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MT4コンパイルの意味と手順 MT4入門第10回

「あれ? 入れたはずのEAがMT4画面に見当たらない」

 

こんな現象が起きたら、その原因はコンパイルかもしれません。MT4は、mq4ファイルだけで入手した場合、MT4のフォルダに入れただけでは動きません。コンパイルという作業をすることでex4ファイルが生成されて動くようになります。その手順をまとめてみました。

コンパイル mq4からex4に翻訳する作業

有料EAの購入経験のある方は既にコンパイルなんて当たり前のようにご理解されていると思います。でも、私のように有料商材を買ったことがなく、基本的にお金をかけずにやっているとこういう簡単な作業でも理解できなくてつまづきの原因になったりします。

 

コンパイル自体はとっても簡単です。

 

メタエディター起動

 

コンパイル1

 

左側の画面「expert」フォルダをクリックしてコンパイルするEAを選択

 

コンパイル2

 

コンパイルするEAを選択

 

コンパイル3

 

コンパイルボタンクリック

 

コンパイル4

 

エラーなければ完了

 

コンパイル5

 

この画像は、MT4 build600のものです。記事を書いている2014年2月現在ではMT4最新バージョンとなります。build600からメタエディターのアイコン画像が変更になっています。手順はバージョンアップ前と変更はありませんのでご心配は要りません。

 

無料EAを入手してexpertフォルダに間違いなく入れたのに、MT4で動かすときにEAが見当たらないときがあります。これは、コンパイルしていないことが原因だったりします。こんな簡単なことがわからない人なんていないよ、こう思う方もいるかもしれません。

 

でも、私自身が「EAはコンパイルしないと動かない」という意味を最初は全く理解できていなかったので同様の方もいると思い作成してみました。。

コンパイルの意味

コンパイルは、「翻訳する」といった意味があります。米国人と話すために英語を使うのと同じような感覚なのでしょうね。日本語で文章を作ったけれどそれでは一般米国人にはチンプンカンプンなので英語で文章を書き直すのと同様の作業がMT4のコンパイルと私は解釈しています。。
MT4のプログラムは、●●.mq4というファイル名で作成します。これをコンパイルすることで●●.ex4というファイルに変換されます。EAを動かす際にはex4ファイルでないといけないというのがMT4のルールです。

 

自作EAなどは、コンパイルすることでエラーがわかります。このエラーを修正する作業をデバックといいます。本格的にEAを作るようになっていくと、このデバックがとても重要になります。

MT4入門 目次

2014/02/24


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