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「コールオプション売り」の効果はいかほどか?

コールオプション売り ループイフダン

ループイフダン運用再開して2カ月が経過しました。

 

 

運用は堅調で、含み損考慮してもプラス圏にはいってきています。

 

通常は、もうちょっと含み損の時期が長いんですけどね。

 

相場の流れが良いだけかもしれませんが、FXオプションを使った効果も少しづつでてきていると感じています。

 

利益率はまだ少な目です。

 

これは、新しい試みなので最初はポジション少な目にしているせいもあります。

 

もうちょっとしたらポジションが増えていく予定です。

 

それまでは、現状のゆっくり運用が続きます。

 

今回は、この運用でも「カバードコール戦略」として使っている「コールオプション売り」についてです。

 

コールオプション買いについては、下記を参考にされてください。

 

 

 

コールオプション売りについて

 

コールオプション売りは、「上げ相場で損失・下げ相場で利益」「利益限定・損失限定なし」という性質を持ちます。

 

こう書くと「利益限定」とかが引っかかって全然魅力があるようには思えないかもしれません。

 

でも、現実にはそうではないんです。

 

「FXオプションは売り中心で使う」という方も多く、プロ・セミプロのような熟練者ほどその傾向が強いのです。

 

一体、なぜそんなに魅力があるのか、その一端をここで書かせていただきます。

 

この状況、具体的なポジションで説明します。

 

原稿を書いている時点の米ドル円でコールオプション売りを仕掛けるとこんな感じのものが作れます。

 

コールオプション売りの作成例

 

  • 米ドル円現在値 109.80円
  • 種類:コールオプション売り
  • 権利行使価格 110.50円
  • 権利行使日 10月6日
  • プレミアム 1,119

 

ポジション1万通貨だと、利益上限は・・・

 

プレミアム代金:1.119×1万通貨=11,190円

 

・・・となります。

 

権利行使日に米ドル円が110.50円を超えなければこの11,190円の満額受取が確定します。上昇してもこの利益の範囲内であれば最終損失にはなりません。

 

損益分岐点は、110,50+1.119=111.619円・・です。

 

米ドル円の現在値は109,80円です。

 

損益分岐点までは、1円81銭くらいの余裕があります。

 

「利益となり易い」ポジションというのがご理解頂けると思います。

 

作りからにもよりますが、コールオプション売りはかなりの確率で最終利益を確保できます。

 

資金の受渡の仕組み

 

コールオプション売りで、やる前に混乱しやすいのが「資金の受渡」です。

 

FXオプションは売買の度に資金をやり取りする仕組みになっていて、決済時に清算するFXとは違う部分です。

 

コールオプション売りの資金受渡の流れ

 

  • 仕掛時⇒プレミアム代金受取(利益発生)
  • 決済時⇒プレミアム代金支払(損失発生)

 

コールオプション売りは、ポジションを作ったときにお金を受け取ります。多分、ここが「なぜ?」という気持ちになる部分です。

 

最初にお金が貰えるという投資商品は、他にはないので「あれ?」と思っても当然なんですよね。

 

理屈はいろいろあるのですが、「こういう仕組みなんだ」と慣れてしまえば特に問題はありません。

 

今回のパターンだと、仕掛け時にプレミアム代金11,190円受取ます。10月6日に米ドル円が110,50円以下であれば、プレミアムはゼロ円になるので、この11,190円の満額利益が確定します。

 

もしも、米ドル円が上昇して111円になるとその分を清算します。

 

権利行使日清算

 

  • 権利行使価格110,50円ー米ドル円値111.00円=ー0.50円
  • ー0.50×1万通貨=ー5,000円

 

最終日の清算で5000円支払となります。

 

でも、最初に11,190円受取っていますので、最終損益は以下のようになります。

 

  • 仕掛時受取金 11,190円
  • 決済時支払金 ー5,000円
  • 最終損益    6,190円

 

この最終益がマイナスとなるのは、先程の損益分岐点である111.619円を超えて米ドル円が上昇したときとなります。

 

この構造を利用してループイフダン運用に利益を上乗せしていこうというのが・・・・「ループイフダン+カバードコール戦略」・・・です。

 

カバードコール戦略で利益上乗せの目論見

 

私のループイフダンでの設定は「米ドル円買い」のみです。

 

米ドル円が長期下落傾向となれば、長期間放置したままのポジションが発生します。

 

そのポジションに対して「コールオプション売り」を仕掛けます。

 

これが、「カバードコール戦略」と呼ばれるやり方です。

 

カバードコールの利益目安は、1万通貨の米ドル円買いポジションあたり1回1万円程度です。

 

利益目安

 

  • 1万通貨の米ドル円買いポジション
  • 利益目安:1回1万円
  • 保有期間5カ月前後

 

5カ月先の10月に期日がきて、「まだ仕掛けられそう」であれば、更にコールオプション売りを仕掛けて、利益を上乗せします。

 

ループイフダンでの米ドル円買いポジションは最大7万通貨まで作る予定です。相場展開にもよりますが、いずれは常時3〜4万通貨にカバードコール戦略を仕掛ける予定でいます。

 

4万通貨にカバードコールを仕掛けたとすれば、5カ月で4万円の利益上乗せができます。

 

これが12カ月続けられれば、利益見通しは年間10万円ほどです。

 

この間も、ループイフダンの自動売買利益は発生し続けます。

 

2つ合わせて年間20万円以上が、当面の目標とするところです。

 

運用資金は200万円ですので、利益率で10%以上というところです。

 

通常のループイフダンよりもリスクを抑えた形で、この利益率を実現しようと思っています。

 

下げ相場のリスクを減らす

 

単純な米ドル円買いのループイフダンは、下げ相場では大きな含み損を抱えるリスクがあります。

 

私のループイフダン運用では、その期間を「2つの方法」によってリスクを減らしていきます。

 

  • 下げ相場で利益となるコールオプション売りを活用する
  • 仕掛けるポジションを減らす

 

コールオプション売りの仕組みは先程書きました。「下げ相場で利益」となるポジションですので、米ドル円買いポジションの含み損増加を補う効果が期待できます。

 

もう一つは、下げ相場で仕掛けるポジションそのものを減らすということです。

 

強力な下げ相場到来と感じるときは、追加のループイフダン設定を停止したままにします。

 

そのために、1本の設定売買本数は10本程度としています。

 

売買本数を50本・100本と設定してしまうと、止め時の判断がとても難しくなります。

 

売買本数を少なくしておけば、10本以上の買いポジションが作られることはないので、その時点で「設定を追加するかどうか」の検討ができます。

 

この一呼吸を作ることで、「下げ相場でポジションを減らす判断」ができやすくなります。

 

そんな感じで、ループイフダン+カバードコール運用をやっていく予定です。

 

 

ループイフダン運用の主要ページ

 

 

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2021/06/07


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