ドルコスト平均法 2015年の成績状況
この運用も3年経過しました。この辺からが面白いところです。
積立運用の差がでるのはこれから
この運用で目指している最終利回りは年間10〜20%くらいです。随分低い目標だと感じるかもしれませんが、着実に資産を増やしていくという意味では十分な利回りです。
これでも、20%の利回りで15年・10%で23年で1億円達成できることになります。昨年までは20%ペースで推移していました。現在は豪ドル円が下落しているため11月時点では収支トントンとなっています。
2015年11月現在は、下げ相場時期は収支は落ちています。ただ、安値で買い平均値を下げ続けているので将来のための有利な形を作っている時期と言えます。これから10年・20年と続けていく運用ですので、気長に運用資産推移を観察していきます。
積立形式の運用というのは、モチベーションを維持するのが難しいものです。
だって、最初のうちはほとんど差が出ないからです。
毎月の積立額も収入のなかから無理のない範囲で行うので当然といえば当然なのかもしれませんが普通の運用しているほうが良いかもしれないと思うことは一度や二度ではありません。
差が出はじめるのはこれからなんです。先ほどの「1億円までの道 運用利率別」の年度別運用資産をもう一度ご覧ください。
3年ぐらいだと運用利回り0%と20%の差はそれほどないですよね。
でも、5年目以降かなりの差がでてきています。7年目の時点では運用資産で2倍の差があります。
複利ペースでの20%運用を7年目に達成できるかどうかはわかりません。それでも、5%・10%・15%のどれにおいてもそれなりの利益の上乗せがあるのが確認できるはずです。
投資運用のお金の増え方に決まった形はありません。私の純ドルコスト平均法口座の運用資金もかなり不規則な変動をしています。
このページのグラフは毎月更新しています。私の目標は1億円ですので、そういう形で動いていくのかをたまに予想したりして楽しんでいます。
何事も、最初から10年以上の長期を見据えて取り組めるものであれば不可能なことなんてそれほどはありません。この純ドルコスト平均法も、毎月楽しみながら積立を続けていければと思っております。
ドルコスト平均法2015 目次
- 第1回ドルコスト平均法での成功者が少ない理由
- 第2回ドルコスト平均法 上げ相場のメリット・デメリット
- 第3回ドルコスト平均法 下げ相場のメリット・デメリット
- 第4回ドルコスト平均法成功の肝 下げ相場の戦い方
- 第5回ドルコスト平均法 買い続けるための3ステップ
- 第6回豪ドル円大暴落 実は10年に1度だった
- 第7回運用資金増加と成功の道筋
- 第8回安全性の「要」 資金管理ルール
- 第9回ドルコスト平均法 2015年の成績状況
- 第10回FX大失敗 を防ぐ ドルコスト平均法積立ルール鉄則
- 第11回「天井買わず 大底に買う」のための売買ルール
- 第12回利益確定後の再投下資金 売買ルール
- 第13回ドルコスト平均法 初心者の方へ 最初の注意事項
- 第14回ドルコスト平均法 適正レバレッジに合わせて売買ルール変更
- 第15回利益確定のタイミング
- 第16回豪ドル円15円抜き 欲張りな利益確定の理由
- 第17回レバレッジ付定期外貨取引 円高に強い設定事例
- 第18回純ドルコスト平均法成功のポイント その1
- 第19回その2 大底圏を丁寧に拾えるドルコスト平均法
- 第20回その3 FX積立派ポジションは暴落で強くなる
- 第21回その4 レバレッジを変動させることで効果を上げる
- 第22回その5 個人差がでない誰でも成果が望める
- 第23回FX積立運用成功のための必要能力 それは「グリット」
この連載は、SBIFXトレードを使用した純ドルコスト平均法実践のためのコツやルール改良点などをまとめたものです。このドルコスト平均法運用の概要や運用状況は下記にてまとめてあります。