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自動売買3つの戦略概略|FX自動売買比較

現在も、私の自動売買戦略のかくとなっている3つの戦略について書かせていただきます。

売買プログラム 呼び名の整理

自動売買では、その使うシステムによって動かす売買プログラムの呼び方が違います。今回連載でやっているお手軽系自動売買ではそれぞれこう呼ばれています。

現状、シストレ24などのお手軽系自動売買はミラートレーダー系が中心となっています。

 

その状況を踏まえて、連載では売買プログラムを「ストラテジー」に統一してまいります。なので、「ひまわり証券のストラテジー」と書いたときには、正式には「ひまわり証券の売買システム」という意味です。

 

では、前回の続きです。

3つの戦略 概略

これら3つについては、この連載の後半で詳しく説明する事になります。現在のやり方は、これら3つを基本部分としてストラテジーに合わせてルールを作ってきていような感じです。

 

いずれも、長所と短所があるのですが、大きな失敗もなくやってこれています。

 

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「絶好調戦略」

調子の良いストラテジーを選び出して使う戦略です。シストレ24HPなどで毎月ストラテジーランキングなどを公開していますが、あの上位ストラテジーを使っていくイメージです。

 

おそらく、現在ミラートレーダー系自動売買を使っているなかにはこれに近い戦略でやっている方が多いだろうと思います。当時の私も1ヶ月に1回くらい入れ替えながらやっていました。

 

「自動売買うねり取り戦略」

裁量トレードでも使われている「うねり取り」を自動売買に応用した戦略です。損益グラフで好不調の波がはっきりとしたストラテジーを選び出してその波に合わせてストラテジーの稼動と停止を繰り返します。

  • 好調期には数ヶ月稼動させる
  • 不調時には数ヶ月休ませる

大体、このイメージでやっています。ただ、理想通りの形にはなかなかならないのでこの戦略をとるときには一工夫必要になります。これも、後編で書かせていただく予定です。

 

「日足戦略」

当時の戦略の中で一番稼いでくれたのがこの「日足戦略」です。現在提供されているほとんどのストラテジーの売買判断は「時間足」または「分足」の細かいものが主流です。1時間足であれば1時間に1回売買判断をすることになり、「日足」は1日に1回しか売買判断をしません。

 

なので、売買シグナルも1ヶ月や数ヶ月に1回というのも珍しくありません。

 

当時のエコトレFXでは、この日足系ストラテジーがかなり用意されていました。

 

これらののんびりとしたストラテジーをずっと稼動させたままにしておいて、含み益が300や400pipsを超えてきたら一旦決済するようなこともやっていました。

 

これは、当時「大勝ルール」と呼んで3ヶ月くらい検証もしています。

 

大勝ルール

 

通常の売買よりも700pips以上利益が大きくなっているのが確認できるはずです。

 

一時的に大きな含み益を出すのに、決済シグナルが出るのはある程度反転してからというタイプのストラテジーには特に有効です。

 

天井で売りシグナルが絶対に出ず、大底で買いシグナルが絶対に出ないストラテジーは結構あります。例えば、単純な話でいくと移動平均線のゴールデンクロス・デットクロスで売買するようなケースです。

 

移動平均線のゴールデンクロス・デットクロスは、基本的に天井や大底では発生しません。そのため、自動売買でやってもポジションや決済シグナルは発生しにくいのです。この辺は、移動平均線のチャートを見ながら確認してみると良いかと思います。

 

GMOクリック証券 移動平均線チャート

 

上記チャートで2つの線が交差しているところが通常シグナルが発生したりする部分です。移動平均線も3本や2本の非常に短い期間で作ったりすると大底や天井近くでシグナルが発生したりするのですが、ダマシが多くなるというデメリットがあります。

 

普通、自動売買ストラテジーではダマシが多いものを使う事は少ないので、天井や大底でのシグナルが発生しにくいというストラテジーが出来たりします。そういうストラテジーにこの大勝ルールなどを使ったのが、当時の私のやり方です。

 

この3つの戦略を核とするようになり、運用成績が安定してきました。

 

とはいえ、大きく伸びるところまでは行かなかったのです。

 

その理由は次回書かせて頂きます。

FX自動売買戦略 2012年 目次

2012/10/24


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