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MT4で罫線分析ツールからの移動平均線表示 MT4入門第4回

MT4でチャートを表示させる方法は大きく2つあります。

 

 

私はどちらもよく使います。まずは、罫線分析ツールからの表示方法からご紹介します。

MT4で罫線分析ツール 5日移動平均線表示までの手順

MT4上で移動平均線を表示するまでの手順をまとめました。RSIやボリンジャーバンドなども同じ手順です。チャート表示方法は2種類あるのですが、今回の方法はてっとりばやくチャートをみたいときに使います。

 

まずはMT4でのタイムフレームの見方です。

MT4で罫線分析ツール

左かららM1〜MNとなっています。

 

  • M1=1分足
  • M5=5分足
  • M15=15分足
  • M30=30分足
  • H1=1時間足
  • H4=4時間足
  • D1=日足
  • W1=週足
  • MN=月足

 

ボタンを押すだけで表示チャートがそのタイムフレームに切り替わります。チャート表示パターンの変更もよく使います

 

MT4で罫線分析ツール2

 

チャート表示は3種類あります。左から「バーチャート」「ローソク足」「ラインチャート」となっています。その次の+は拡大、−は縮小です。チャート表示はそれぞれの好みなのですが、私は昔から慣れ親しんでいるローソク足が好きで基本的にローソク表示で使っています。

 

では、チャート上に移動平均線を表示してみましょう。

 

MT4で罫線分析ツール3

 

通貨ペアは、前回からの話の続きでEURZAR日足を使います。どの通貨ペアを使っても手順は同じですので、お好きな通貨でやってみてください。

 

MT4で罫線分析ツール4

 

まず、一番上の段の左から3番目にある「挿入」を選んで、「罫線分析ツール」「トレンド」「Moving Average」と画面通りに選んで生きます。移動平均線=Moving Averageという具合に基本的に英語表記ですので、日本語でのチャート名になれている方は、最初はちょっと辛いかもしれません。あと、チャートが「トレンド」「オシレータ」「ボリューム」といった具合にジャンル分けされているのですが、お目当てのチャートがどの分類に入るのかから探すケースもあり、最初はちょっと使いにくい気もします。

 

でも、これは慣れです。慣れてしまえば問題はありません。

 

MT4で罫線分析ツール5

 

先ほどの手順で選ぶと移動平均線の設定画面が表示されます。期間、移動平均線の種別、適用価格、スタイル(線の色、太さなど)などを設定します。最初は、期間とスタイルと種別くらいいじればいいかと思います。設定が終わったら「OK」ボタンを押します。

 

MT4で罫線分析ツール6

 

先ほどの設定を表示させたチャートです。

 

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移動平均線の種類について

MT4で設定できる移動平均線はデフォルトで4種類あります。

 

  • Simple(SMA):単純移動平均線
  • Exponential(EMA):指数移動平均線
  • Smoothed(SMMA):平滑移動平均線
  • Linear Weighted(LWMA):線形加重移動平均線

 

単純移動平均線(SMA)

 

私たちに一番馴染みの深い移動平均線です。設定した期間の平均値です。

 

指数移動平均線(EMA)

 

計算式はさておき、単純移動平均線よりも値動きへの反応が速い傾向にあります。

 

平滑移動平均線(SMMA)

 

計算式はさておき、EMAよりも更に値動きへの反応が速い傾向にあります。

 

線形加重平均線(LWMA)

 

計算式はさておき、SMAに比べて値動きの反応が速くなります。

 

計算式など詳細な説明は、この連載の教科書本で紹介した豊嶋先生の「FXメタトレーダー入門」の64ページあたりをご覧下さい。

 

随分、アバウトな説明と思われるかもしれませんね。実はこのアバウトさには理由があります。数学的な話が得意ではないだけかもしれませんが(汗)。

計算式は覚えない 特徴だけ覚える理由

この「計算式はさておき」は、敢えてそうしています。そのチャートの計算式は特徴を掴むために最初はみるのですが、深く考えたりはしません。

 

これは「思い入れの強い指標を作らないため」でもあります。

 

どのチャートでも、得手不得手があります。万能チャートは存在しないので、特定のチャートにこだわらないようにしています。特に、EA作り初期の頃は、いろんなチャートをいじってみることが大切だろうと思っています。

 

最初から好きなチャートにこだわっている状態は、小さな池の中だけで遊んでいるようなもので大海を知らないままになってしまう可能性があります。

 

私は、もともと移動平均線などの指標を全く使わないトレードをしています。亀千人投資術なども移動平均線やRSIを組み合わせたりはしません。

 

参考:亀千人投資術

 

こういう裁量トレードをやっているせいか、チャートについても「数字遊びの部分もあるので使い分けていけば良い」という程度の認識でみています。

 

とはいえ、自動売買では何か売買の基準が必要なので指標の理解は必須です。指標の理解は必要ですが、計算式を深く考えたり、その指標について調べて掘り下げていくとどうしても好き嫌いがでてきます。通貨ペアによっても、合う指標は違います。

 

そんなこともあり、今の私はチャートを公平にみて使い分けが出来るようにするために計算式など深く掘り下げないようにしています。

 

移動平均線の話をもう少し続けさせていただきますね。  

 

この4本の移動平均線を同時表示するとわかるのですが、結構な違いがあります。EAつくりでも、4本の移動平均線を覚えておくと役に立ちます。

 

  • 決済にSMAを使っている。でも、反応が遅れがちなのでEMAを使ってみようかな
  • この通貨ペアで、どの移動平均線を使うべきか、4種類で最適化してみよう

 

こんな使い分けをことをしたりしています。移動平均線は、これからよく使うことになりますので、種類などは把握しておきましょう。

 

ちなみに適用価格も7種類あります。今のところ私は「CLOSE(終値)」だけでやっています。ここの使い分けが有効なこともありそうなのですが、その検証はまだまだ先になりそうです。

MT4入門 目次

2014/02/10


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