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「ツナギ売り」と「サヤ取り」 両建て運用法の違い

「ツナギ売り」「サヤ取り」共に両建て運用法です。ポジションを作った状態も良く似ています。でも、そこからのポジション操作などは全く別のものになります。運用の際にはどちらでやるのかをはつきりとしておく必要があります。

 

今回初めての方は、最初から読み直すことをお勧めいたします。

 

NYダウ配当金生活 当初の予定と運用記録

くりっく株365サヤ取り2018 連載バックナンバー

NYダウ配当金生活とは

今回のくりっく株365は、ブログ上では「NYダウ配当金生活」という企画で運用公開してきています。

 

NYダウ 配当金生活

 

この企画は、運用開始時は「ツナギ売り」だったのですが、途中より「サヤ取り」に変更しています。その関係で、ブログ過去記事を読んでいただいた読者の中には、「ツナギ売り=サヤ取り」と思われている方もいるようです。

 

混乱させてしまい申し訳ありませんでした。

 

今回は、これまでの流れと運用法の整理をさせていただきます。

 

ツナギ売りで始めた運用

 

最初は、単純にNYダウ買いポジションで配当相当額を受け取るのが目的でした。FXのスワップ投資と同じパターンで資産を増やしていくつもりで始めたのです。

 

最初の売買:2016年8月4日 ツナギ売りで開始

 

現状、NYダウ買いポジション1枚で約5万円の配当相当額が期待できます。当時は、NYダウ売買が始まったばかりなのではっきりとはしていなかったのですが、4.5万円くらいは期待できそうな感じでした。

 

仮に1枚5万であれば、単純に20枚買いポジションを保有すれば100万円の配当相当額、200枚では1000万円の配当相当額です。徐々に資産を増やしながら、配当相当額をそのレベルまで増やそうという目論見でした。

 

でも、開始当時からNYダウは相当な高値圏にありました。これから上昇する可能性も十分にあるものの下げ始めれば暴落に繋がる恐れもある状況だったのです。

 

単純には買う気になれません。

 

その状況は、2017年9月現在も変わっていません。

 

そこで、ヘッジのために「ツナギ売り」を使うことにしたわけです。

 

単純に両建てするのもよいのですが、敢えて日経225を売っています。

 

これが最初のNYダウ配当金生活の運用スタイルでした。

 

  • NYダウ買いポジションをずっと保有
  • 日経225売りポジションを定期的にツナギ売りしてリスクヘッジ
  • ツナギ売りは定期的に決済する。買いポジションは維持が基本。

 

これが、この「ツナギ売り」両建てのそれぞれの役割です。

 

これは、NYダウ暴落時に日経225は更に大きく下げやすいという傾向を利用したものです。昔から米国がカゼをひくと日本は肺炎になるといわれる関係であり。それは株価変動にはっきりとでます。

 

ツナギ売りは、買いを主力にして下げそうなときに売りポジションを乗せていくやり方です。

 

ある程度やって、NYダウの上げ下げの流れが掴めそうであればその後はNYダウ単体の売買に切り替えていこうという狙いも最初はあったのです。

 

サヤ取りに転換

 

でも、実際始めてみるといつの間にか「常時両建て」となっていました。

NYダウ 運用法 ツナギ売り サヤ取り

ツナギ売りは、両建て期間もあるのですがどちらかというと買いポジションのみの片張り期間のほうが多くなります。

 

でも、今回の売ではNYダウを単純な買いポジション保有のままにすることが出来なかったのです。

 

既に高値圏にあり暴落してもおかしくないという恐怖があったからのなのですが、常に日経225売りポジションがないと安心できない状況でした。

 

そんな感じだったので、新規のNYダウ買いポジションを作るときには、一緒に日経225売りポジションを作ることが常態化しておりました。

 

ツナギ売りであれば、両建てポジションを作った後にどこかで売りポジションを外すことになります。でも、外せません。

 

どうみてもこれは「サヤ取り」です。

 

そこで実際の売買の状況に合わせるため「サヤ取り」に、方向転換しています。

 

「これはサヤ取りではないツナギ売りだ」ということにだわりすぎると筋の違う失敗にもつながります。

 

現在のサヤ取り基本形はこうです。

 

  • NYダウ買いポジション+日経225のセット売買が基本
  • サヤをみながら定期的に売買する。
  • 戦略的に片方のポジションだけを保有する時期はありうる。

 

一定時点で保有しているポジションだけを見れば、「ツナギ売り」なのか「サヤ取り」なのかの違いはわかりません。でも、その差はポジション操作の違いででてきます。

 

一見、同じ両建てでも運用方針とポジション操作は「ツナギ売り」と「サヤ取り」では大きく異なります。

 

今後は「サヤ取り」で固定して運用をしていくことにしています。まずは、運用をしながら細かいルールを整備していくことにしています。

くりっく株365サヤ取り 目次

2017/09/23


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