの口座もスワップポイントとスプレッドが違う程度なのとは大違いなのです。

 

なので、サヤ取りをしていくには、2口座の特徴と違いを抑えておかねばなりません。

 

このサヤ取りでは、くりっく株365を主力口座としていますが、時折GMOクリック証券を使っています。。

 

まずは、くりっく株365から始めさせていただきます。

 

くりっく株365の概況

 

くりっく株365は、東京金融取引所が提供するCFD取引で、現在4銘柄が上場されています。

 

今年秋には「原油ETF」「金ETF]の取扱開始が予定されています。

 

取扱銘柄は秋に増えても6つと少ないのですが、利用者は増加中です。

 

2010年11月のサービス開始で現在口座開設数は30万口座、派手な宣伝は少ないものの地道に伸びてきています。

 

ここでは、「スプレッド・手数料」「証拠金・レバレッジ・1枚の約定代金」「各種調整金」「独自の制度」の4つの視点でくりっく株365をまとめてみました。

 

くりっく株365のスプレッド・手数料

 

くりっく株365 スプレッド 手数料

 

くりっく株365 リセット付証拠金取引 スプレッド 手数料

 

この画像は、くりっく株365の提供スプレッドで、2020年2月のものです。

 

2月以降、コロナショック騒動で大きく拡大する時期もあったものの、私が取引で見ている限りでは2020年6月現在もこれと同水準を確保していると思われます。

 

くりっく株365のスプレッドは、ここ数年で大きく改善しています。

 

数年前までは30〜40くらいが普通だったのです。

 

それが現在は10以下が中心になっています。

 

値付け業者であるマーケットメイカーを増やすなどの措置が功を奏しています。

 

くりっく株365のスプレッドは、朝方広目で欧州時間以降に狭くなる傾向があります。日経225を取引する場合でも日本時間より欧州時間・NY時間の方が狭くなりやすいのです。

 

なので、サヤ取りで新規ポジションを作る際に少しでも狭いスプレッドを狙うのであれば、夕方以降のスプレッドが縮小した時間をを狙うと良いです。

 

手数料は、取扱会社によって大きな差があります。最安値手数料はだいたい150円近辺のようです。

 

往復手数料で300円前後、これはスプレッド換算で3に相当します。

 

くりっく株365で手数料無料という口座はありません。

 

東京金融取引所が場所を提供して、証券会社などが取扱いという仕組みなので元締めの東京金融取引所に払う場所代があります。

 

この場所代が相応にあるうちは、手数料無料という業者は今後もなかなか出てこないだろうと思われます。

 

1枚の約定代金・証拠金・レバレッジ

 

1枚の約定代金は、売買値×100倍です。日経225値が20000で1枚の買いポジションを作った場合の約定代金はこうなります。

 

約定代金:20000 × 100 = 2,000,000円

 

NYダウでも同様です。ただ、今年の秋以降はNYダウは100倍⇒10倍に減らすようです。

 

現在の証拠金はこうなっていま。

 

くりっく株365 証拠金基準額

 

くりっく株365 リセット付証拠金取引 証拠金基準額

 

1枚につき、日経225で約15万円・NYダウで約21万円ほどの証拠金が必要になっています。

 

「1枚の両建てで必要となる証拠金は15+21=約36万円です」

 

これをレバレッジ換算すると12〜15倍くらいですね。

 

このレバレッジは結構変動します。

 

去年は現在の半分くらいの証拠金でポジションが作れました。

 

証拠金が増えた背景には、コロナ・ショック以降のボラティリティ上昇が影響していると思われます。

 

毎週の証拠金基準額は、日経225先物取引などと似たようなような方法で決まっているようです。

 

現在のように相場変動が荒い時期には証拠金基準額は大きくなる傾向があります。

 

FXのように最大レバレッジ25倍と決まってはいません。

 

2つの各種調整金 配当相当額と金利相当額について

 

ポジションを保有していくと「金利相当額」「配当相当額」という2種類の調整金が発生します。

 

くりっく株365 配当相当額・金利相当額

 

くりっく株365 リセット付証拠金取引 配当相当額・金利相当額

 

NYダウで発生した「金利相当額」と「配当相当額」の推移です。

 

それぞれ以下の特徴があります。

 

配当相当額

 

日経225・NYダウの構成銘柄で配当金があったときに発生します。

 

日経225は、3月末と9月末に集中して発生するのですが、NYダウは採用銘柄によって発生時期が大きくばらけています。

 

金利相当額

 

ポジションを保有し続けると発生する金利の調整金です。現在の金利はこちらです。

 

くりっく株365 金利相当額金利

 

くりっく株365 リセット付証拠金取引 金利相当額金利

 

日経225は現在ゼロなのですが、NYダウは0.22%の金利相当額があります。

 

実際の金利相当額は、これを日割り計算されます。

 

性質上、金利相当額は「買いポジションで支払」「売りポジションで受取」となります。

 

ただ、DAXのようにマイナス金利となっている場合は「買いポジションで受取」「売りポジションで支払」となります。

 

これらは、ポジションに含み損益として蓄積されていきます。

 

金利相当額で、ここのところ大きな変化がでているのはNYダウです。

 

昨年までは、金利相当額がかなり大きくなっていて、配当相当額とほぼ同額でした。それが図3の薄赤色部分です。

 

今年に入り、米国金利が大幅に下がったことで、金利相当額が大幅に減っています。図3の薄青色部分です。

 

つまり、数年前のように配当相当額目当てでNYダウを保有し易くなっているということです。

 

この部分は、次に紹介する「リセット付証拠金取引」への対応も考えて戦略を練るのも面白いところです。

 

くりっく株365 リセット付証拠金取引について

 

くりっく株365では、秋より「リセット付証拠金取引」という新しい制度が始まります。

 

リセット付証拠金取引の仕組み

 

くりっく株365 リセット付証拠金取引の仕組み

 

「リセット付証拠金取引」は、日経225先物などの限月制度に似たものです。

 

これまで何年でもポジションを持ち続けることができたのですが、秋以降ポジションを保有には期限が設定されます。

 

ポジション保有期間は最長15ヶ月、例えば「日経225 2021年リセット」は2021年の12月に期限がきます。

 

この制度、賛否両論あって、どちらかというと否定的な意見が多いようです。

 

ただ、サヤ取りをする方にとっては朗報となるかもしれません。

 

10月〜12月は、2本の日経225が取引できるようになるからです。

 

2本の日経225に価格差(サヤ)が発生する可能性が高いのです。

 

この状況は、サヤ取り投資家であれば「サヤのあるところには利益の可能性がある」と、容易に推測できるところですよね。

 

この部分、既にお気づきの方も多いはずです。

 

もしかすると、「新しい収益源」が作れるかもしれませんないんです。

 

NYダウー日経225サヤ取りでは、そもそも1年もポジションを持つことはないので、この制度が障害になるケースはほとんどありません。

 

サヤ取りをされている方は、この辺の制度変更はプラスになってもマイナスにはならないという気持ちでいて問題ないと思います。


NYダウー日経225サヤ取り 目次

 

 

実際の売買

 

2020/06/15


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