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くりっく株365サヤ取り 1日5分で実践可能

くりっく株365サヤ取りは、前回までの基本ルールを守りながら日々の場帳・グラフ記入をして売買判断をしていきます。

 

私の場合、朝起きて朝食終了後に場帳・グラフを記入する。売買があれば玉帳に記入するという流れでやっています。

 

売買の無い日であれば、場帳・グラフ記入で1日に必要な時間は1分程度です。売買があれば玉帳記入をするのですが、玉帳を丁寧に書いたとしても3分もかかりませんので、その時間を合わせても5分程度でおつりがきます。

 

今回は、実践上うまくやっていくためのコツをいくつか紹介させていただきます。

 

初めての方は、最初から読み直すことをお勧めいたします。

 

NYダウ配当金生活 当初の予定と運用記録

くりっく株365サヤ取り2018 連載バックナンバー

売買のコツ

資金量に関係なく最初は1枚から始める。

 

サヤ取りを始める時の最初のポジションは、最低売買枚数である1枚の両建てから始めるようにされてください。これは、運用資金に関係なくです。

くりっく株365サヤ取り 売買 コツ

たとえ、数千万円の運用資金で最終的には100枚くらいの両建てを作るつもりであっても最初のポジションは1枚両建てからです。

 

そして、その1枚売買を最低数回は続けてください。

 

これは、「サヤ取りが合うかどうかのチェック」のようなものです。

 

今回のサヤ取りに興味を持たれたとしても、皆さんに合うかどうかはわかりません。合うかどうかを確認するためには、実際にポジションをもって売買してみるのが一番です。

 

その売買も1回では判断ができません。たまたまうまくいっているだけかもしれません。数回売買してみれば、サヤ取りの売買感覚のようなものが少し理解できるはずです。

 

1枚の数回売買をした後で「これから続けていくかどうか」を判断されるようにして頂きたいのです。

 

注文は成行注文基本

 

サヤ取り注文は、「成行注文」が基本です。これは、サヤ取りの教科書本著者である林輝太郎・栗山浩先生のルールです。

 

くりっく株365では、制度上の違いを考慮して若干修正しています。

 

株式サヤ取りや商品先物などでは朝の成行注文は「寄付注文」として処理されます。この寄付注文は、朝方の注文を集めて最初の値段を決める作業が行われます。

 

このため、寄付注文はスベルようなこともなく納得のいく形で約定します。

 

くりっく株365サヤ取りでも基本的には「成行注文」で行います。

 

ただ、くりっく株365の場合「寄付注文」という制度がなく、時期や時間帯によっては不利に約定した感じになることもあります。

 

それ故、私の独断による判断で特例ルールとして「現在値に近い指値注文」は「ほぼ成行注文」として良いということにしています。

 

「現在値に近い指値注文」とは、例えばNYダウ買いポジションを23000で決済できそうな状態であれば「23000で指値注文」を出すという形で行う指値注文です。

 

気分的なものでもあるのですが、私は同値よりも1〜2ポイントくらい有利なところで出すこともあります。

 

1〜2ポイント違いでも、タイミングが悪いと約定まで時間がかかってしまうことがあります。なので、有利な値を狙いすぎてしまうと約定しないまま値が逆方向に動く恐れもあります。

 

「現在値に近い指値注文」を使う場合は、この点十分にご注意くださいませ。

 

サヤ変動の理由は考えなくてよい。

 

場帳・グラフにサヤを記入したときに「なぜこう動いているか」などの背景は考えないようにします。

 

前回も似たようなことを書きましたが、これまで「雇用統計で動いた」とか「●●大統領の発言で暴落した」という情報に合わせた売買をしていると、値動きの原因を考えるのがクセになっていることが多いものです。

 

サヤ取りでは、値動きの背景分析などは意味がありません。

 

場帳に記入したサヤ変動の傾向を追いかけることに集中していくのが成功の近道です。

 

ただ、例え考えてしまったとしても、あまり気にする必要はありません。

 

「明日は考えないようにしよう」という気持ちをもって続けていけば、だんだんと気にならなくなるからです。

 

場帳・グラフ記入する環境は毎日固定する方がよい。

 

毎日の場帖・グラフ記入時間と場所などの環境はできるだけ固定するようにしてください。

 

場帳・グラフ記入でサヤの変動をみていくのは「値の受け止め」とも呼ばれています。この「値の受け止め」は、サヤの変動から「流れがちょっと変わってきたかな」という微妙な変化を掴んでいく意味もあります。

 

場所や時間を変えて場帳・グラフ記入をするとその微妙な変化を掴むことが難しくなります。

 

これは、実際に場所や時間を変えて場帳・グラフ記入をするとわかります。

 

日当たりの良い場所・日当たりの悪い場所・夜・昼・居間・書斎・廊下・ホテルのロビー・喫茶店の中などなど、記入する時間帯や場所によって記入者の気分がかなり違ってくるからです。

 

コロコロと記入環境を変えていると、微妙な変化があっても「サヤ変動に変化が起きているからなのか」「環境の違いによるものなのか」の判断が難しいものです。

 

夜であっても、毎日同じ場所・同じ時間に記入していれば環境条件はいつも同じなのでサヤ変動の変化を素直に受け取ることが出来ます。参考までに書くと、私は自分の書斎で8時50分頃までに場帳・グラフ記入をするのが日課です。

くりっく株365サヤ取り 目次

2017/10/21


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