当ページは、アフィリエイト広告を含みます。

くりっく株365税金 あまり知られていない配当相当額のメリット

くりっく株365の配当相当額、金額は勿論ですが税金上も有利なところがあることはあまり知られていません。そこでは米国の現物株を買うときとの税金上の違いなどについてまとめてみました。

くりっく株365税金 あまり知られていない配当相当額のメリット

くりっく株365 税金



くりっく株365の配当相当額は、1枚で昨年実績でも年間4.4万円くらいが見込めます。レバレッジ2倍程度のポジションでも配当相当額だけで年間4〜5%くらいの利回りが見込めるため、長期保有対象としても魅力があります。

マネツクス証券など日本でも、日本株と同様に米国株を買える証券会社があります。売買できる米国株の種類は数百以上と豊富にあり、NYダウに連動する銘柄もあります。その米国現物株とくりっく株365NYダウの税金の比較をまとめたのが以下の表です。

項目

米国現物株

くりっく株365

支給時に控除される税金

米国税10%課税+その後日本国内20.15%=約28%

なし

確定申告

特定口座の場合不要

必要 税率20.315%

還付申告

米国税還付は確定申告で「外国税額控除」が必要

不要

非課税枠

全くの非課税はなし

有り

FXとの損益通算

なし

あり

売買計算通貨

米ドル

日本円



米国現物株 配当金税金の特徴

米国現物株の税金:配当金が発生するとまず米国本国で10%課税されてその残額に日本での20.315%が課税されます。このため単純に30.315%とはならないため、約28%の税率となります。


仮に配当が年間40万円あったとしても米国内で4万円+日本国内で約7.3134万円=約11.3134万円が源泉徴収されるという仕組みです。

米国課税分は、確定申告をすれば戻ることになっています。ただし、確定申告で外国税額控除で10%の税金全額を取り戻すには所得税の実効税率(実際に払っている税金の税率)で10%以上である必要があります。実効税率10%というのは、サラリーマンで大体総支給700〜800万円くらいです。

専業主婦の方で収入が特にない場合は、確定申告で外国税額控除しても1円も戻ってこない可能性もあります。参考記事:外国税額控除 やってみてわかった2つのポイント

つうまり、外国税額控除で米国で課税された分を全額還付させることができる人は限られているということになります。

また、通常日本株で特定口座にしていた場合「株式売買で損失を出した場合」や「非課税範囲の利益+配当金」であるときなどには配当金で課税された税金が確定申告で損益通算でき、還付金があることもあります。。

米国株の場合も、日本で課税された分は損益通算できます。でも、米国で課税された分については損益通算対象外となるため外国税額控除でしか取り戻せません。

なので、米国株の利益+配当金が非課税範囲だったとしても、税金を全額還付させることは出来ません。


まとめると、米国現物株での配当金は特定口座にしておけば手間は少なく楽なのですが税金はがっりと取られることになります。

くりっく株365 NYダウの税金

くりっく株365でのNYダウは、米国内での課税はありません。純粋に日本国内の課税分だけとなりFXとも損益通算して確定申告をすることになります。

このため、年間収支+配当相当額を通算して利益額がゼロ円だったり非課税範囲(雑所得20万円など)であれば配当相当額にかかる税金ゼロ円となり税率もゼロということになります。

外国税額控除も気にする必要はありません。


税率も最高で20.315%となるので、年間40万円の配当相当額があるとすれば最大8.126万円の税金を払えばよいということになります。

配当相当額の税金面では、総合的に見てくりっく株365のほうが税金は少なくできます。

尚、くりっく株365の配当相当額は発生すると含み益の一部として蓄積されていきます。この辺は、くりっく365やDMMFXのスワップポイントとよく似ています。ポジションが決済された時に、配当相当額が現実の利益となります。


決済しないで溜め込んでいくことで、ポジションが含み損を抱えたときのクッションの役割を果たすとともに、余裕資金の一部としておくことができます。資金力のある方であれば、貯まった配当相当額をもとに買いポジションを増やし複利運用のような形にすることもできます。

私のNYダウ配当金生活もいずれは、そのような形で増やしていく軌道に乗せたいと思っています。

NYダウ配当金生活 概要

2016/09/06


記事がお気に召しましたら、共有・拡散お願いします。

このエントリーをはてなブックマークに追加   
TOPへ