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CFD取引を始める際に注意すべき事 CFD取引入門 第1回

昨年の10月ごろよりCFD取引を使った二国間サヤ取りポジションを保有しています。

 

参考記事:二国間サヤ取り 2014年12月状況

 

株価には先見性があり、国力の将来性をを反映するといわれています。その性質を利用して国家間の将来的な国力差を利益に変えていこうというのが二国間サヤ取りです。私は「日本ー米国」で行っていますが、中国・ドイツ・イギリス・インドなどCFDで取り扱いのあるほかの国同士でも可能です。最初は含み損から始まったのですが、今年に入り含み益となる日が多くなり堅実な利益が出せる方法の一つとして使えそうな手ごたえも感じているところです。

 

ここでの連載は、二国間サヤ取りを通じて株式投資とCFD取引との取引条件比較を中心にまとまめていく予定です。

二国間サヤ取りとは

この二国間サヤ取りは、私がレポートで提供している〇〇△◇の応用形のような位置づけとなります。

 

参考記事:〇〇△◇

 

〇〇△◇と違うのは、この二国間サヤ取りに周期性がないというところです。厳密に考えれば、周期性はあるかもしれません。ただ、国家の盛衰をもとに売買をするので、周期性を求めるのであれば50年・100年というとらえどころのない年月となってしまうため考えないことにしています。

 

当面は、運用資金の2〜5割くらいの利益を目安に決済をするスタイルでやっていきます。こういう売買でも1年に数回決済があれば、運用資金は2倍になってしまうんですよね。

 

サヤ取りなので、上昇相場でも下落相場でも利益を得ることもできます。リスクを抑えながらの利益としては十分だと思っています。

 

まあ、思惑どおりにいくかどうかはわかりません。現状は、両建てポジションを放ったらかしにして利益が増えるのを待っているところです。

 

この二国間サヤ取りは、CFD取引を使わずとも株式取引でもできるやり方です。CFD取引を使うのは、株式投資よりも有利な取引条件でできるという単純な理由によります。

CFD取引 大きく進化

CFD取引は、いろいろと有利な部分があるのですがその中身はあまり知られていない気がします。取引銘柄が株式投資や先物取引と重なっているのもメジャーになれない要因かもしれません。

 

今回の連載では、株式投資との違いを中心にCFD取引の特徴と魅力をお伝えできればと考えています。

 

 

でもよぉ、CFD取引って取引条件悪いんだろ。昔、それで止めたことあったよな。


 

私のメルマガ・ブログを昔から読み続けている方の中にはこう思われているかたもいるかもしれません。

 

実は、この二国間サヤ取りは数年前から構想はありました。でも、当時のCFD取引は条件が悪すぎて断念したという経緯があります。当時も、手数料無料ではあったのですが、現実には旧CFD取引はいろいろと負担が多かったのです。
でも、今のCFD取引は取引条件がかなり改善されており、株式投資や先物取引よりも優れている部分がいくつもあります。

CFD取引条件 業者毎の違い

CFD取引を始める際に悩むのが取引の複雑さです。どの業者で取引しても大差のないFXと違い、取引条件は業者ごとにいろいろと違いがあります。

 

まずは、大雑把にその違いを抑えておきましょう。

 

CFD取引には、大きく2つの種類があります。「店頭CFD取引」と「取引所CFD取引」です。

 

  • 取引所CFD取引:くりっく株365
  • 店頭CFD取引:GMOクリック証券・DMMCFDなど

 

この辺は、FXでくりっく365と店頭FXに大きく分かれるのと同じです。FXとの大きな違いは、CFD業者ごとにレバレッジ限度や日々発生する価格調整金にいろいろな差がでるところです。例えば、FXのスワップポイントによく似た価格調整金レバレッジだけでも以下の違いがあります。

 

くりっく株365:売買銘柄日経225

 

1枚の必要証拠金約6.3万円(170万円相当の売買代金)。つまりレバレッジは25倍相当まで可能となっています。

 

買いポジションは毎日1枚で2円程度の支払いが発生。しかし、毎月一定日に株式の配当金相当の受取金が発生(2014年実績25,376円)します。

 

GMOクリックCFD取引:売買銘柄日本225

 

1枚の必要証拠金は約1.7万円(売買代金17万円。つまりレバレッジは10倍までということになります。

 

価格調整金は3か月に1回まとめて発生(2014年実績 買いポジションで+1,260円)します。

 

全然違いますよね。

 

どちらも日経225をベースにしたCFD銘柄なのですが、細かいところが大きく違います。細かく比較するのも面白いのですが、今回はそこまではやりません。私が主力で使っているのは、GMOクリック証券のCFD取引です。

 

長期保有前提でやる場合は、短期で細かい受け払いが発生しないほうがやりやすいのでGMOクリック証券を選びました。この連載では、GMOクリック証券CFD取引の取引条件を基本として書いてまいります。同じ店頭CFD取引でも他社とは取引条件が異なる部分があるので、実際に他社のCFD取引をする際は内容を十分に確認のうえお願いいたします。

 

次回へ続きます。

CFD取引比較入門 目次

2015/01/28


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