米ドル円・・下げ転換の攻め方

 

下げ転換を意識

 

この運用で意識している3つ目のポイントが「下げ転換」です。

 

上げ相場が終わり、下げ相場に転換したかもしれないというところで、「大きな下げ相場に備えたポジションを入れる」ルールにしています。

 

基準はこうしています。

 

  • 現在値が75MAを割ったあとの大陰線⇒デットクロス+大陰線の形

 

デットクロスによる転換 局面

 

転換1

 

テクニカル指標の教科書に必ずかかれている「デットクロス」の形です。

 

この形が発生したら、ポジションを仕掛けます。

 

単純にデットクロスとなるだけでなく、そのあとに大き目の陰線が発生したところで「下げ転換確定」とする見方です。

 

ここでポジション操作をします。

 

仕掛けるポジション

 

  • プットオプション買い
  • FX新規売り又は買いポジション決済

 

プットオプション買いは、「下げ相場で利益・下げ相場で損失」「利益限定なし・損失限定」という性質を持ちます。

 

 

この中の「プットオプション買いの全体像」で詳しい特徴をまとめています。

 

下げ転換シグナルは一過性のもので終わり、実際には下げないこともあります。

 

そういう時は、「損失限定」させて利益を追いかけていけるプットオプション買いの活躍時です。

 

「下げ転換」のポジション操作は、このプットオプション買いを基本と考えています。

 

あとは、状況に応じて「FX新規売り又は買いポジション決済」も使います。

 

その時点のデットクロスがどれだけ強力と感じるかどうかで、ポジション操作の内容を変えていきます。

 

この下げ転換は、「天井」「大底」以上に的確に掴むのが難しい局面です。

 

どうしてもダマシが多くなってしまいがちです。

 

それでも、なんらかの手を打つ必要があると考えています。

 

「下げへの転換」を意識する理由

 

一般的に相場の転換には、「下げ⇒上げへの転換」と「上げ⇒下げのへの転換」の2つの意味があります。

 

この運用法では、「上げ⇒下げへの転換」だけを意識しています。

 

「FXオプションからのスワップ投資」は、FXのスワップ投資同様に米ドル円買いのようなポジションを長期保有します。

 

FXポジションを保有するようになると、いつの時期もある程度の「米ドル円買いポジション」を持っていることになります。

 

敢えて上げ転換を意識せずとも、上げ相場となれば利益が乗る仕組みになっています。

 

なので、上げ転換は意識しないでやっています。

 

下げ相場は事情が違います。

 

買いポジションを常時保有する状況なので、「下げ相場」が大きくなると、大きめの含み損を抱えてしまうことになります。

 

「下げへの転換シグナル」だけは注意せねばなりません。

 

1万通貨30万円くらいの資金配分で運用しているので、5円や10円規模の下げであれば問題なく耐えることは可能です。

 

ただ、20円規模の下げともなれば精神的にきつくなることもありえますし、30円規模の下げであれば強制ロスカットが現実に起こりえます。

 

「天井圏」で「下げ相場向けのポジション」をうまく乗せられれば、そのあとに下げ相場が到来しても問題はありません。

 

でも、実際の運用では「天井圏」のシグナルが発生しないまま下げ相場に突入することがよくあります。

 

以上の可能性を考慮すると「下げへの転換」は意識せざるを得ないのです。

 

プットオプション買いの選び方

 

「下げ転換」と判断したときに作るプットオプション買いの基準は以下のようにしています。

 

  • 権利行使日までの期間は2〜3カ月
  • プレミアムは1以内
  • 権利行使価格は、現在値から少し離れていてもよい

 

「損失限定」で下げ相場を追いかけていくポジションです。できればプレミアムは高目になっても利益となりやすい「現在値近辺の権利行使価格」にしたいところです。

 

プレミアムが1くらいのプットオプション買いだと、30万通貨購入で30万円のプレミアム購入代金が必要になります。

 

結構な金額ですよね。

 

「下げ転換」がでたものの下がらないようなときは、この30万円が全て損失になる覚悟も必要です。

 

ここは無理はしません。

 

下げ転換で一番怖いのが、そこから10円・20円の大きな下げとなるような展開です。

 

その下げを想定するのであれば、現在値よりも3円くらい離れているプットオプション買いでも、十分に「下げ相場対策」となるポジションが作れます。

 

どの辺が良いのかは、実際の売買でいろんなパターンを試しながらやっていきます。

 

今後の課題:ダマシが多くいという現実

 

この「下げ転換」でのポジション対応の悩みどころは、「ダマシが多いところ」です。

 

デットクロスのダマシ

 

転換2

 

過去の「デットクロス+大陰線」となっても、実際には下げずに上げ続けたケースがでてきまうs。

 

数週間前の売買も、そのパターンにはまっています。

 

 

この時は、「デットクロス+大陰線」という形を確認してから以下の売買をしています。

 

  • プットオプション買い 30万通貨
  • 米ドル円買いポジション20万通貨決済

 

当時保有していたポジションが30万通貨でしたので、3分の2を決済しています。

 

かなり思い切ったポジション操作です。

 

この時は、米国とイランの緊張が高まり「第三次世界大戦に発展するかも」と言われていた時期です。

 

下げ相場の含み損対策だけであれば、プットオプション買い30万通貨だけでよかったのです。

 

でも・・・

 

「米国とイランの緊張関係は、簡単には収まりそうにない。米ドル円も下げる展開がしばらく続くかもしれない」

 

・・・という考えが進んで・・・

 

安値で買い直すこともねらって、20万通貨の決済をしています。

 

このポジション操作の結果は、裏目にでてしまいました。

 

今回のケースに関しては、「プットオプション買い」のみにしておくというのが最良の選択肢だったという気がします。

 

今後もこんな売買をしながら、現実に利益を大きくできる形にしていく予定です。

2020/01/22


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