3年で資産倍増が目安
3年で資産倍増達成はなぜ可能か
資産倍増計画のポジション放置運用期間は、3年くらいを想定しています。3年くらいで30万円が60万円くらいになるタイミングがある可能性が高いと思っています。
30万円が60万円って事は30円の円安だぞ。そんな上がらないだろ?
そう感じる方も多いと思います。確かに、豪ドルの値上がりにだけ期待するのならかなり難しいことです。でも、スワップポイントの積み上げがそれを可能にする力を与えてくれます。
ここの部分ちょっと説明しますね。
スワップポイントの蓄積 3年で10円程度の効果
今のGMOクリック証券の豪ドルスワップポイントは、85円前後です。85円が仮に続くとどれくらい貯まるか計算してみましょう。
- 1年:85円×365日=31,025円
- 2年:85円×365×2年=62,050円
- 3年:85円×365×3年=93,075円
今の金利水準でも3年で93,075円のスワップポイントが貯まる計算になります。3年後の豪ドル値が今と変わらないと考えでも、30万円は39万円まで増える計算となります。
ちなみに、オーストラリア準備銀行では「安定的な金利水準は5%」と考えているようです。
2010年3月現在の豪ドル金利は、3.75%です。
今後、豪の景気拡大が続けばオーストラリア準備銀行では5%くらいまで金利を引き上げていく可能性は高いといえます。
そうなると、豪のスワップポイントは更に高くなりますね。
実際、2年くらい前の豪の毎日発生するスワップポイントは今の2倍以上でした。スワップポイント収入だけで月30万円なんて話しも覚えておいでの方も多いと思います。
いろんな可能性はありますが、豪の金利は当面は現状より下がる可能性は薄いと思われます。
そう考えれば、今から作った「スワップ放置口座」は、最低でも3年後にはスワップポイントの蓄積だけで39万円までは増えると思われます。金利情勢次第では、更に数万円上乗せが見込めます。
資産倍増計画は、30万円を60万円にするのが目標です。仮に、スワップポイントだけで39万円まで増えるとすれば、あと21万円ですね。
この21万円は豪ドルの上昇に期待します。
今回作る買いポジションが、仮に80円とすれば、3年後に101円に上昇していれば21万円の利益となります。
これで、30万円が60万円になります。
こ、こんな簡単な事で2倍になっちゃうの?
そう感じる方もいるはずです。
でも、計算上はこうなるのはご理解いただけると思います。
でも、そんな20円以上も円安になるなんてそうはないだろ。
当然、そういう疑問も生まれてきますよね。この辺を次回説明します。
まとめ
「3年で資産倍増達成はなぜ可能か」
3年もノンビリ待てば2倍になる可能性も高くなっていきます。じっくりゆっくりとやっていきましょう。
資産倍増計画 目次
資産倍増計画の記事をまとめてあります。
- 第1回:資産倍増計画
- 第2回:資産2倍 GMOクリック証券で開始
- 第3回:円高で儲ける。ズバリ資産倍増
- 第4回:3年で資産倍増が目安
- 第5回:豪ドルチャート 過去5年の値動きからみえてくるもの
- 第6回:資産倍増計画 年間利回り計算
- 第7回:スワップ投資 失敗と成功の教訓
- 第8回:不思議な投資家心理
- 第9回:FXで倍増 天井と大底の考え方
- 第10回:FX運用ルール 資金管理編
- 第11回:円高の恐怖と円安の油断
- 第12回:忘れてはいけないFX失敗の教訓
- 第13回:超円高 その時私はこうなった。
- 第14回:大暴落相場 収穫と成果
- 第15回:スワップ投資の有効性を確認した事件
- 第16回:資産倍増計画運用ルール 仕掛け編
- 第17回:円高円安の判断基準
- 第18回:FX 買いのコツ
- 第19回:成行注文がFX勝者の基本
- 第20回:FXの決済のタイミング
- 第21回:運用資産2倍になったら決済 FX決済ルール その1
- 第22回:スワップポイント逆転で決済 FX決済ルールその2
- 第23回:南アフリカランド 暴落の教訓
- 第24回:資産倍増 レバレッジ管理
- 第25回:強制ロスカットはレバレッジ規制でどうなるのか
- 第26回:レバレッジ規制とスワップ投資
- 第27回:コストダウン効果とは
- 第28回:資産倍増計画におけるコストダウン効果
- 第29回:セントラル短資FX口座でのコストダウン効果
- 第30回:FX放置運用 実際の利益
- 第31回:FXポジション作成後の注意点
- 資産運用 資産倍増計画運用状況