FX運用ルール 資金管理編
運用ルール 資金管理編
資産倍増計画の運用ルールの説明をしてまいります。
まずは資金管理ルールから始めます。
- 投資対象:豪ドル/円
- 運用規模:1万豪ドル
- 入金資金:30万円(FX業者入金)
- 予備資金:20万円(銀行預金で待機)
1万豪ドルあたり30万円が目安です。ただ、私は予備資金として銀行の預金に最低20万円は待機させておきます。
今回の第二口座の場合はこうです。
GMOクリック証券に30万円
ネット銀行の住信SBIネット銀行に20万円
住信SBIネット銀行を使う理由は二つです
- 資金移動の時の手数料がFX以外でも月3回まで無料
- 待機しておく時に定期預金にしておくと金利が高い(只今、円定期預金0.8%キャンペーン中などよくキャンペーンも行ないます)。
ここまでは、準備が終わっています。
銀行の預金は、中途解約の時に元金割れしないのであれば定期預金でも結構です。このお金は動かす可能性はほとんどありません。後でも話しますが「相場変動時の精神安定剤」的な役割があります。
30万円で1万豪ドルしか買わないのは随分用心深すぎる。しかも、20万円待機させておくなんて臆病にもほどがあるだろ。
そういう意見もあるかもしれません。
でも、FXが初めての方はこれくらい慎重にやった方が良いと思います。
これは、買いポジションを作ってから10円以上円高になるような経験をするとわかります。
円高の時の弱気な心理を甘くみてはいけない。
スワップ放置投資で長期間に渡り資産を増やしていけるかどうかの大きな鍵は、10円以上の円高の時にあります。
「10円以上の円高が起きた時に耐えていけるかどうか」
この資産倍増計画は、基本的に「損切り」はしません。買い値から10円の円高になっても損切りはせずに放置し続けていきます。この円高に耐えられるかどうかというのは2つの視点があります。
- 強制ロスカットになるかどうか。
- 精神的に耐えられるかどうか。
強制ロスカットとは、円高によって膨らんだ含み損がそれぞれのFX業者の基準を超えてしまった時に、自動的に損切りされてしまう状態の事です。
この部分は、実はあまり怖くはありません。
私は、今まで多くのスワップ放置口座を作り運用してきました。でも、一度も強制ロスカットに遭った事はありません。基本的に、上記のような余裕を持ってやっていけば、強制ロスカットまで追い込まれる事はほとんどないと感じています。
後で述べますが、「円安が大きく進行してFXがブームになっているような時」にこの資産倍増計画は絶対に実施してはいけません。これ以外にもある禁止事項をきっちり守れば、強制ロスカットにはあまずならないと思っています(相場運用に絶対はありませんので・・)。
怖いのは2番目の「精神的に耐えられるか」という部分です。
次回へ続く
まとめ
「運用ルール 資金管理編」
資産倍増計画の運用ルールの説明を始めます。
資産倍増計画の記事をまとめてあります。
- 第1回:資産倍増計画
- 第2回:資産2倍 GMOクリック証券で開始
- 第3回:円高で儲ける。ズバリ資産倍増
- 第4回:3年で資産倍増が目安
- 第5回:豪ドルチャート 過去5年の値動きからみえてくるもの
- 第6回:資産倍増計画 年間利回り計算
- 第7回:スワップ投資 失敗と成功の教訓
- 第8回:不思議な投資家心理
- 第9回:FXで倍増 天井と大底の考え方
- 第10回:FX運用ルール 資金管理編
- 第11回:円高の恐怖と円安の油断
- 第12回:忘れてはいけないFX失敗の教訓
- 第13回:超円高 その時私はこうなった。
- 第14回:大暴落相場 収穫と成果
- 第15回:スワップ投資の有効性を確認した事件
- 第16回:資産倍増計画運用ルール 仕掛け編
- 第17回:円高円安の判断基準
- 第18回:FX 買いのコツ
- 第19回:成行注文がFX勝者の基本
- 第20回:FXの決済のタイミング
- 第21回:運用資産2倍になったら決済 FX決済ルール その1
- 第22回:スワップポイント逆転で決済 FX決済ルールその2
- 第23回:南アフリカランド 暴落の教訓
- 第24回:資産倍増 レバレッジ管理
- 第25回:強制ロスカットはレバレッジ規制でどうなるのか
- 第26回:レバレッジ規制とスワップ投資
- 第27回:コストダウン効果とは
- 第28回:資産倍増計画におけるコストダウン効果
- 第29回:セントラル短資FX口座でのコストダウン効果
- 第30回:FX放置運用 実際の利益
- 第31回:FXポジション作成後の注意点
- 資産運用 資産倍増計画運用状況