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南アフリカランド円 暴落後の反動狙いの鉄則検証 ZARJPY概論10回

南アフリカランド円を買いで取る戦略として「暴落後の反動狙い」を有効にする方法は前回までで書かせて頂きました。今回は、前2回でご紹介した、南アフリカランド円の買い基準をもう少し使える形にしてみることにしました。これまでの経験から確実性の高い売買ができそうな気がしたためです。

 

先日の基準をEA化して検証することで面白い特徴が見えてきました。

落専用EAによる検証

2つのテクニカル指標をEA化して検証した結果がこちらです。

 

参考記事:アフリカランド円暴落相場専用EA バックテスト結果検証

 

先日も書きましたが、チャートによってつけるテクニカル指標の基準は違ってきます。使う基準は、OANDAJAPAN用に変更しています。

 

  • 移動平均乖離率 −10%⇒ー5%
  • RSI 10⇒20

 

これで勝率100%となる形で作ってみた次第です。

 

残念なのは、検証データが2008年末からのものになっていて、2008年の大暴落当時の検証ができなかったことです。目視で検証したところ以下のような感じでした。

補足:リー万級の大暴落への対応度合い

当時の南アフリカランド円は、短期で半値近いところまで暴落するという大変動を演じています。

 

移動平均乖離率 

 

シグナル発生後300以上の下げがあり、この基準でも厳しい戦いでした。

 

RSI

 

シグナル発生後の下げはチャート上200程度になっているため、覚悟をしっかりと決めていれば持ちこたえられるかもしれません。

 

どちらの場合でも、かなり暴落した後に買ったにも関わらず更に大きく下げるという展開になっています。

「反動狙いの利益幅は30銭」 利益確定は欲張れない

EA作成で気づいた点で大きなことは「南アフリカランド円の反動相場は欲張れない」ということです。2つのEAともに利益確定幅を30銭としています。

 

これを40銭にすると収益が崩れだします。つまり、反動相場が30銭程度しかなく下げていく展開もあるということです。

 

損きり幅は3円で設定しているので、「暴落」⇒「30銭程度の反発」⇒「再度暴落」なんてパターンです。

 

リー万・ショック時を除いた検証にもかかわらず、この現象が起きています。

短期勝負でいける

「買いシグナルが発生してからの利益確定までの期間」も興味深い結果になっています。

 

「シグナル発生から翌日〜2か月以内で利益確定」

 

ズドーンと落ちて一気に反発してくる形が多く、ほとんどがスルリと利益確定となっています。こじれても、2か月程度という具合です。

 

つまり、反動狙い売買のときは2か月以上となって利益確定できないときは要注意ともいえます。もしも、利益確定幅を欲張る場合でも「2か月保有したら決済」というルールにしておくと良さそうです。

 

30銭利益確定で大きな勝負というのも有効そうです。このパターンで勝負する場合は分割はしないほうが良さそうです。分割を細かくしたりすると、その後にかえなくて上昇開始ということになりかねないからです。

 

あとは、その注文を出す度胸があるかどうかということになります。

 

かなりの確率で利益を出せそうだとは思っても暴落のさなかに勝負をするのには勇気がいります。

 

この検証結果は、もう少し掘り下げてEA化していこうかと思っています。幸い、4Gで契約しているVPS容量が結構余っているので、10万通貨程度で動かしたままにしておき、チャンス到来とともに裁量口座でもポジションを作る感じでいきます。

ZARJPY売買概論 目次

 

南アフリカランド円売買2016年主力口座は以下の2つです。

 

2016/03/28


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