FTSE100比較 くりっく株365とGMOクリック証券CFD
2016年度からFTSE100の取引を本格的に開始します。「GMOクリック証券CFD取引」と「くりっく株365」の2つの口座を使い分けていくことにしています。この2口座は、どちらもFTSE100を取り扱っているのですが、仕組みがいろいろと異なります。その違いを活用していきます。今回は、その基礎となる比較表を記事にまとめました。
かなり違う くりっく株365とGMOクリック証券CFDの「FTSE100」
項目 |
くりっく株365 |
GMOクリック証券 CFD |
---|---|---|
為替の影響 |
無 |
有:英ポンド建てでの取引なので、損益・配当などは英ポンド換算となる。 |
配当の特徴 |
ほぼ毎週ペースで発生。レバレッジ1倍での配当実績は3.5%前後 |
年に4回のみ、レバレッジ1倍での配当実績は3%前後ですが、値動きや時期によってかなり変動します。 |
スプレッド・手数料 |
手数料有料+スプレッド約8〜20 |
手数料無料+スプレッド約0.5 |
レバレッジ |
最高30倍程度 |
最高10倍 |
両建特例制度 |
無 |
|
値の形成元 |
現物株 |
先物 |
取扱銘柄数 |
3つ |
多数 |
*この比較表は私自身が調べたものです。値の形成元などは、HP上で記載されているものではなく私の推測によります。もしも、不正確な部分を発見したら、お手数ですが是非教えて下さいませ。
同じFTSE100なのに、仕組みが全くといって良いほど違うんですよね。最初は、あまりの違いに大分混乱しました。でも、この違いをみているうちに一つの口座でまとめてやるより、2つを使い分けていく方が良いと判断するに至りました。
参考までに、それぞれの口座の基本方針もご紹介しておきます。
FTSE100売買の基本方針として「長期放置系ポジション」と「適度に売買するポジション」に分けることにしています。これは、豪ドル円売買を「長期放ったらかし口座」と「適度に売買する口座」に分けているの同じやり方です。
長期放置ポジション中心 くりっく株365
くりっく株365のもっとも大きな魅力は、配当です。
- 配当相当額が毎週のように発生:参考FTSE100の特徴
- 配当相当額の金額も安定している
- 期待できる配当利回りも高目
長期間買いポジションを保有することでこの恩恵を受け取ることができます。手数料有料でスプレッドも広目なため、売買頻度の高い売買は控えて数年放ったらかしにするつもりでポジションを維持していきます。
適度に売買 GMOクリック証券CFD
定期的に売買をしていくポジションは、GMOクリック証券CFD口座で行います。手数料無料でスプレッドも狭いためFXと同様の短期売買もできます。
配当回数が4回と少ないのも、適度に売買をする際にはプラス要因となります。配当を気にしすぎると「売り」がやりにくいからです。配当回数が少ないGMOクリック証券のCFD取引であれば、売り・買いのどちらからも攻めていけます。
本日より場帖記入開始
FTSE100の基本的考え方は、FXの●●▲■NEOでまとめたやり方と同じです。
本日より、場帖記入を開始しました。ひとつ違うのは、グラフは手書きグラフではなく平均足を使用していくところです(参考:平均足チャート e-profit株365で表示する方法)。FTSE100の相場の転換をみるのに平均足が適していそうだという判断から使用を決めました。
いつものことではありますが、大雑把な売買ルールを決めて、やりながら改良をしていきます。