コストダウン効果とは
スワップポイントのコストダウン効果についてお話しします。
コストダウン効果について
資産倍増計画のコストダウン効果について確認をしておきます。
コストダウン効果とは、「サヤすべり取り」や「ローリング」や「ツナギ売買」などの投資法を実践する投資家の間で使われている専門用語の一つです。
運用がどれくらい順調にいっているかの目安ともなります。コストダウン効果を具体的に説明するとこんな感じになります。
「ポジションを作っておく事で損をしない水準が下がっていく状況」
これをコストダウン効果と呼びます。
資産倍増計画に置き換えて考えればこうです。
「買いポジションを作ってスワップポイントを受け取っていく事で損をしずらくなる効果」
資産倍増計画でポジションを作ってから数ヶ月たつとスワップポイントが貯まり始めます。現状豪ドルのスワップポイントは1万豪ドルあたり1日80〜90円の間ですので1ヶ月もすると2〜3千円のスワップポイントが貯まります。
円高になっても、円高による含み損をスワップポイントの累積で埋めてくれるようになります。
これは、例えばこういう事です。
仮に1ヶ月のスワップポイント合計が2500円とすれば、運用資金はこうなります。豪ドルを80円で買ったポジションがあると仮定して計算してみましょう。
- 豪ドル 買いポジションの値:80円
- 運用開始時資金:30万円
- 1ヶ月のスワップポイント合計:約2500円
これは、「円高で2500円以上損をしなければ運用開始時の資金30万円を割らなくて済む状況・・・といえます。
2500円を値動きに置き換えてみましょう。
- 2500円÷1万豪ドル=0.25円=25銭
- 80円ー25銭 =79.75銭
豪ドルが79.75銭よりも円高にならなければ決済しても元金30万円を割らなくても済みます。これを私たちはこう呼んでいます。
- 「1ヶ月のスワップポイントで25銭のコストダウンが出来ている」
- 「コストダウン効果で豪ドル79.75銭まで損はしない」
今回の資産倍増計画を続けていく事でこのコストダウン効果を実感出来るようになるはずです。
それが第一口座の状況です。
第一口座 セントラル短資FX状況
この口座はスワップポイントなどの累積だけで18万円(口座開設時などのキャッシュバックも含む)あります。これだけで30万円が48万円になっています。
「18円高になっても運用元金の30万円を割らない状況」
18円のコストダウンをしているとも言えます。
次回は、このコストダウンをもう少し詳しく説明させて頂きます。
コストダウンの考え方は、本格的投資法を実践するようになれば必ず必要になります。将来のために少し詳しくやらせていただきますね。
まとめ
「コストダウン効果について」
セミプロ・プロの用語でもありますが、この考え方は使いこなしていくと便利です。利益を積み上げていくという意味が別の視点でとらえられるようになりますよ。
資産倍増計画で使っていく口座はここです。
資産倍増計画の記事をまとめてあります。
- 第1回:資産倍増計画
- 第2回:資産2倍 GMOクリック証券で開始
- 第3回:円高で儲ける。ズバリ資産倍増
- 第4回:3年で資産倍増が目安
- 第5回:豪ドルチャート 過去5年の値動きからみえてくるもの
- 第6回:資産倍増計画 年間利回り計算
- 第7回:スワップ投資 失敗と成功の教訓
- 第8回:不思議な投資家心理
- 第9回:FXで倍増 天井と大底の考え方
- 第10回:FX運用ルール 資金管理編
- 第11回:円高の恐怖と円安の油断
- 第12回:忘れてはいけないFX失敗の教訓
- 第13回:超円高 その時私はこうなった。
- 第14回:大暴落相場 収穫と成果
- 第15回:スワップ投資の有効性を確認した事件
- 第16回:資産倍増計画運用ルール 仕掛け編
- 第17回:円高円安の判断基準
- 第18回:FX 買いのコツ
- 第19回:成行注文がFX勝者の基本
- 第20回:FXの決済のタイミング
- 第21回:運用資産2倍になったら決済 FX決済ルール その1
- 第22回:スワップポイント逆転で決済 FX決済ルールその2
- 第23回:南アフリカランド 暴落の教訓
- 第24回:資産倍増 レバレッジ管理
- 第25回:強制ロスカットはレバレッジ規制でどうなるのか
- 第26回:レバレッジ規制とスワップ投資
- 第27回:コストダウン効果とは
- 第28回:資産倍増計画におけるコストダウン効果
- 第29回:セントラル短資FX口座でのコストダウン効果
- 第30回:FX放置運用 実際の利益
- 第31回:FXポジション作成後の注意点
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