逆張り・ナンピン 有利不利の目安

逆張り・ナンピン 有利不利の目安 CFD取引入門 第12回

前回はCFD取引で「コーン」に絞った理由について書きました。今回は、実際の売買の基本ルールについてです。コーンうねり取りで行っている「逆張り・ナンピン」についても私の考え方をまとめました。

コーンの周期性を利用する

ここ数年の値動きを観察すると「コーン」には1年を1回転とする周期があるようです。例えば、こんな感じです。

 

  • 春に高くなり
  • 秋に安くなる

 

いつも春に高くなるわけではありませんが、大雑把な上げ下げがあります。こういう周期がある銘柄は「うねり取り」で利益を出しやすいのです。

 

場帖記入をしながら大きな流れを掴み、「下げたら買い」「上げたら売り」の単純な売買でやっていけます。私は、3分割を基本にしてやっていきます。

 

  • ある程度下げてから3回に分けて買いポジションをつくる
  • ある程度上げてから3回に分けて売りポジションをつくる

 

所謂、「逆張り・ナンピン」と呼ばれるやり方です。これで通常の年は、無理なく利益を狙っていけます。問題は、相場が大きく荒れたときです。

荒れすぎれば一旦休み

流れが崩れたときは基本的には「売買を休む」ようにします。コーンに置き換えれば以下のような時期です。

 

  • コーンが半年超上昇し続けて下げ転換しそうにない。
  • 反対に、コーンが半年超下落を続けて下げ転換しそうにない。

 

この状況は「場帖」と「グラフ」で掴みます。含み損を抱えたままポジションを保有することになったとしても、最長のポジション保有期間は6か月以内です。通常1年周期で考えれば、ポジションを保有してから6か月経過している状態は、すでに1年周期が崩れていることを意味します。

 

こういう時は少々含み損があっても「損きり実行」のときです。流れが崩れれて相場が大きく荒れたときは損きりをします。

 

この時にやってはいけないことがあります。

 

それは「荒れ相場での逆張り・ナンピン」です。

 

相場が一年も同じ方向にいくと、ついつい逆張りで勝負したくなるものです。上げすぎれば「そろそろ天井」、下げ過ぎれば「そろそろ大底」と考えたくなり勝負したくなるのは、世界の投資家共通しています。

 

でも、「周期が崩れたときの逆張り」は非常に危険です。仮に、こういう相場展開になっって捕まったら「損きりして逃げる」のが最良の選択肢となります。間違っても「買いポジションを追加して勝負」してはいけません。

 

まずは、「荒れ相場に手を出さない」ことが大切です。万が一手を出しても「荒れ相場と認識」したら損きりすれば大怪我はせずに済みます。

 

そのため「荒れ相場は休み」というルールにしてあります。

 

この辺は、「低レバレッジのスワップ投資」や「現物保有の株式投資」に慣れてしまった方は、特に注意すべき部分です。CFD取引のレバレッジをFXの感覚でとらえていると恐ろしいことになるからです。

 

CFD取引では、「コーン」だけでなく「原油」「大豆」も、1年以上かけて値が数倍に暴騰したり、3分の1くらいに暴落することがあります。こういうパターンの値動きは銘柄によってですが、定期的にあります。

 

このCFD取引の値動きをFXに置き換えれば、現在90円台の豪ドル円が「270円に上昇」したり「30円まで下落」したりするのと同じことになります。

 

こんな相場で「逆張りで勝負」して損きりできなければ、いずれ恐ろしいことになります。FXに慣れた方は、操作方法がほとんど同じなのでCFD取引も抵抗なくできるはずです。でも、値動きなどは全く違うのでご注意くださいませ。

 

私の「コーン うねり取り」でのレバレッジと資金配分も次回書きますので、その辺も参考にしていただければと思います。

逆張りの有効性について

ちょっと話はずれますが、ネット上でもよく話題になる「逆張りの有効性」についても書かせていただきます。私の売買は「逆張り・ナンピン」を基本としています。

 

いろんな意見があるのですが、最近は、「逆張り・ナンピン」は危ないという主張が強い気がします。でも、時代によっては「逆張り・ナンピン」の方が人気がある時期もありました。

 

そして、昔も今も相場で利益を出している人の割合はあまり変っていない気がします。「逆張りをやったから儲かっている」訳でも「逆張りをやったから失敗している」訳でもありません。なので、「どっちが有利か」という議論はあまり気にすべきではないと思っています。

 

私の場合、このやり方がもっともリスクを抑えて安定して勝てるのでこのままずっと続けていくつもりです。そもそも「逆張りの有効性」は、相場展開によって違ってきます。

 

  • 周期性のある相場での逆張り有利
  • 周期性が崩れた荒れ相場での逆張り振り

 

逆張りは、「下げ止まる目安」「上げ止まる目安」が周期性である程度つかめるからこそ有効になるということです。先ほど「荒れ相場での逆張り・ナンピン」はしてはいけないと書きました。これは周期性がある銘柄において有効な考え方です。

 

私も、周期性が感じられない銘柄では「逆張り・ナンピン」はやりませんし、「うねり取り」の対象ともなりません。

 

この代表格は「原油」です。

 

「原油」で逆張り運用は、とても高リスクとなります。「下げ止まる目安」がわからないからです。専門家や評論家が「下げメドは●●ドル」といっても、そこで値が止まることはまずありません。

 

「原油」も60ドル割れや80ドル割れのときから騒ぎ続けて、40ドル台まで落ちていきました。周期性が感じられない銘柄には「金」もあります。

 

こういう周期性の感じられない「原油」や「金」には「うねり取り」では手を出しません。

 

次回、「コーン うねり取り」の資金配分とレバレッジについて書きます。

CFD取引比較入門 目次

2015/03/09 08:47:09
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