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サヤ取りはやればやるほど面白くなくなるというのは本当か?

NYダウ 日経225 サヤ取り 儲かる 面白くない

 

利益にはなる。でも止めたくなる。

 

サヤ取りは、そういうところがある運用法と言われています。

 

この言葉の本意について、サヤ取り歴30年近くになる私の視点でまとめました。

 

 

特徴その5:儲かることは儲かるが面白みがない

 

サヤ取りは、「儲かっているのに止めてしまう人が多い運用法」でもあります。

 

スワップポイントサヤ取りにせよ、NYダウー日経225サヤ取りにせよ、利益を出せるようになるのは、それほど難しくはありません。

 

スワップポイントサヤ取りなどは、日数さえかければ利益が出始めます。

 

 

NYダウー日経225サヤ取りは、それよりはリスクがあるので、そこまで簡単ではありません。

 

でも、難易度は高くありません。

 

難易度が高くないせいか、利益を出す面白みもないと言われています。

 

「面白みがない」ことについて、教科書本ではこんなことが書かれています。

 

 

一般投資家は、利益を得たいといいながら、上げ下げのスリルに溺れ、材料の興奮に酔い、結果的には損をする。

 

引かされた時の心の痛みを自虐的に楽しんでいるのかもしれない、と思いたくなる。

 

何度も繰り返すようだが、カネ儲けは面白いものではないのだ。〜株式サヤ取り教室より

 

ここも、感じ方次第というところがあるんです。

 

私は、サヤ取りって結構面白いと思っています。

 

 

おおい、そんなこと言っていいのか? 先生の本とは違う感じだぞ!


 

ここはいいんじゃないですかね。

 

サヤ取りを面白いと思って取り組み続けている投資家もいるってことですからね。

 

サヤ取り 最初のうちは面白い。

 

NYダウー日経225サヤ取りは、最初のうちは面白いだろうと思います。

 

特にサヤ取りが初めての方は、「両建てで利益を出す」というやり方が斬新なのでドキドキするはずです。

 

その売買で、利益が1回・2回と積み重なっていくと、ちょっと感動ににた気持ちになる方も多いです。

 

私が、このタイプのサヤ取りをしたのは株式サヤ取りです。

 

当時、私は証券マンで担当のお客様にサヤ取りをやっていただいておりました。

 

そのお客様の最初の利益決済のときの感動は今でも覚えています。

 

この辺は、新しい運用法や投資商品に取り組むときはどれも似たようなところがあります。

 

  • 初めて株式投資をした時
  • 初めてFXでスワップポイントが発生した時
  • 初めて仮想通貨取引に取り組んだ時

 

これらと同じような感動のような感覚が、サヤ取りでも味わえるはずです。

 

でもって数ヶ月もすれば、売買に慣れてきます。

 

当然のことながら、そのころには斬新な気持ちもなくなってきます。

 

売買がいつも順調でないことも経験するようになるに従い、気持ちに変化がでてきます。

 

他の運用でも似たようなところはあるのですが、売買に慣れてくるに従い、いろんな不満がでてくるものです。

 

慣れてくるとでてくる不満

 

NYダウー日経225サヤ取りででてくる不満は、大きく3つです。

 

  1. 拡大・縮小の動きが掴めない
  2. 利益が少ない
  3. 仕掛けのチャンスが思っていたよりも少ない

 

1番目の、「拡大」「縮小」の動きが掴めない、という相談は場帳記入をしていない方に多いです。

 

最初のうちは、私の運用記事をみて同じようなポジションを作ることで利益になることも多いようです。

 

無論、私の売買がいつも利益になる訳ではないので、それに頼り続けることはできません。

 

サヤ変動は、場帳記入を続けながら感じていきます。

 

「拡大傾向かな?」「縮小傾向かな?」と大きな動きを意識しながらポジションを入れていくのです。

 

場帳記入をしながら、林先生・栗山先生の教科書本を読みなおしていけば、この辺の悩みは解決していけるだとうと思います。

 

利益をだすのが軌道に乗り始めると気になるのが、「利益が少ない」というところです。

 

NYダウー日経225サヤ取りは、1年で資金を2倍・3倍にしていく運用法ではありません。

 

年間利益率で10〜50%くらいが期待できる妥当な利益率です。

 

この利益率も、腕を磨いていくことで上昇していく傾向があります。

 

なので、始めてから数年は利益が少ないことに悩みがちになるのはしょうがないところです。

 

最後に、「仕掛けのチャンスが思っていたより少ない」というのも不満の種になるようです。

 

これがサヤ取り中級者レベルの方に多い傾向のある不満です。

 

ポジションゼロ=利益を取り損なっている・・・と考える方もいるかもしれません。

 

でも、ここは意識を変えるべきところもあります。

 

上手な人ほど、「ポジションゼロ=休みの日数」が多くなる傾向があるからです。

 

私の2020年上半期の「ポジションゼロの日数」は、約4か月です。

 

 

私の場合、これは「たまたま」です。いつもこんな優秀な状況が作れている訳ではありません。

 

林先生系の運用法「うねり取り」などでも、上手な人ほど「休み」が上手と書かれています。

 

「NYダウー日経225サヤ取り」も「仕掛けのチャンスが思っていたよりも少ない」と感じていても、しっかりと休みが取れるようになれれば相当安定した運用ができるようになっているはずです。

 

失敗から学び続ける

 

慣れてくると、NYダウー日経225サヤ取りでいろんな新しい試みをしたくなる時期が来ると思います。

 

  • 他の組み合わせ探し
  • 売買ルールの変更

 

他の組み合わせ探しは、私もちょこちょこやっています。

 

やり方は、ここで紹介している「NYダウー日経225」と同じです。

 

NYダウー日経225サヤ取りのような組み合わせは、無限に作れます。

 

今回のサヤ取りで利益がでるようになれば、他の組み合わせでも試したくなるなるはずです。

 

当然、失敗もするでしょう。

 

良い組み合わせだと思っていたものが、全然利益を生み出さないことだってあります。

 

そんな失敗を重ねながら、良い組み合わせをみつけていくことになります。

 

逆に、すぐに利益を生み出してくれるものだってあります。

 

 

このサヤ取りは、最近始めたばかりですが、毎日のように数万円の利益を出してくれています。

 

でも、こういう「最初からうまくいくサヤ取り」って要注意なんです。

 

たまたま時期が良かっただけのことが多いからです。

 

相場の流れが変われば、一気に使えなくなったりするものです。

 

良い組み合わせをみつけても、油断せずに売買を続けていくことが大切です。

 

深く掘り下げていくと抜けられなくなる面白さがある。

 

サヤ取りは面白いものではない・・・これが、師匠林輝太郎の著書での言葉です。

 

その言葉に異論はありません。

 

私も、最初の頃は「面白くないなぁ」と感じた時期もあったからです

 

でも、今は違います。

 

ガンガン利益がでるというものではないが、適度に面白い・・・そんな気持ちです。

 

でも、人間の気持ちなんて移り気なものです。気持ちが盛り上がっているときだけではありません。

 

サヤ取りが面白くなくなるときだってあります。

 

そんな「面白くない時期」でも、サヤ取り売買はいつも通りに続けていかねばなりません。

 

そうすることで、サヤ取りは手堅い収入源として確立していくことになるのだと私は思っています。


NYダウー日経225サヤ取り 目次

 

実際の売買

 

2020/07/13


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