自動売買デモトレードは好調だったのだが | FX自動売買比較
私の自動売買はデモトレードから始まりました。デモトレードには気楽にはじめられるというメリットがある反面、デメリットもあります。私自身が経験したことを今回と次回でまとめさせて頂きます。
スワップポイントで始めた自動売買
私の自動売買運用は3年ほど前より準備して2年半ほど前より証拠金を入れて始めました。運用元金は「貯まったスワップポイント」です。
当時、ひまわり証券口座で豪ドル買いポジションで100万円以上のスワップポイントが貯まっていたので、そのお金を当時始まったばかりのひまわり証券自動売買サービス「エコトレFX口座」に移動して運用開始し
たのです。
この始め方は、今振り返ってみても正解でした。ストレス少なく気負いも少なく自動売買を始められたからです。
「まあ、仮に損をしたとしてもスワップ投資の利益部分だからそれが無くなるだけだと思えばいいじゃないか。」
そんな気持ちでリラックスして出来た気がします。
当時は、どんなに優秀な自動売買プログラムでも元金の1割や2割飛ばすことがあるというのは、頭ではわかってもいても実際にそうなったときの心理的プレッシャーの認識はかなり甘いものでした。
「優秀なプログラムを使えば特に問題はないだろう」
そんな自信がありました。
私のメルマガ・ブログ読者の中には「小心者のキヨヒサにしては珍しく根拠の無い自信」だと感じた方もいるかもしれません。
実は、根拠はあったのです。
その根拠はデモトレ−ドで好調だったからなのです。
デモトレードでは好調だった
エコトレFXは、最初はデモトレードから始めています。私は基本的にデモトレードはやらないのですが、この時はデモでしか出来なかったのです。エコトレFXのサービスは、最初の2ヶ月はデモトレードのみでの提供だったのからです。
自動売買にとても興味があった私はデモトレードはやらないというルールをまげて、飛びつきました。「自動売買は始めてだから、仕組みを覚えるために使うだけだ」と自分に言い聞かせてデモトレードをはじめたのです。ミラートレーダーの日本でのサービス提供は既に一部で始まっていたかもしれません。ただ、当時の私はまだその存在を知りませんでした。
有料のVPSを使わずに出来る自動売買は私の中ではエコトレFXだけだったので、デモトレードでも練習のつもりで始めました。
デモトレードの結果は好調でした。
どれくらい増えたのかは正確には覚えていないのですが、結構増えました。デモトレードのせいか、損切りがそこそこあっても気にならないのです。
自動売買でも裁量トレードでも、リアルマネー運用での投資家心理は似たようなところがあります。
使っているいる自動売買プログラムの調子が悪くなって、3連敗もすれば嫌になって止めたくなるものです。
でも、デモトレードなら気にせずに続けられます。例え5連敗でも耐えられます。この連敗の後に調子が良くなってその損を取り返してプラスになるのもよくあることです。
このパターンは、「利大損小タイプ」の自動売買プログラムでよく起きる現象です。連敗時にはある程度我慢して耐えるということも必要になります。デモトレードであれば、それが心理的負担少なくできます。
でも、リアルマネーの自動売買だとおそらくほとんどの方が5連敗中のどこかでそのプログラムを停止させてしまうはずです。連敗から起きる心理的プレッシャーはやってみないとわからない重さがあります。
私がデモトレードをあまりやらないのは、この辺を理解しているつもりだったからなのですが、久々のデモトレードでちょっと忘れてしまっていたようです。
調子が良かったので、ちょっと・・・いや、かなり油断していました。
楽勝かもね。
もう、頭の中では「自動売買で月30万円くらいは出来る」なんて皮算用をはじいていたような状況です。
当時の私の頭の中は、とてもおめでたい感じでございました。
そして、2ヶ月月後にリアルマネーでの運用が始まるのです。
そこに最初の試練が待っていました。
FX自動売買戦略 2012年 目次
2012年現在の自動売買戦略をまとめています。
- 第1回MT4についてFX自動売買戦略
- 第2回お手軽自動売買 6つの特徴
- 第3回ミラートレーダーだけではないお手軽自動売買
- 第4回最初からMT4は無謀なのか?
- 第5回自動売買デモトレードは好調だった
- 第6回FXデモトレードの反省点
- 第7回デモトレードを使うときに押さえておきたい4ポイント前編
- 第8回バーチャルFXを使うときに押さえておきたい4ポイント中編
- 第9回デモトレード活用法 後編
- 第10回FX自動売買運用 光明が見え始めた頃の話
- 第11回自動売買3つの戦略概略
- 第12回自動売買が使えなくなるリスク 私の経験談
- 最終回来年からが本格的な稼ぎ時
自動売買システムの使い勝手については以下でまとめています。