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日経225とNYダウ サヤ取りで有利な口座比較

日経225とNYダウは、先物・CFD取引などくりっく株365以外にも様々な市場・投資分野で取り扱っています。それぞれが調整金や限月や手数料など、名称や価格形成の仕組みが異なっているため単純な比較は混乱するだけであまり意味はありません。

 

くりっく株365の「どこが有利」で「どこが不利」なのかを把握することと、その状況で売買にくりっく株365を使うのはなぜなのかというところを中心に記事をまとめました。

 

今回初めての方は、最初から読み直すことをお勧めいたします。

 

NYダウ配当金生活 当初の予定と運用記録

くりっく株365サヤ取り2018 連載バックナンバー

CFD取引とくりっく株365

日経225とNYダウ売買で、一番のライバルは仕組みが近く違いがわかりやすいCFD取引です。

 

CFD取引の中でもっとも取引条件が良いと思われるのはGMOクリック証券CFD取引口座です。

 

この2口座比較でくりっく株365の長所・短所をみていきます。この2口座比較は昨年もやっています。

 

 

2016年と2017年で大きく違っているのは、くりっく株365のレバレッジです。これについては、前回も書かせていただきましたがくりっく株365のレバレッジが変動式で時期によってかなり大きく動くという事情があります。

 

他にも目につく違いがいくつかあります。

 

手数料無料のCFD取引と手数料有料のくりっく株365
くりっく株365のスプレッドは高目

 

GMOクリック証券のCFD取引は、低スプレッド+手数料無料です。くりっく株365は、スプレッド広目+手数料有料ということでこの辺ではGMOクリック証券CFD取引に軍配があがります。

 

必要証拠金はここ2年間はくりっく株365とCFD取引で大きな差

 

同じ約定代金のポジションを保有する場合、くりっく株365の方が必要証拠金は数分の1で済みます。

 

GMOクリック証券CFD取引は、成立後にロスカット値調整必要

 

このCFD取引の制度は、慣れていないとちょっとビックリする方も多いです。ポジションを作るとすぐに「ロスカットレート」、つまり逆行した場合の損きり注文が自動設定されるからです。

 

最初の注文時にある程度余裕を持たせた損きり注文設定をしておくか、約定後に修正するかのどちらかがこの制度に対応するための必須作業となります。

 

配当相当額と価格調整額との違い

 

株式の配当に近い性質を持つものとして、CFD取引では価格調整額・くりっく株365では配当相当額があります。でも、この2つは発生の仕方や仕組みに大きな違いがあるので注意が必要です。

 

CFD取引とくりっく株365では値の生成元が異なります。

 

  • CFD取引は日経225などの先物値
  • くりっく株365は現物値

 

こう書いても違いが良くわからないだろうと思います。具体的な差が出てくるのがこの「配当相当額」と「価格調整額」などです。この価格調整額および配当相当額は、先物・CFD取引などの金融派生商品と現物株との差を調整する役割もはたしています。

 

私自身、最初のうちは似たようなものかなという感覚もあったのですが、実際使ってみて「似て非なるもの」であることがわかりました。

 

CFD取引で、価格調整額発生後は建値も変動します。これに対してくりっく株365は、配当相当額が発生しても建値に影響はないといった細かい違いがいくつもあります。

 

CFD取引値の生成元である先物値は、値の中に配当・金利などの要因が含まれています。この辺を完全に納得するには、先物取引の理解も必要となります。

 

 

おいおい、なんかくりっく株365よりCFD取引の方が有利な点が多い気がするぞ。気のせいだよな。


 

いいや、それは正常な感覚だと思います。

 

スプレッドとか手数料負担ではCFD取引の方に分があります。だから、単純な短期売買だったらCFD取引のほうが有利だと思います。

 

 

じゃあ、なんで君は使っているの?


 

サヤ取りでは、事情が違ってくるからです。

私がサヤ取りでくりっく株365を選んだ理由

私が、サヤ取り売買でくりっく株365を使う理由は2つです。

 

  • 必要証拠金が数分の一で済む
  • 損きり注文設定がないので「拘束証拠金」「ロスカットレート」を気にする必要がない。

日経225 NYダウ サヤ取りで有利

実は、CFD取引でも実験的にくりっく株365と同様のサヤ取りポジションを保有したことがあります。

 

低スプレッドで手数料無料で値もよく動くため、短期売買で利益を出しやすいのですが、最大レバレツジが10倍のためくりっく株365と同様のサヤ取りポジションを作ると証拠金が不足してしまうのです。

 

ロスカットレートの変更は必須なのですが、損きりされにくくするために損きり値に余裕をもたせるとその分必要証拠金が積み上がる仕組みになっています。

 

このため、レバレッジ2倍くらいで両建て(合計4倍程度)してそれぞれでロスカットレート(損きり値)変更を行うと余裕証拠金がほとんどなくなってしまうような状況でした。

 

これだと不測の事態への対応が難しくなります。

 

ちなみに、私のくりっく株365サヤ取りで先日まで保有していたポジションはレバレッジとしては両建てポジション合計で約8倍に相当します。これでも、サヤが1000や2000動いたくらいでは強制ロスカットになる心配はありません。

 

くりっく株365のレバレツジが変動式とはいっても、CFD取引の10倍という水準まで低くなったことは今まで一度もありません。

 

この「資金効率の良さ」と「管理の手間がかからない」というところが、私がサヤ取り売買でくりっく株365を選んだ所以です。

 

毎週のように配当相当額が発生するのも楽しみの一つです。

 

CFD取引業界の環境は毎年変化しています。CFD取引口座で取引条件の改善・見直しなどがあるようであれば、将来的に取引口座を変える可能性もあります。ただ、コロコロ口座を変えるのはよくありません。

 

2017年は、くりっく株365固定でいきます。

くりっく株365サヤ取り 目次

2017/09/20


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