NYダウ 高配当も魅力
多方面で取扱いの始まったNYダウは、高配当も魅力です。ただ、口座によって発生方法や発生頻度が違うので「どの口座が良いのだろう」と悩んでしまいます。今回は、「配当」について比較をまとめました。比較に使用したのは、以下の2口座です。
- くりっく株365:岡三証券 くりっく株365
- CFD取引:GMOクリック証券【CFD】
NYダウ配当金比較
項目 |
GMOクリック証券 |
くりっく株365 |
---|---|---|
直近実績利回り |
2%強 |
2%強 |
呼び名 |
価格調整額 |
配当相当額 |
発生頻度 |
3ヶ月に1回 |
月に数回 |
最大レバレッジ |
10倍 |
約40〜50倍 |
1枚の約定代金 |
約20万円 |
約180万円 |
最低証拠金 |
約2万円 |
約4万円 |
2社ともにレバレッジ1倍程度のポジション保有でも年2%程度の利回りが期待できる水準となっています。それぞれの違いと特徴を補足させていただきます。
GMOクリック証券 CFD取引
GMOクリック証券CFD取引で定期的に発生する調整金は価格調整額と呼ばれます。この価格調整額は厳密には配当とは違います。価格調整額の元になるのは、先物の価格差です。この先物の価格差は、金利差や先高期待や配当など多くの要素が加味されたものとなっています。
ただ、現実的には配当と金利の占める比重が高くなっているため高配当国の株価指数は「受取」となりやすい傾向があります。GMOクリック証券CFD取引の大きな特徴は「少額で始められること」です。私自身、この特徴を活用して「NYダウ 積立」を行っています。
くりっく株365
上図はくりっく株365でのNYダウ取引でのここ1か月の配当発生状況です。ここ1か月の間に6回の配当相当額が発生しています。発生日はバラバラなものの、結構な頻度で配当相当額が発生するため、買いポジション保有者としてはなかなか楽しめます。
レバレッジ40〜50倍と高レバレッジ取引も可能なため、レバレッジを引き上げればかなりの高配当ともなります。ただ、レバレッジを上げればそれだけロスカットされやすくなり、リスクも高まります。
それでもレバレッジ2倍でも4%程度の配当利回りが期待できます。無理のないところで配当を楽しむのに向いています。
私もこれらの特徴を活かしてNYダウ運用を続けています。