スワップ投資 失敗と成功の教訓
スワップ投資の成功口座と失敗口座にはそれぞれ共通の理由があります。この部分を押さえておくだけでも、スワップ投資で失敗は少なくなるハズです。
資産倍増計画で使っていく口座はここです。
資産倍増計画のリスク
この資産倍増計画にもリスクがあります。
例えば、「2008年のような超円高状況が起きたときの対応」です。
豪ドルの値動きでいくと2008年に100円台から数ヶ月で50円台まで落ちていく超円高が実際に起きています。この資産倍増計画は基本的に「放置投資」ですので、損切りもしません。もしも100円台で豪ドルを買って途中で損切りをしないとどうなっていたでしょう。
まず・・・無理ですよね。
スワップポイント放置投資でFXをやっていた場合はとても持ちこたえられません。例え、レバレッジが2倍程度でも100円台で買いポジションを作っていたら強制ロスカットにあって運用資産はほとんど無くなっていたはずです。
実際、当時の私も「スワップ運用口座」で大きな損を計上しています。2009年にはかなり取り返して公開口座4年間の成績はプラスにはなっています。それでも、2008年の損はかなりの痛手でした。
その2008年を切り抜けた放置口座がいくつかあります。
スワップ投資 成功口座と失敗口座の違いは何か
安全だった「成功口座」の特徴はこうでした。
- ポジション操作を全くしない完全放置口座
- FXブーム初期の頃に作ったポジション
- 円高の時に恐る恐る作った買いポジション
100円台で作ったポジションで今もそのままの買いポジション口座もあります。そういう口座では60円台や70円台でポジションを増やして今もスワップ投資を継続しています。でも、この口座は周囲の雰囲気に飲まれて作った、いわば「失敗口座」だったと反省しています。
成功口座と失敗口座の違いはなんだったのか考えました。
- 円高の時に恐る恐る作った口座は後からみると「安値の買いポジション」で成功口座が多い。
- 円安が進行して「FXは誰でも儲かる!」なんて言われている時期に作った口座は後からみると「高値の買いポジション」で失敗口座が多い。
決済した口座も含めて、ほとんどがこのパターンなのです。
ここは充分に注意しておくべきところです。
資産倍増計画は、スワップ放置投資を基本にしてポジション操作は基本的にしません。そのため、「どこで仕掛けるか」が重要になります。
今がその調度良さそうな時期・・・と感じています。でも、まだまだかもしれませんのでこの後に述べていく「運用ルール」で充分な対応をしていきます。
次回へ続く
まとめ
「スワップ投資 成功口座と失敗口座の違い」
今回の資産倍増計画は、私の過去の失敗と成功から学び続けた教訓をまとめてあります。私と同じ失敗を皆さんがする必要はありません。
資産倍増計画 目次
資産倍増計画の記事をまとめてあります。
- 第1回:資産倍増計画
- 第2回:資産2倍 GMOクリック証券で開始
- 第3回:円高で儲ける。ズバリ資産倍増
- 第4回:3年で資産倍増が目安
- 第5回:豪ドルチャート 過去5年の値動きからみえてくるもの
- 第6回:資産倍増計画 年間利回り計算
- 第7回:スワップ投資 失敗と成功の教訓
- 第8回:不思議な投資家心理
- 第9回:FXで倍増 天井と大底の考え方
- 第10回:FX運用ルール 資金管理編
- 第11回:円高の恐怖と円安の油断
- 第12回:忘れてはいけないFX失敗の教訓
- 第13回:超円高 その時私はこうなった。
- 第14回:大暴落相場 収穫と成果
- 第15回:スワップ投資の有効性を確認した事件
- 第16回:資産倍増計画運用ルール 仕掛け編
- 第17回:円高円安の判断基準
- 第18回:FX 買いのコツ
- 第19回:成行注文がFX勝者の基本
- 第20回:FXの決済のタイミング
- 第21回:運用資産2倍になったら決済 FX決済ルール その1
- 第22回:スワップポイント逆転で決済 FX決済ルールその2
- 第23回:南アフリカランド 暴落の教訓
- 第24回:資産倍増 レバレッジ管理
- 第25回:強制ロスカットはレバレッジ規制でどうなるのか
- 第26回:レバレッジ規制とスワップ投資
- 第27回:コストダウン効果とは
- 第28回:資産倍増計画におけるコストダウン効果
- 第29回:セントラル短資FX口座でのコストダウン効果
- 第30回:FX放置運用 実際の利益
- 第31回:FXポジション作成後の注意点
- 資産運用 資産倍増計画運用状況