当ページは、アフィリエイト広告を含みます。

スワップポイントの税金

スワップポイントの税金のかかり方には2種類あります。スワップ投資を税金ゼロの範囲でやろうという時には、この辺の知識が必要になります。

 

簡単なので覚えておくと便利です。

FX業者で違ってくるスワップポイントの税金

結論から書くと、FX業者によって発生したスワップポイントのかかり方が2種類あるということになります。

 

具体的には、スワップポイントの課税対象となる時期が2つに分かれます。

 

  • Aスワップポイントが発生した年に課税対象となる。
  • Bポジションを決済した年に課税対象なる。

 

スワップポイント比較

 

上記で使っている業者で分けてみましょう。

 

 

AのタイプのFX業者さんは「スワップポイント引き出し自由」と書いてあることも多いのですが、例外もあります。

 

この違いについてちょっと考えてみましょう。

スワップポイント税金 AタイプとBタイプの違い

例えば、サラリーマンの方がスワップ投資をしていて年間40万円のスワップポイントが発生した場合で考えてみましょう。買いポジションは保有したままで、他に運用益や確定申告するようなものはないとします。

 

  • Aの場合:今年のFX利益40万円 これに今年税金が課税される。
  • Bの場合:今年のFX利益0円 ポジションを決済していないのでスワップポイントは翌年以降の課税対象となる。

 

今年だけ考えるとBのとかのほうが有利って気もしますよね。

 

でも、今年税金がかからないだけで決済した年にはかかるのですから税金の仕組み上は有利も不利もないことになります。

 

でも、「確定申告不要又は無税の範囲内でスワップ投資をしている」なんて場合には、この辺の違いがとても重要になります。

確定申告申告不要20万円の範囲でスワップ投資の場合

上記と同じ条件で利益が20万円だっとします。3年間買いポジションを保有してから同値で決済した場合だとこうなりま。

 

Aの場合

 

  • 1年目:利益20万円 申告不要枠なので税金0円
  • 2年目:利益20万円 申告不要枠なので税金0円
  • 3年目:利益20万円 申告不要枠なので税金0円

 

Bの場合

 

  • 1年目:利益0円 決済していないので利益0円
  • 2年目:利益0円 決済していないので利益0円
  • 3年前:利益60万円 税率20%として税金12万円

 

Aであれば、税金0円で済むのですがBの場合は税金が12万円かかることになります。

 

3年もポジション保有したりするか?

 

こういう疑問もあるかもしれません。でも、スワップ投資ならします。私の手持ちポジションでも3年くらい買いポジションのままのは結構あるのです。私のように、低レバレッジで気長にポジションを持ち続けるという方は、昔よりも増えている気がします。

 

スワップ投資で、このケースのように、「税金ゼロの範囲で低リスクなFX運用」をやるつもりでいる方の場合は、FX業者の選び方次第で税金がかなり違ってきますのでご注意くださいませ。

 

 

両社ともに、自己資本規制比率も高く安定しているので長期間ポジションを持つスワップ投資には向きます。あとは、どれくらいのポジションを持ってやるのかというところです。発生する予定のスワップポイントが「無税の範囲」に引っかかるかどうかでFX業者の選定をすると良いと思います。

トレード派はあまり意識する必要なし

スワップ投資以外の方は、スワップポイントの課税対象範囲はあまり気にする必要はありません。トレードでの運用益や運用損が申告対象のほとんどを占めるからです。

 

あくまで、スワップ投資をされている方のための注意事項です。

FX税金基礎 目次

2012/05/25


記事がお気に召しましたら、共有・拡散お願いします。

このエントリーをはてなブックマークに追加   
TOPへ