FXを使って10年で1000万円つくるには
「10年で1000万円作るとしたらどんな方法があるだろう。」
そんな発想で運用し続けているのが、今回紹介する「純ドルコスト平均法」です。
1年で100万円づつ貯金をしていけば、10年で1000万円は作れます。月に直せば毎月8万円くらいの積立貯金です。でも、毎月8万円というのはなかなかキツい金額でもあります。
でも、FXを使って・・・
そして、スワップポイントも利用して・・・
しかも、ドルコスト平均法の効果も使って・・・
値上がりしたら決済利益も出していく。
こうすることで、どれくらい効率的になるかという計算をしたところ、興味深い見通しができました。机上の空論ではつまらないので、現実に始めてみた次第です。
この運用法詳細は、数ヶ月前に無料レポート読者限定で紹介したものです。当時から少しづつ始めている方は、相場上昇の恩恵もあって、既に利益状態の方が多いようです。
でも、油断はしないで下さいね。
運用期間10年の長丁場ですので、これからいろんなことが起きるはずです。そういった環境変化も楽しむ余裕を持ってやっていきましょう。
今回の連載では、数ヶ月やって改善したポイントも含めて「純ドルコスト平均法」についてまとめていきます。
FX積立 只今の状況
FXを使って積立形式で資産を作っていくのがこの「純ドルコスト平均法」です。昨年10月より始めています。
現在のポジションの状況はこうなっています。
個別ポジション明細をみていただきますとこれまでの買いポジション作成経緯が確認できます。11・12・1月の3回に分けて買いポジションを作成してきています。
入金は、10月1.5万円と11月から毎月3万円ずつ入金していて、これまで5回入金をしています。最初の10月はお試し段階だったため1.5万円と半端になっています。
合計入金額は13.5万円です。
今までのポジションをまとめた全体ポジションは以下のようになっています。
3回分の合計ポジションが5210豪ドルです。買い平均値は86.3826円となっています。
この辺で、すでに疑問がでてきたかもしれません。
4回入金してなんで3回しか買っていないんだ?
とかですね。この辺の理由はこれから説明をしていきます。後で書きますが、こういう時期は入金だけしてポジションは作らないルールにするといった工夫がしてあります。
この運用法は、「FXを使った積立預金形式運用」ということで安全性も重視してやっていきます。現在のように、豪ドル高値圏と思われる状況では無理に買いポジションを作ることはしません。
この純ドルコスト平均法では3種類のルールを作ってあります。
- 基本ルール
- 利益確定ルール
- 運用停止ルール
ルールといっても、難しいものではありません。
- ドルコスト平均法の効果を出せる運用
- 無理をせずに心理的負担の軽い運用
この2点に注意してやっています。積立預金感覚でやっていくFX投資という感じではあるのですが、ここまでは言い過ぎかもしれません。
銀行の積立預金は元本保証されています。この運用法は、10年の間には、含み損を抱える時期もほぼ確実にあります。
これからご説明していくルールをもとにリスク管理をしっかりしていけば破綻することはまずないと思いますが、無論ゼロではありません。
ただ、毎月の積立であるのは間違いないので「積立預金」とは呼ばずに「積立」というところで表現を抑えています。
FX積立 純ドルコスト平均法 理論編 目次
- 第1回FXを使って10年で1000万円つくるには
- 第2回10年で1000万円のシナリオ FXを使って月3万円積立
- 第3回FXドルコスト平均法 現実運用から感じる効果と怖さ
- 第4回キヨヒサより有利にポジションを作る方法
- 第5回レバレッジ5倍でスワップポジション作り続ける理由
- 第6回予備資金の役割 FX純ドルコスト平均法のポイント
- 第7回定期買いと下げ相場への対応
- 第8回暴落時代に始めたドルコスト平均法 体験談
- 第9回FX積立 やる気がおきないときの対応
- 第10回ドルコスト平均法 利益確定までのルール
- 第11回FX1000pips以上 3つの利益確定基準の根拠
- 第12回FX利益 2倍返し・3倍返し 当たり前の理由
- 第13回運用停止ルール 純ドルコスト平均法のやり方
- 最終回銀行積立とFX積立 1000万円作るならどっちが有利
- 補足レバレッジ下げるスワップポイント効果一覧表
- 補足純ドルコスト平均法 予備資金を入れた効果表
運用状況は以下を参考にして下さい。