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CFD取引レバレッジ FXと同じに考えてはいけないこと CFD取引入門 第13回

CFD取引もFXと同じ25倍までの取引ができる銘柄がいくつもあります。でも、FXの3倍とCFDの3倍はリスク度合いがまるで違ってきます。CFD銘柄によっては商品先物と同じ値動きをするものがあります。実際に私はレバレッジ1倍以内で大損して破産状態となった経験もあります。

 

その辺を中心にまとめました。

CFD取引 最初は緩めの資金配分がおすすめ

FXに慣れている方は、おそらくCFD取引に慣れるのは簡単です。売買注文やレバレッジなど仕組みが、FXとCFD取引はかなり似ているからです。でも、注意していただきたいのは値動きです。FXとCFD取引の銘柄は変動幅がかなり違います。

 

  • 良い点は、CFD取引はレバレッジをそれほど高くしなくても十分に大きな利益が狙えることです。
  • 悪い点は、高レバレッジで取引をするとFX以上に簡単に資金が飛んでしまうことです。

 

参考までに「コーン うねり取り」での資金配分をご紹介します。これからCFD取引をされる方は、慣れるまでは特に資金的余裕をかなりもたせておくことをおすすめします。

レバレッジと資金管理 「コーン うねり取り」の資金配分

最近始めた「コーン うねり取り」の資金配分はこうしています。

 

  • 運用資金 100万円
  • 売買枚数 10枚×3分割=30枚

 

最初から10枚売買とはリスク取りすぎと感じるかもしれません。でも、CFD取引の1枚は大体FXで1000通貨取引と同じくらいの証拠金になります。コーンの場合、1枚の売買代金は390米ドルで日本円換算で約47000円くらいです。レバレッジ20倍の売買が可能なので、1枚の最低証拠金は2000円台で済みます。

 

30枚の売買であれば、必要証拠金は6〜8万円くらいです。

 

それでも証拠金は100万円入れてあります。FXでよく話題にされるレバレッジであれば、1.5倍弱程度です。

 

 

あまりに弱すぎでしょう?


 

確かに余裕をもたせ過ぎかもしれません。でも、慣れるまではこれくらいの配分でいいかなと思っています。

 

「レバレッジ1倍でも吹き飛ばされることがある」

 

これが、商品先物の怖いところだからです。

 

CFD取引とはいえ、「原油」「コーン」「大豆」は海外商品先物市場の値をもとに売買するので、基本的には商品先物と同様に考えるべきです。FXのスワップ投資では、レバレッジ1倍だと外貨預金とリスクが同じになるのでどんなに為替相場が下げても強制ロスカットになるリスクはほとんどありません。

 

なので「レバレッジ1倍でも吹き飛ぶことがある。」と書くとビビってしまうかもしれません。誤解なく書くと、レバレッジ1倍の買いポジションであればレバレツジ1倍で吹き飛ぶ可能性はほとんどありません。問題は「売りポジション」のときです。

 

「原油」「コーン」「大豆」などは、相場が荒れてくると値が数倍に暴騰することもあります。例えば、売りポジションを持ったまま2倍に跳ね上がったとすれば、運用資金は計算上含み損ですべて消えてしまうことになります。

 

 

要は、売りポジションで勝負しなければいいっててことか。


 

でも、そうはいかないのです。「売り」の方が利益を出しやすいからです。

 

私が商品相場で得意とするのは「下げ相場」です。下げ相場は崩れ方がとてもわかり易いので短期間で大きな利益を狙えます。なので「売り」なしでのCFD取引という選択肢は私にはありません。

 

とはいえ私も運用初期の頃に破産近い想いをしています。●●▲■の説明ページで書いた私の体験談は、商品先物で売りポジションで暴騰したときの話です。 

 

参考:●●▲■ 説明ページ

 

この時、売買していた商品先物銘柄は、底値から10倍近く暴騰しました。私は資金を追加してレバレッジ1倍以内にして売買していたのですが、売値から数倍となる暴騰で吹き飛んでしまいました。この教訓は絶対に忘れてはいけません。

 

これはサヤすべり取りでの体験談ですが、「長期の波をとるのがサヤすべり取り」で「中期の波をとるのがうねり取り」という感じですので、うねり取りでも似たような状況は起こりえます。

 

皮肉なことに、私の復活の原動力も「商品先物の売り」でした。

 

リスクを確実に理解して対応していけば、それは大きな収益チャンスとなります。利益だけに目をとられずに、リスクも意識しながらやっていきます。

CFD取引比較入門 目次

2015/03/11


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