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サヤ取りで大損する前に読み記事

サヤ取りはリスクが低いはなぜ間違いなのか?

前々回くりっく株365サヤ取りの仕掛け方と損益の仕組みでは、「サヤ取りは両建てを基本とするため、一般の裁量トレードで の暴落などによる影響を受けにくくリスクが低いとも言われている」と書きました。

 

前回サヤ取りの種類 リターンの大きいサヤ取りはどれか?では、サヤ取りの種類とリスクの違いなどについて書かせていただきました。

 

今回は、その2回分のまとめとなります。

 

NYダウ配当金生活 当初の予定と運用記録

くりっく株365サヤ取り2018 連載バックナンバー

サヤ取りリスクの誤解 

サヤ取りのリスク部分は一部誤った解釈がされているところがあります。

 

  • 「サヤ取りは、両建てだからリスクがない」
  • 「サヤ取りは、損をする可能性が少ない」

 

サヤ取りの種類が違っていても、どれにも似たような説明がされていることが多いです。これまで前々回・前回とお読みになってきた方は何が違うのかおわかりだろうと思います。

 

この文言には、「合っている部分」もあれば、「そうとはいえない部分」もあります。

 

サヤ取りは、そのサヤ取りの種類によってリスクの度合いが全く違う

 

これが、サヤ取りの正しい理解です。ここを理解せずに異銘柄サヤ取りなどを「リスクの低いサヤ取り」という認識で取り組んでいると、大きな過ちをおかしかねません。そのまま続けていれば、大損してから気づくことになるかもしれないからです。

 

サヤ取りの種類によってリスクの度合いも大きく違うので、サヤ取り教材などを購入するときは上辺の宣伝にまどわされずに自分で考える必要があります。

 

実際、スワップ金利サヤ取りは同通貨の両建てのため資金管理をしっかりやっておけば価格変動リスクは大幅に軽減できます。

 

ただ、今回の「日経225とNYダウ」のように両建て銘柄が異なる時には両方の銘柄が狙っている方向性と逆に動いた場合、損失が拡大することになります。

 

サヤ取りでも裁量トレードでも相場の流れを完全に把握することはできません。

 

なので、サヤ取りでも想定と反対に動いたときの対応策は考えておく必要があります。基本的に「損きり」「増し玉」「様子見」のどれかになります。

裁量トレードと異銘柄サヤ取り どちらがリスク高い

では、「裁量トレード」とサヤ取りの中ではリスクが高目の「異銘柄でのサヤ取り」では、どちらがリスクが高くなるか考えてみます。

サヤ取り 大損

結論から書けば、以下のようになります。

 

「裁量トレードとサヤ取りはリスクの種類が異なる」

 

サヤ取りはサヤの開閉がリスクとなります。裁量トレードは、単純な上げ下げがリスクになります。リスクの種類が違うだけで、単純にサヤ取りの方がリスクが低いとは言えないところがあります。

 

暴落相場だからといって、サヤ取りポジション全体で裁量トレード並みに大きく収支が悪化することはあまりありません。

 

その代わり、全体がそれほど動いていないのにサヤが大きく動くときがあります。こういう時は、大きな収益チャンスであると同時にサヤ取りで大きな含み損を抱えるリスクのある時期でもあります。

 

とはいうものの、私の感覚ではサヤ取りの方が大損はしにくいところがある気がします。現実的な相場局面で見てみると、サヤ取りの方が損きりが楽という部分があるからです。

 

サヤ取りの方が損きりは楽とかんじる部分

 

裁量トレードでの難所は、暴騰・暴落局面で逃げ遅れたときの損きりです。裁量トレードで破滅するパターンは、ほとんど例外なくこのどちらかです。

 

  • 買いポジションで暴落相場で大損
  • 売りポジションで暴騰相場で大損

 

いずれの場合も、相場全体がパニック気味になっていることが多く、雰囲気に呑まれてしまって損きりしてしまいがちです。「損きりしたところが大底」なんてこともあります。

 

スプレッドも大きく開いているようなことが多く、損の上乗せのようになって傷口を拡げしまいます。

 

サヤ取りでは、こういうことは少ないです。

 

サヤ取りで損きりをする時は、全体としてはそれほど荒れていないことも多いせいか落ち着いてできます。慌てずできることもあって、大損にはなりにくいのです。

 

損きりしなければいけないという状況でも、スプレッドが急拡大しているときに急いで損きりすることもあまりありません。

 

例外もありますけどね。

 

リーマン・ショック級の大荒れ相場では、サヤも大荒れになることも多いです。こういう時でも慌てさえしなければ大丈夫なのですが、周囲の雰囲気に呑まれそうになるので注意が必要です。

 

こういう時期のサヤ取りポジション操作で「禁じ手」ともいうべきものもあります。

 

それは「利益ポジションだけ決済して片方の含み損ポジションは様子を見る」というパターンです。これをやると、かなりの確率でその後辛い思いをします。

 

この辺のリスクを理解して、サヤ取りに取り組んでいけば想定外の大きなケガは少なくなるだろうと思います。

くりっく株365サヤ取り 目次

2017/09/13 08:38
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