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サヤ取りでも活かせる高スペックと利用上の注意点【GMOクリック証券CFD取引】

GMOクリック証券 サヤ取り 高スペック

 

NYダウー日経225サヤ取りで使っている口座は2つ、くりっく株365とGMOクリック証券CFD取引口座です。

 

 

前回、くりっく株365についてまとめました。

 

 

今回は、GMOクリック証券CFD取引口座です。

 

 

GMOクリック証券 CFD取引の特徴

 

GMOクリック証券CFD取引口座は、取り扱い銘柄数が多く、様々な分野の運用が可能です。

 

主な取扱銘柄

 

  • 世界中の株価指数
  • 個別株(中国株・米国株)
  • 商品先物
  • VIX・ハイレバレッジETFなど

 

私達が使うのは、「日経225⇒日本225」「NYダウ⇒米国30」です。

 

銘柄の呼び名がちょっと違うだけで中身は一緒です。

 

スプレッド・手数料

 

GMOクリック証券 スプレッド 手数料

 

GMOクリック証券 CFD取引 スプレッド

 

これは2020年6月15日日中のスプレッドです。

 

  • 日本225 スプレッド5
  • 米国30  スプレッド9

 

この日はちょっと広目でしたが、狭いときは1〜3というときもあります。

 

固定スプレッドではないものの、ほとんどの時間で低スプレッドで提供されています。

 

日本時間でも欧州時間でもそれほど差はないようです。

 

売買手数料は無料です。

 

この手数料・スプレッド条件は、業界最狭水準です。

 

くりっく株365以外と比較しても価格調整額が売買差ゼロであることも考慮すれば、ダントツの好条件になっています。

 

単純な短期売買をするのにも最適で、有利な売買ができます。

 

証拠金・レバレッジ・1枚の約定代金

 

GMOクリック証券 証拠金基準額

 

日本225

 

GMOクリック証券 CFD取引 スプレッド

 

米国30

 

GMOクリック証券 CFD取引 証拠金 レバレッジ

 

これが売買に必要な情報です。

 

取引単位が10倍とくりっく株365の10分の1のロットになっています。

 

つまり、小資金での売買がやりやすくなっています。

 

レバレッジは10倍に固定されていて、1枚の必要証拠金は2万円台でです。

 

サヤ取りで注意すべきなのが、「損益計算の通貨」です。

 

日本225は日本円なのですが、米国30は米ドルなのです。

 

米国30の損益は300ドルという具合になるので為替レートの影響を受けることになります。

 

サヤ取りではちょっと工夫が必要です。

 

私は、為替レートを考慮しながら、売買枚数で調整しています。

 

1米ドル=110円の時のサヤ取り売買枚数比率

 

  • 為替レート 1米ドル=110円
  • 日本225 10枚
  • 米国30   9枚

 

為替レートが1米ドル=100円であれば、日本225と同じ10枚で良いのですが、110円・120円となるときは米国30の売買枚数を減らします。

 

これは、米ドル円が上昇するとそれだけで米国30保有ポジションの損益が膨らむことになってサヤ取りのバランスが悪くなるためです。

 

この部分と後述するセーフティバルブシステムへの対応が、GMOクリック証券を使う際にもっとも注意すべきポイントになります。

 

GMOクリック証券の価格調整額

 

GMOクリック証券CFD取引での調整金は、「価格調整額」と呼ばれています。

 

この価格調整額は、日本225・米国30ともに年に4回だけ発生します。

 

更に、GMOクリック証券の価格調整額は売りと買い値が同値になっています。

 

売りと買いを足せばゼロ円となるので売買差ゼロということです。

 

CFD取引口座でこの調整金が売買差ゼロというのは、「くりっく株365」と「GMOクリック証券」の2口座だけです。

 

ただ、GMOクリック証券の場合全ての価格調整額が売買差ゼロというわけではありません。

 

日本225と米国30は売買同値ですが、銘柄によって差が出るものもあります。

 

日本225と米国30のサヤ取りをする上では売買差ゼロでいけます。

 

GMOクリック証券 価格調整額

 

GMOクリック証券 CFD取引 価格調整額

 

これは、米国30のこれまでの価格調整額推移です。

 

GMOクリック証券の売りと買いの金額も同じで売買差ゼロになっています。

 

買いだからいつでもプラスという訳ではないというところも留意しておくべきところかもしれません、

 

2020年に入ってからはコロナ・ショックなどの影響もあり昨年とは桁の違う金額になっています。

 

価格調整額は、その時期の金利情勢や相場変動状況によって大きく変動します。

 

両建てが中心となるサヤ取りでは、価格調整額の売買差ゼロは費用負担を減らし利益増に貢献してくれる要因になります。

 

セーフティバルブシステムへの対応

 

ロスカット制度にご注意

 

GMOクリック証券 CFD取引 セーフティバルブシステム

 

GMOクリック証券のCFD取引で注意すべき独自の制度として「セーフティバルブシステム」があります。

 

これは、ポジション事にロスカットレートを設定することで、相場激変時などにポジションが一気に損きりとなるような事態を防ぐためのものです。

 

良い制度なのですが、私たちがその仕組みを理解しておかないと知らないうちにポジションが損きりされるような事態がおきます。

 

なぜかというと、この「セーフティバルブシステム」ではポジションを作ったときに自動的に「ロスカット注文」が設定されてしまうからです。

 

ロスカットレート画像

 

GMOクリック証券 CFD取引 セーフティバルーンシステム 2

 

薄赤色部分がロスカットレートです。この画像では17000となっています。

 

このレート、ポジションを作ったときは自動的に21000台で設定されています。

 

そのままにしていたら、6月15日に21000前半まで下落したときにロスカットされてしまうところでした。

 

実際には、その前の時点で17000に変更しているのでロスカットはされずに残っています。

 

こんな感じで、自動的にロスカットレートは設定されるものの、変更も簡単にできます。

 

だからこそ、ポジションを作ったら忘れずにロスカットレートを確認し、必要があれば変更しておかねばなりません。

 

この制度を理解して、ポジションを作ったあとに確実にロスカットレートの確認・変更をやれるようになっていれば問題はありません。

 

「うっかり」しやすいところですのでご注意ください。

 

注意点すべき部分はあるものの、高スペックでコスト負担の少ない運用ができるのがGMOクリック証券CFD取引の良いところです。

 

この長所をしっかりと利益に繋げていきましょう。

 


NYダウー日経225サヤ取り 目次

 

 

実際の売買

 

2020/06/17


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