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米ドル円 上昇後の往来相場の攻め方

米ドル円の「上昇後の往来相場」をどうやって攻めていくかについてまとめました。

 

 

往来相場での利益上乗せ

 

往来相場は、利益を手堅く乗せていく時期と考えています。

 

具体的には、この時期は2つの利益の獲得を想定しています。

 

  • スワップポイントの蓄積
  • FXオプションでのプレミアム利益上乗せ

 

スワップ投資では、往来相場は「スワップポイントを貯めこむ」だけです。

 

「FXオプションからのスワップ投資」では、FXオプションを使って更に利益を乗せていく予定でいます。

 

往来相場といっても2種類あります。

 

  • 上昇後の往来相場
  • 下落後の往来相場

 

局面がどちらかによって攻め方が違ってきますので、2つに分けて説明させていただきます。

 

まずは、「往来相場の判定」です。

 

往来相場の判定

 

その往来相場が「上昇後」か「下落後」かの判定は、移動平均線と現在値の位置をみてきめます。

 

往来相場局面 画像

 

米ドル円 往来相場

 

判断基準はシンプルです。

 

上昇後の往来相場

 

「75日移動平均線よりも現在値が上にある状況」

 

画像@部分です。米ドル円が上げ相場に入り、75日移動平均線を上回ってからの往来相場を「上昇後の往来相場」として狙います。

 

下落後の往来相場

 

「75日移動平均線よりも現在値が下にある状況」

 

画像A部分です。米ドル円が下げ相場となり、75日移動平均線を下回ってからの往来相場を「下落後の往来相場」として狙っていきます。

 

米ドル円は、昔から「往来相場の時期が長い」傾向にある通貨ペアです。

 

動くときは短期間に10円くらい動くのですが、その後は一定範囲の往来相場を続けて、数ヶ月後くらいに再び動き出す、そんな感じです。

 

スワップ投資だと、この往来相場は「スワップポイントと貯める」だけしかできません。

 

FXオプションを使えば、往来相場を「プレミアム受取利益」を上乗せするチャンスとして活用できます。

 

具体的には、以下のようなポジションを乗せていきます。

 

上昇後の往来相場 ポジションを入れるタイミング

 

この「上昇後の往来相場 ポジションを入れるタイミング」部分は、2020年6月8日に「有効性が薄い」と感じたため、売買ルールより削除しています。

 

「上昇後の往来相場」となったら、次はポジションを入れるタイミングを待ちます。

 

上昇後の往来相場 ポジションを入れるタイミング

 

「RSI60以上+その辺が天井圏と感じる時」

 

一番目の目安は日足RSIで60以上です。その状況で、その辺が天井圏と感じるような時にポジションを仕掛けていきます。

 

「その辺が天井圏と感じる時」というのはあやふやな表現ですが、具体的には以下のような状況を意味します。

 

  • 米ドル円がそこから大きく上昇する可能性薄い
  • RSI値が60を超えてから下げ気味である
  • 何度か上げ下げを繰り返し往来相場を形成している

 

既に書いた「天井」目安は日足RSI70以上でした。そこまで上昇しそうにないと感じる局面です。

 

この中で「RSI値が60を超えてから下げ気味」というのは、ここのとことの米ドル円日足チャートでRSIを表示させると納得して頂けるかもしれません。

 

「上昇後の往来相場」ではRSI70を超えることは滅多にありません。

 

でも、往来相場の上げのときにRSI60まではいくんです。

 

往来相場時のRSIの動きを見ていると、60くらいでもたつくような時はその辺が当面の高値になることが多いのです。

 

そんなところを狙って仕掛けていきます。

 

完ぺきに見極めることは不可能です。

 

ただ、これらの基準である程度は「往来相場が続きそうだ」というところが掴めていると感じています。

 

上昇後の往来相場 仕掛けるポジション

 

ここで仕掛けるのはFXオプションです。

 

仕掛けるポジション

 

  • コールオプション売り

 

仕掛けるポジションは「コールオプション売り」です。

 

 

コールオプション売りは、「下げ相場で利益・上げ相場で損失」となり「利益限定・損失限定なし」という性質を持ちます。

 

損失は限定されていないものの、「利益となりやすい」傾向があるので「勝ちやすい勝負で利益上乗せ」を狙うのに有効です。

 

先日も1本仕掛けています。

 

 

今回は、米ドル円109.939円のときに権利行使日に110.379円以下であれば最終利益を確保できるポジションです。

 

現在値よりも約40銭以内の上昇で済めば利益ですので、「勝ちやすいポジション」という訳です。

 

当然ですが、「絶対に勝てるポジション」ではありません。

 

大きく上昇すれば「大きな損失」となるリスクもあります。

 

この部分の対応も決めています。。

 

米ドル円が大きく上昇するようであれば、FXで保有中の米ドル円買いポジションの利益も増えている状況です。

 

なので、FXオプションで損失がでてもFXポジションの利益増加で相殺できます。

 

ポジション全体の収支計算イメージ

 

  • FXオプション 損きり
  • FXポジション 利益確定
  • ポジション全体では差引少し利益

 

場合によっては、「FXオプション損きり+FX利益確定」で損益相殺のような売買をしていきます。

 

これまでコールオプション売りは、4回くらい仕掛けています。

 

最終的に損失となったポジションもあるのですが、数千円程度と少額だったのでFXポジションを決済して相殺するパターンの売買はしていません。

 

コールオプションの選び方

 

仕掛けるコールオプションの選び方は、仕掛け「二の型」と同様に考えています。

 

 

この中の「「二の型」プレミアム・権利行使日・権利行使価格の選定」のところをご覧ください。

 

コールオプション仕掛け目安

 

  • 権利行使価格:現在値よりも高いところ
  • プレミアム0.3以上を目安
  • 権利行使日までの期間:1ヶ月半以内くらい

 

「米国金利」「ボラティリティ」が低下している時期などはこの条件に見合うコールオプション売りができないかもしれません。

 

そういう時はポジション作成を見送ります。

 

次は「下落後の往来相場」です。

2020/06/08


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