資産倍増 レバレッジ管理
レバレッジ管理のポイントについてお話します。資産倍増計画成功のために必要なポイントです。無理なレバレッジでの運用は絶対に避けてくださいませ。
レバレッジ管理
資産倍増計画のレバレッジについてご説明します。ここでの話はこの資産倍増計画を他の通貨で行なう際の目安になるかと思います。
1豪ドル=80円で買ったとすればレバレッジはこうなります。
80万円÷30万円=2.67倍
スワップ投資で完全放置口座とする時は、このレバレッジだけでは「高すぎる」と感じています。20円規模の急激な円高などがおきると、心理的に耐えられないからです。
今まで、この運用で強制的にロスカットをされたことはありません。でも、気持ちが折れてしまえば恐怖での損切りを行なってしまう可能性も当然あります。
折れそうになる気持ちを支えてくれるのが「予備資金20万円」の存在です。
上記30万円に銀行の待機資金である20万円を加えて50万円で計算するとこうです。
80万円÷50万円=1.6倍
円高を狙って仕掛けていくとはいえ、それ以上の急激な円高も可能性はあります。そういった場合でも、ここまでの体制を敷いておけばかなり安心出来るようになるはずです。
豪ドル以外の通貨でやる場合の注意事項
現状、この運用を豪ドル以外で行なうとすればニュージーランドドルくらいしかできないかと思います。南アフリカランドやトルコリラは運用禁止通貨ですので除外します。理由は前回お話したとおりです。
ニュージーランドドルで行なう場合は、豪ドルよりも更に余裕をもたせて下さい。値動きが豪ドルよりも荒い為に、豪ドルと同じレバレッジではもたないケースがでてきます。
ニュージーラーンドは、経済規模がとても小さいのです。宮城県程度の経済規模しかないため、ちょっとした材料で暴騰や暴落します。オーストラリアと値動きが似ているのですが、その上下の変動幅は大きくブレ易い傾向にあるのです。
下に大きくブレた時に買えばいいんじゃないの?
そういう意見もあると思います。これは、頭の中では成功し易いのですが現実にはかなり難しいものがあります。
暴落中と暴騰中の心理
暴落中は怖くて買えない。
暴騰中はなぜか飛びついて買いたくなる。
FXをある程度やった方であればこの心理はご理解いただけると思います。
「ニュージーランドドルが大きく下げたら買おう!」
そうは思ってはいても実際に暴落すると・・怖くて買えないものです。
私も、多分買えません。
この辺は、あまり狙いすぎないで無理なく運用していくほうがよろしいかと思います。
勿論、じっくりと待って買う自信のある方はその方針通りに売買をされて下さい。成功すればかなり有利なポジションが作れるはずです。
自分の技術にあわせて運用されてください。
ここで紹介しているのは、「私のやり方」です。皆さんご自身のルールはそれぞれが作成して守っていきましょう。
まとめ
「レバレッジ管理」
スワップ放置口座でのレバレッジ管理についてお話ししました。運用通貨によってもレバレッジは違ってきます。この辺を意識して安全な運用を心がけましょう。
資産倍増計画で使っていく口座はここです。
資産倍増計画の記事をまとめてあります。
- 第1回:資産倍増計画
- 第2回:資産2倍 GMOクリック証券で開始
- 第3回:円高で儲ける。ズバリ資産倍増
- 第4回:3年で資産倍増が目安
- 第5回:豪ドルチャート 過去5年の値動きからみえてくるもの
- 第6回:資産倍増計画 年間利回り計算
- 第7回:スワップ投資 失敗と成功の教訓
- 第8回:不思議な投資家心理
- 第9回:FXで倍増 天井と大底の考え方
- 第10回:FX運用ルール 資金管理編
- 第11回:円高の恐怖と円安の油断
- 第12回:忘れてはいけないFX失敗の教訓
- 第13回:超円高 その時私はこうなった。
- 第14回:大暴落相場 収穫と成果
- 第15回:スワップ投資の有効性を確認した事件
- 第16回:資産倍増計画運用ルール 仕掛け編
- 第17回:円高円安の判断基準
- 第18回:FX 買いのコツ
- 第19回:成行注文がFX勝者の基本
- 第20回:FXの決済のタイミング
- 第21回:運用資産2倍になったら決済 FX決済ルール その1
- 第22回:スワップポイント逆転で決済 FX決済ルールその2
- 第23回:南アフリカランド 暴落の教訓
- 第24回:資産倍増 レバレッジ管理
- 第25回:強制ロスカットはレバレッジ規制でどうなるのか
- 第26回:レバレッジ規制とスワップ投資
- 第27回:コストダウン効果とは
- 第28回:資産倍増計画におけるコストダウン効果
- 第29回:セントラル短資FX口座でのコストダウン効果
- 第30回:FX放置運用 実際の利益
- 第31回:FXポジション作成後の注意点
- 資産運用 資産倍増計画運用状況