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損失繰越手続き 損をした年が大切

損失繰越を有効にするには、損をした年に必ずしないといけないことがあります。

 

 「確定申告で損失繰越書類を提出しておく」

 

ここでは、その手続きの際に参考になる事項をまとめました。

損失繰越手続き 損をした年が大事

他に確定申告の用事がない場合でも、損失繰越だけはしておく必要があります。

 

翌年利益が出てから、「損失繰越の手続きをしていないのですが・・」では、おそらく認めてはもらえません。

 

ちなみに、利益が出たときも確定申告をしますよね。基本的に2012年からは、損が出てもやったほうが絶対に良いと思います。基本的にFXをやっている人は毎年確定申告をするつもりでいるべきでしょう。

 

確定申告しなくて良さそうなのは、無税の範囲でスワップ投資という方lくらいではないかと思います。他の運用法では、確定申告やったほうが有利なケースが多いのです。

 

損失繰越に必要な書類も大雑把に覚えておきましょう。。

損失繰越 必要書類と手続き

2011年までの必要書類です。2012年以降も多分同じだと思われますが、直前になったら念のために確認してから作成して下さい。

 

必要書類

 

 

今年から書式の文言が変わるかもしれません。「先物取引」という部分が「先物取引及びデリバティブ取引」などという感じです。

 

ここ数年のFXの伸び方が大きいのでそれを考慮した書式名になる可能性があります。上の3つは税務署に置いてあり、残りの2つは税務署HPから打ち出して使用します。

 

最新書式を探す際は・・・

 

「先物取引に係る損失繰越用 2012」

 

グーグルでこんな感じで検索すれば最新版がみつかるはずです。

 

この書類は繰り越す損が残っている間は、利益が全く無くても毎年出す必要があります。この書類を出し続ければ、損失繰越は3年間有効です。

損失繰越の効能

店頭FX口座でも今年から損失繰越が出来るようになったことで、私自身はこう感じています。

 

「心理的に損きりがやり易くなる」

 

去年までは、店頭FX口座では損切りすべきときにためらってしまうことがたまにありました。今年に入ってからは、そういう事はなくなり、開放された気持ちにもなっています。

 

「1000万円損しても3年以内に1000万円利益出せばチャラ」

 

この意味は大きいです。

 

1000万円損しても同じ利益出せばいいなんて当たり前のように感じるかもしれませんね。でも、現実には当たり前の事が当たり前じゃないことはあるものです。

 

特に税金がからむとあります。

 

事実、2011年までの店頭FX口座は、1000万円損して1000万円利益出しても税金払った分だけマイナスになっていました。

 

1400万円損して1400万円取り返すには税金分を考慮すると1800万円くらい利益を出さないとダメなのが、去年までの店頭FX税制でした。

 

今年からは、1400万円の利益を3年以内に出せば元金がそっくり戻ります。

 

私も、去年までの店頭FX運用では損きりを極力しないような運用をしてきました。当然、思い切ったポジション操作はできませんでした。2012年以降はちょっとだけ大胆になっているかと自分では思っています。

 

損失繰越があるお陰で思い切り売買が出来るようになる

 

これが、私の正直な気持ちです。

損失繰越手続き まとめ

「損失繰越の手続きと必要書類」

 

損をしても取り返せばチャラになるというのが損失繰越の良いところです。悪いポジションは損きりしながら、堅実に利益に繋げていきましょう。

FX税金基礎 目次

2012/05/29


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