NYダウ 取引条件を比較
NYダウの取引がどんどん身近になっています。株式市場で関連ETFを購入することもできるし、CFD取引でNYダウを扱うところも増えました。ただ、取引条件が各社様々ですので、比較表を作ってみました。くりっく株365とGMOクリック証券CFD口座の比較ですが、他口座も今回の比較ポイントでみていけば、取引条件の有利不利が確認できます。
今後の参考になれば幸いです。
NYダウ CFD取引条件比較表
NYダウのCFD取引でもっとも取引条件が良いと思われるGMOクリック証券CFD取引とくりっく株365の比較表です。
NYダウ CFD取引条件比較
項目 |
GMOクリック証券CFD |
くりっく株365 |
---|---|---|
1枚の約定代金 |
約20万円 |
約185万円 |
1枚の必要証拠金 |
約2万円 |
39,000円 |
概算レバレッジ |
10倍 |
約47倍 |
目視スプレッド |
2 |
14 |
各種調整金 |
3ヶ月に1回、価格調整額としてまとめて発生 |
金利相当額(現在0円)・配当相当額(定期的に発生中) |
手数料 |
無料 |
有(1枚片道162円以上) |
損益計算通貨 |
米ドル |
日本円 |
- NYダウは、くりっく株365では「NYダウ」・GMOクリック証券CFD取引では「米国30」と呼ばれています。
- 2016年7月28日時点の比較です(必要証拠金などはNYダウ値の変動にあわせて変動します)。
- 比較表作成時点のNYダウ18500近辺でした。
- スプレッドは2016年7月28日 10時頃に目視で2口座を確認したものです。
GMOクリック証券CFD取引口座について補足
GMOクリック証券CFD取引が、CFD取引の中でNYダウ取引条件が良いということに異論を持つ方もいるかもしれません。単純にスプレッドだけで比較すれば、もっと取引条件の良いCFD口座もあるからです。確かに、デイトレ・スキャルピング取引中心であれば、その部分だけの比較で十分かもしれません。
ただ、ここでは数日以上ポジションを保有するようなケースも想定しています。
その場合、日々の調整金負担の有無が大きな問題となります。多くのCFD口座では翌日に持ち越すとマイナス調整金が発生します。
GMOクリック証券CFD取引口座の「米国30」ではポジションを翌日に持ち越してもそれによって調整金負担などが生じることはありません。ただ、3ヶ月に1回価格調整額発生の日がありますので、その日だけは価格調整額の受取または支払いが発生します。
GMOクリック証券CFD取引 VS くりっく株365
2口座のNYダウ取引条件は、それぞれ長所・短所があります。投資家の運用目的に合わせて、それらの長所を活かした形でやっていくことになります。どちらを使うかは売買目的に応じてわかれてきます。最後に参考例をまとめさせていただきます。
くりっく株365 長所を活かした運用
- 高レバレッジを活かして、大きな勝負をかけていきたい方
- 定期的に発生する配当相当額を楽しみたい方
- 取引コストが相応にかかるため、どちらかというと長期保有向き
私が、くりっく株365で使っているのは2口座です。
- 業界最安値手数料:岡三証券 くりっく株365
- トラリピ系取引可能:
GMOクリック証券CFD取引 長所を活かした運用
- 1枚2万円前後から始めたい方
- 低スプレッド+手数料無料など低コスト重視の方
- 取引コストが小さく済むため、短期売買をこなすのにも向く
CFD取引口座は、FX口座開設後に簡単な申込操作にて開設可能です。