資産倍増計画におけるコストダウン効果
資産倍増計画でのコストダウン効果がどれくらいかについてお話しします。
1年で約3円のコストダウン効果
現状の豪ドルスワップポイントであれば、1年で大体3円くらいのコストダウン効果が期待できます。豪ドルの買いポジションの値が80円でも、1年もすれば77円まで円高になっても損をしないで済むようになります。
コストダウン効果の積み上げの威力は、第一口座をご覧頂くと理解し易いかもしれません。
第一口座 セントラル短資FX状況
買値は83.81円で運用開始時資金は30万円です。その後にスワップポイントが約18万円貯まっています。コストダウン効果に置き換えるとこうなります。
- 「スワップポイントの累積で18円のコストダウンが出来ている」
- 「コストダウン効果で買値から18円高水準となる65.81円まで損はしない」
これは前回も書きましたのでもうご理解いただいていると思います。
1年・2年と買いポジションを放置しておくだけでこのコストダウン効果が生まれてきます。
コストダウン効果が大きければ大きいほど、どれだけ大きな円高がきても充分に耐えていける自信と備えが出来ていきます。
終わらない円高はありません。買いポジションを作った後にちょっと大きな円高があってもしっかりと耐え抜いていきましょう。
円安時期になれば利益は増大する。
上記口座は、1月段階の状況ですので現在は更に8千円前後のスワップポイントが増えています。そして、豪ドルの値も買値の83.81円を超えてきています。4月6日現在で約87円まで上昇してきています。
こうなると、資産は大きく増えていきます。
上記第一口座は、こういう状況になっています。
- 運用開始時元金:30万円
- スワップポイント累計:約19万円(口座開設時キャッシュバック含む)
- 円安による為替差益:約3.2万円
合計:52.2万円
このままいけば、あと8円安で再び資産倍増達成水準となりますね。
前にも書いたのですが、この口座は2008年に一度2倍達成しています。でも、当時は2倍で決済の基準を持っていないから決済していませんでした。
この口座は今後も決済しないで皆さんの説明やお手本用口座として使っていくつもりです。
実際の運用状況を理解し易くするためには、こういう実際のお金を使った運用口座がある方が理解し易いと思います。その目的用にしていきます。
まとめ
「資産倍増計画 実際のコストダウン効果」
第一口座をもとに実際のコストダウン効果を計算しました。ノンビリやればこれくらいの効果は可能です。
資産倍増計画で使っていく口座はここです。
資産倍増計画の記事をまとめてあります。
- 第1回:資産倍増計画
- 第2回:資産2倍 GMOクリック証券で開始
- 第3回:円高で儲ける。ズバリ資産倍増
- 第4回:3年で資産倍増が目安
- 第5回:豪ドルチャート 過去5年の値動きからみえてくるもの
- 第6回:資産倍増計画 年間利回り計算
- 第7回:スワップ投資 失敗と成功の教訓
- 第8回:不思議な投資家心理
- 第9回:FXで倍増 天井と大底の考え方
- 第10回:FX運用ルール 資金管理編
- 第11回:円高の恐怖と円安の油断
- 第12回:忘れてはいけないFX失敗の教訓
- 第13回:超円高 その時私はこうなった。
- 第14回:大暴落相場 収穫と成果
- 第15回:スワップ投資の有効性を確認した事件
- 第16回:資産倍増計画運用ルール 仕掛け編
- 第17回:円高円安の判断基準
- 第18回:FX 買いのコツ
- 第19回:成行注文がFX勝者の基本
- 第20回:FXの決済のタイミング
- 第21回:運用資産2倍になったら決済 FX決済ルール その1
- 第22回:スワップポイント逆転で決済 FX決済ルールその2
- 第23回:南アフリカランド 暴落の教訓
- 第24回:資産倍増 レバレッジ管理
- 第25回:強制ロスカットはレバレッジ規制でどうなるのか
- 第26回:レバレッジ規制とスワップ投資
- 第27回:コストダウン効果とは
- 第28回:資産倍増計画におけるコストダウン効果
- 第29回:セントラル短資FX口座でのコストダウン効果
- 第30回:FX放置運用 実際の利益
- 第31回:FXポジション作成後の注意点
- 資産運用 資産倍増計画運用状況