実稼働2か月で利益率10%以上 「休み」を意識すれば勝てる【NYダウー日経225サヤ取り】
2020年も半分が過ぎようとしています。NYダウー日経225サヤ取りでの「休み」の日数を計算してみました。
相場運用成功で大きな役割を果たすのが「休み」です。
復習の意味でその重要性について書かせて頂き、私自身の状況などをまとめてみました。
「休み」を重視する2つの理由
相場は、「売るもの」「買うもの」「休むもの」といわれます。
そして、この3つの中で最も難しいのが「休み」です。「休み」というのは、その言葉通り「ポジションをゼロにして資金を休ませる」ことをいいます。
「休み」を取るのは案外難しいものでもあります。
これはやってみるとわかります。最初のうちは、ポジションをゼロにして数日我慢するだけでも苦痛を感じるものです。
私はNYダウー日経225サヤ取りでは「休み」を重視しています。
師匠林輝太郎の著書にも」「休み」の大切さは、いたるところで力説されています。
「休み」をきっちりとれる、それが上級者の証でもあると私は理解しています。
ざっくりと考えて、「休み」には2つの効果があります。
- 休んでいる間は資金を1円も減らすことがない。
- 心と体を休ませて、次の運用への鋭気を養うことが出来る。
当たり前すぎることを書きましたが、この2つは「仕事としてトレードをやっていく」上では、とても大きな意味を持ちます。
1年のうち半分くらいを「休み」とれるようになるのが、私の理想です。
そのうえで、年間利益率を30%なり40%なり確保できるようになれば良い。
1年のうち半分は、現金のまま減らさないようにしておき、残りの半分の期間できっちり利益を稼ぎ出すという流れです。
1年間、全く「休み」を入れずに必死に運用して大きな利益を稼ぐという発想もあるかもしれません。
でも、それだと体と精神が持ちません。
ポジションを持ち続けることは、心の糸をピーンと貼り続けるようなものです。
糸をピーンと貼り続ければ、どこかで切れてしまうものです。相場運用で糸が切れるということは、大きな損失を出すリスクが高まることを意味します。
そうならないためにも、適度なタイミングでポジションをゼロにして資金と自分の心と体を休ませることは大切です。
休みの日数 2020年1月〜6月
2020年1月から6月末まで、「休み」と「ポジションを保有」している期間を分類すると以下のようになります。
- 1月1〜8日:ポジション保有
- 9日〜15日 休み7日
- 1月16日〜1月23日:ポジション保有
- 1月24日〜2月25日 休み33日
- 2月26日〜3月3日:ポジション保有
- 3月4日〜3月16日 休み13日
- 3月17日〜3月27日:ポジション保有
- 3月28日〜5月11日 休み45日
- 5月12日〜6月9日:ポジション保有
- 6月10日〜6月30日 休み21日
この休みの日数を合計すると119日になります。
1月から6月までの総日数は182日です。そこでの休みの期間は119日でした。
総日数の3分の2の期間でポジションをゼロにしておけたことで、着実に足場を固めながら利益を出せたという気がします。
今後も「休み」のペースはこれくらいで、利益を伸ばしていければと思っています。
ここまでの半年間、売買枚数は少な目でやっています。現状利益率は10%をちょっと超えた程度ですが、これでも年間利益率は20%以上確保できるペースです。
損をしにくい体制をペースを維持しながら利益を少しづつ伸ばしていければと思っています。
サヤ取り場帳状況(6月9日〜16日)
NYダウが1日で18000ドルも下落するなど、日経225も乱高下を繰り返しています。
サヤの変動はそれほどではないのですが、いつもよりは激しい動きです。
月日 |
NYダウ |
日経225 |
価格差(サヤ) |
---|---|---|---|
6月22日 |
25968 |
22552 |
3416 |
6月23日 |
26013 |
22507 |
3506 |
6月24日 |
25402 |
22223 |
3179 |
6月25日 |
25590 |
22446 |
3144 |
6月26日 |
24955 |
22200 |
2755 |
6月29日 |
25493 |
22313 |
3180 |
ここのところ、NYダウー日経225のサヤは縮小傾向で推移しています。
4390から縮小してきて6月26日には2755まで縮小しています。
もう少しで2000規模の縮小になります。
NYダウー日経225サヤ取りで2000規模の変動は、かなり大きな部類にはいります。
でも、仕掛けるにはもうちょっという気がするんです。
ここで仕掛けても良さそうなのですが、私としては「ここだ」というところまで待つつもりです。
ポジションゼロでの様子見はもうちょっと続きそうです。
くりっく株365 サヤ取りについて
NYダウと日経225の価格差(サヤと呼ばれています)変動を利用しながら利益をだしていく運用法が「くりっく株365サヤ取り」です。
日本と米国は関係が深いこともあり、NYダウと日経225は相互が影響を与え合うような形で変動しています。
その価格差(サヤ)は、拡大したり縮小したりします。
その流れを利益に変えていくものです。
サヤ変動を利益に変えていくには、「NYダウ売りー日経225買い」という感じの両建てポジションによる売買をしていきます。
具体的な仕掛けパターンは2つあります。
- NYダウー日経225の価格差(サヤ)縮小⇒拡大をねらった仕掛け:日経225売りーNYダウ買い
- NYダウー日経225の価格差(サヤ)拡大⇒縮小をねらった仕掛け:NYダウ売りー日経225買い
拡大を狙うか、縮小を狙うかで、作るポジションが正反対になります。
このサヤ取りのメリットは、大きく3つあります。
- 周囲の雰囲気に呑まれにくく冷静な売買判断ができる。
- 拡大縮小の流れがつかめてくれると収支が安定する。
- 日中株価を見ている必要がないため、忙しくても実践可能
売買には、この後にお見せする「場帳(バチョウ)」という売買道具を使います。
岡三証券が提供するサヤチャートも似たようなタイミングでシグナルが出るので、参考指標として使えそうです。
NYダウー日経225サヤ取り ここまでの成績
- 運用原資:7,797,081円
- 2020年運用元金 8,353,476円
年度 |
損益額 |
累計損益額 |
---|---|---|
2017年 |
1,202,919円 |
1,202,919円 |
2018年 |
819,128円 |
2,022,047円 |
2019年 |
-1,465,652円 |
556,395円 |
2020年 |
994,636円 |
1,551,031円 |
2020年は、堅実な運用をお見せしたいと思っています。
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