当ページは、アフィリエイト広告を含みます。

FXデモトレードの反省点| FX自動売買比較

私のFX自動売買はデモトレードから始まりました。当時の私は、デモトレードをうまく活用できませんでした。その辺を今回まとめています。

デモトレード終了 リアルマネーで運用開始

2010年5月、私のリアルマネーでの自動売買運用が始まりました。証拠金はスワップポイントで貯まった100万円です。それまでのデモトレードでちょっとした自信がついていたもののちょっと緊張して始めたのを覚えています。

 

運用資金も最初は100万円ですが、軌道に乗れば500〜1000万円まで増やして一挙に加速させるつもりでもいました。デモトレードの結果だけであれば、それはすぐにでも現実となる予感があったのです。

 

でも、その甘すぎる期待は最初から打ち砕かれました。利益が出ないのです。

 

いや、少しくらいの利益は出るもの損が先行してしまいます。

 

エコトレFXのプログラムの調子が悪かったわけではありません。。

 

ちなみに、当時の運用成績はこうでした。

 

エコトレFX 運用成績

 

思うように利益が出ないのです。上記ページの去年の運用開始4ヶ月の成績を抜き出すとこうなっています。

 

  • 2010年5月 ー119,278円
  • 2010年6月  +67,520円
  • 2010年7月 ー102,234円
  • 2010年8月  +42,160円

 

4ヶ月の総成績は、−111,832円です。おかしな話ですよね。使っているストラテジーの成績は悪くないのに、私の運用成績が悪いのです。この不調の大きな原因の1つは、手動決済でした。

 

自動売買では売買ストラテジーが作ったポジションを投資家の裁量で決済することも出来ます。これは「手動決済」と呼ばれています。

 

この「手動決済」はとても便利なもので、おそらく自動売買を効果的に利用していくためには必要不可欠なものです。

 

でも、使い方を間違えると、失敗の原因にもなります。

 

当時の私がそうでした。

 

損きりが続いて耐えられなくなって停止してみたり、含み益が増えだして100pipsくらいを超えた辺りから我慢が出来なくなって決済したところ、そのまま稼動させていれば400pipsくらいの利益を出していて、儲け損ねたりしていました。

 

現在、私は自動売買で「自己ルール」をつくり手動決済などをルール通りに行うようにしています。当時もその原型のようなものはあったのですが、まだまだ甘いものでした。この辺に、デモトレードとリアルトレ−ドの認識不足がありました。

 

その認識不足は2点あると感じています。

心理的負担・・・デモトレードとリアルトレードの認識不足その1

デモトレードとリアルトレ−ドの認識不足と一言で書いてもピンとこない部分があると思いますが例えば以下のようなことがあります。

 

  • デモであれば損きりが続いても比較的冷静だが、リアルではビビる
  • デモであれば大きな利益の出るトレードを最後まで追いかけられるが、リアルだと途中で決済したくなる。

 

こう感じるのは私だけではなかったようです。

 

確か、当時エコトレFXで流行ったやり方の1つに「100pipsで手動決済する」というやり方がありました。このやり方の背景には「勝率が上がる」ということと、利益が大きく貯まるまで待てないという投資家心理が背景にあるだろうことは容易に想像できます。私は、この戦略をとったことはないのですが、その戦略内容をみて「こういう考え方をする人は多いだろうなぁ」と感じた記憶があります。

 

また自動売買で大きめの損失になるお私の決まりのパターンはこれです。

 

「選んだプログラムが全て含み損になると気分が悪くなって全部停止してしまう。」

 

例えば、3つ選んだプログラムが全て含み損になるような状況です。経験した方もいると思いますが、これほど気分の悪いものはありません。

 

「底なし沼に足を突っ込んだ感覚」

 

そんな状況です。今でもそうなのですが、この状況が数日続くと全てのプログラムを損切り覚悟で停止させたくなります。

 

これらは、本来想定内のはずで我慢しなければいけない時もある局面なのですが、実際に起きるとそのプレッシャーに負けてしまうということがこれまで何度もあります。

 

私が小心者なだけという意見もあるのですが、同じようなメールもよく頂くので同じ悩みを持っている方も多いようです。

 

この辺もデモトレードであれば、比較的負担少なく乗り切れます。事実、前半の2ヶ月のデモトレードの間は数種類のプログラムを動かして含み損が一時的に大きくなってもそれほど気になりませんでした。

自己ルールの濫用 デモトレードとリアルトレードの認識不足その2

もう1つは「自己ルールの濫用」です。自分で作った自己ルールをデモトレードであれば、なんなく守っていけるのですが、リアルトレードでは、守れなくなってしまう傾向があります。

 

特に、デモトレードで成功しているという気持ちが「これくらいのルール破りは大丈夫」という甘さに繋がってしまいます。

 

そして、後付でルール破りをした後に「今後はこのルールにしよう」なんて考えて破ったルールをその後の売買では「正式ルール」にしてしまったりするようになります。

 

これは、あくまで私の事例ですが、同じような感じになってしまう方は結構いらっしゃる気がします。

 

でも、誤解しないで頂きたいのはデモトレードも使い方を考えれば有効だいう気がしています。

FX自動売買戦略 2012年 目次

2012/10/11


記事がお気に召しましたら、共有・拡散お願いします。

このエントリーをはてなブックマークに追加   
TOPへ