米ドル円 移動平均線のデットクロスに合わせての売買
売買判断に使っている米ドル円チャートに動きが出てきています。
それに合わせた売買をしていますので、その内容をまとめました。
移動平均線デットクロスの形
今回のポジション操作のきっかけは、このチャートです。
黄色線が75日移動平均線です。
- 米ドル円日足が75日移動平均線を割り込む
- 割り込んだ後に大陰線
所謂「移動平均線のデットクロス」です。
2本の移動平均線を使うことが多いかと思うのですが、私は「現在値と移動平均線」の組み合わせでやっています。
ここ数年のチャートをみると、この2条件が揃ったあとは大きな下げに繋がっていくことが多くなっています。無論ダマシもあり、絶対に下げるといったものではありません。
100%絶対はないものの、この2つの条件が揃ったときは、「米ドル円下げ濃厚」と判断してポジション操作をすることにしています。
具体的には、以下の3つのポジションの検討に入ります。
- 米ドル円買いポジション決済
- 米ドル円新規売りポジション
- 米ドル円 プットオプション買い
状況に応じて、この3つを組み合わせていきます。
今回は、「米ドル円買いポジション決済」と「米ドル円プットオプション買い」で対応してみました。
米ドル円 20万通貨決済
この決済により、331,180円利益がでています。
プットオプション買い 30万通貨
今回のFXオプション内容
- 作成日:2020年1月6日
- FXオプション内容:米ドル円 プットオプション買い
- 作成時点の米ドル円:107.866円
- 権利行使価格:107.000円
- 権利行使期日:2月26日
- 売買数量30万通貨
- プレミアム:0.745
- 利益上限:0.745×30万通貨=223,500円
今後米ドル円が107円を割れて下げていくようであれば、このプットオプション買いに利益が乗ってくることになります。
尚、損失は223,500円に限定されます。
ポジションを作った際に、プレミアム代金として払っている金額が223,500円です。
つまり、ポジションを作った時に支払うこのプレミアム代金が損失の先払いのような感じになります。
米ドル円が上昇となった場合でも、これ以上の損失がでることはありません。
期間は2月26日までの約1カ月半です。
過去のチャートをみると、75日移動平均線を割って下げていくパターンは、「そこから1ヶ月くらいで大きく下げる」傾向にあります。
今回の下げがダマシの可能性も十分にあります。
取り合えず、このポジションを保有しておくことで「もしも、米ドル円が大きく下がっても大丈夫」という状況にはなっています。
最後に今回の収支をまとめておきます。
今回のポジション操作収支
項目 |
損益 |
---|---|
FXポジション20万決済 |
331,180円 |
プットオプション買い30万通貨 |
−223,500円 |
差引収支 |
107,680円 |
合計で107,680円の利益です。
この後、米ドル円が下げるようであれば今回仕込んだプットオプション買いに利益が乗ってきます。
プットオプション買いは「損失限定・利益限定なし」というポジションですので、下げれば下げるほど利益が乗ります。
私としては、下げ相場になるようであれば、適度なところで「米ドル円の買い直し」をする予定でいます。
実際の値動きが、私の希望どおりにいくものでもありません。
ただ、イランと米国・米国と中国などを」中心として荒れそうな要因がいくつもあります。当面はここから米ドルが大きく上昇するのは難しそうな気がしています。
戦争のような状況となれば、為替相場・株式と相場ともに相当荒れることは必至です。自分のトレードに集中して、この難局を乗り切っていく所存です。
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