サヤ取り 最強伝説
私が感じるサヤ取りの魅力についてまとめました。
サヤ取りを紹介する理由
今回よりサヤ取りの連載を始めます。
まずは、「なぜ私がサヤ取りを定期的に紹介するのか」について書かせて頂きます。
私が20年間商品先物時代から専門としているのは、サヤすべり取りです。ただ、私が林先生の本で始めて利益を出す喜びを覚えたのは株式サヤ取りです。
読者の方にもサヤ取りをやっている方が結構います。
皆、単純なやり方で自分なりのやり方で続けているようです。
数ヶ月前に会った方は、私のレポートを基本としてやって年間700万円の利益が出たといって確定申告書のコピーを見せてくれました。
参考:
私のメルマガで定期的に何度もサヤ取りを連載するのには2つの大きな理由があります。
- サヤ取りで破産したという話はほとんど聞いたことがない。
- 最後まで成功した人にサヤ取り実践者が多い
私は、昔の大相場師の本をよく読みます。大相場師達の盛衰は、運用資金や技術の差こそあれ私たち一般投資家にも学ぶべきところが大きいからです。
現在価値換算で一時的に数十億以上の利益を出すような人は昔から沢山います。でも、一流といわれる相場師達でも最後まで残るのは10%くらいです。
残り90%は、破産したり失踪したり沈んだまま浮かばず日の当たらない最後を迎えます。
一流相場師といえど、10%が勝ち組・90%が負け組くらいの割合です。
その中で、サヤ取り相場師の成績は特筆に価します。90%の負け組みにサヤ取り系はほとんど入っていないのです。10%の大成功者のなかに多くのサヤ取り相場師たちが入っています。
例えば、山崎種二さんや旧山一證券のもとを作った小池国三さんなどです。あのジョージソロスもサヤ取りで練習をしていたとも言われます。
こう書くと、サヤ取りの有料商材を探し始めてしまう方がいます。
でも、それは少しお待ちくださいね。
サヤ取りの有料商材をいくら買っても儲かる可能性は高くはならないようなのです。
サヤ取りの有料商材を買う前にすること
なぜなら、これだけ有益なサヤ取りなのに、「このサヤ取り商材を買って儲かった」という話を聞いた事がないからです。
宣伝ページや、その商材について書いたブログなどを読んでも「このサヤ取りで本当に儲かるのか」というものが結構あります。それでも結構売れているとようです。
この背景には、サヤ取りは両建を基本とするせいか、考え方がちょっと普通とは違うのでそれを見抜くのはちょっと難しいのだろうという気がします
良い商材を探すにしても、サヤ取りの基本を理解しておく必要があります。
そして、出来れば少し手作業をして仮想でも良いので売買練習もしてみるといいです。
そうすることで、本当に儲かるサヤ取りについての理解が深まります。
有料商材に興味があれば、それから探しても良いと思います。
はっきり申し上げますが、私が今までやってきたサヤ取りはお金はかかりません。
昔は過去データの取得に一番お金と手間がかかったのですが、現代はパソコンがあれば無料で大量のデータ入手ができます。
売買手数料やスプレッドも私がやっていたころの10分の1くらいですので、昔よりも今の方がサヤ取りにはお金を掛けずに簡単に出来ます。
- 株式サヤ取りであれば栗山先生の本
- 商品先物のサヤ取りであれば羽根英樹さんの本
- FXサヤ取りなら・・私のレポートと栗山先生の本
FXに関しては、私のだけでは心もとないのでしっかりとした教科書本として栗山先生のがあると万全です。
これらを読んで売買道具を揃えてまずはやってみるのが最善です。
上記の本を読んで「サヤ取りはちょっとわからん」という気持ちになったら、違う運用法中心にやっていったほうが良いと思います。
「わからないものには手を出さない」
投資の世界で火傷をしないためには大切なことです。
サヤ取り全体の話はこれくらいにしておきます。
これでみんなにレポートを申し込んで頂く・・・としたいところですが、今回の連載でレポートは必要ありません。レポートなくても誰でも簡単に出来るサヤ取りだからです。
サヤ取りにもいろんな種類があります。今回連載で扱うのは、「スワップポイントサヤ取り」です。
- 仕組みが単純
- サヤ取りの中でも確実性が高い
- ほとんど損しない
- レポートもいらない
- 既に多くの実践者・愛用者がいる。
利益率はそれほど高くはありませんが、為替リスクほぼゼロで出来る確実性の高い運用法のせいか人気があります。
次回からスワップポイントサヤ取りについて入ってまいります。
スワップポイントサヤ取り 目次
FX業者のスワップポイント差を利用した運用法、スワップポイントサヤ取りの連載です。為替リスクほぼゼロで利益を出していくのがこの運用法の長所です。2つのFX業者を使って行う運用法で、現在の通貨ペア別の最適組合せは以下を参考にされてください。
確実性が高い分だけ、利益率は低くなるのですが、安全重視の運用をしたい方に合います。ただ安全性確保には基本事項を守っていく必要があります。まずは、以下の記事で基本事項の確認ができます。
- 第1回サヤ取り 最強伝説
- 第2回スワップポイントサヤ取りとは?
- 第3回サヤ取り業者選定と最近の傾向
- 第4回FX売りポジション用 有力業者2社比較
- 第5回スワップポイントサヤ取り ポジション作成の目安
- 第6回FX両建て必勝維持のための300万決済
- 第7回資金管理編 基本形
- 第8回異業者両建て 銀行選びが案外重要
- 第9回FX両建て 資金移動のイメージ
- 第10回資金移動
- 第11回為替リスクほぼゼロであるがゆえの欠点
- 第12回FX含み益ポジションからの資金移動について
- 第13回スワップポイントサヤ取り 4つのリスク
- 第14回南アフリカランド円両建て スプレッドにご注意
- 第15回両建で失敗する人はほとんどこのリスクに引っかかる
- 第16回両建ポジション作成 4つのステップ
- 第17回異業者両建利益計算誤解の主因 評価損益計算方法
- 第18回両建運用 入出金にご注意 口座凍結・過去に遡って無効も有
- 第19回両建ポジションのスプレッドを狭くする工夫
- 第20回異業者両建での成功・失敗の目安
- 第21回南アフリカランド円暴落 じつはチャンス
- 第22回ゆるい円高は有利? FX両建都市伝説検証
- 第23回大証FXの運命とポジション作成お得な日
- 第24回FX両建て 利益を増やすための応用編
- 第25回南アフリカランド円売買タイミング検証
- 第26回南アフリカランド円買いで勝てるシナリオ作れず断念
- 第27回南アフリカランド円FX業者 裁量トレードはここを使う
- 第28回スワップポイントサヤ取り 手順まとめ
- 第29回株券担保FX スワップポイントサヤ取り編
- 第30回代用有価証券でFX両建 メリット・デメリット
- 第31回スワップポイントサヤ取り 最終回