トランプ大統領円高に備えて権利行使価格を下げておく
FXオプションでは、FXの買値を下げるような技があります。
それが、本日実行した「乗換売買」です。
米ドル円スワップ投資の特長
- 米ドルが高金利時期を活用した運用
- リスクは、初期はスワップ投資と同等ですが、長期になるにつれ低くなっていきます
- リターンは、相場変動次第で大きくなる可能性がある
- FXポジション:基本的にスワップポイント蓄積に専念する
- FXオプション@:コール売りで利益上乗せ狙う
- FXオプションA:下げ相場ではプット買い・上げ相場ではコール買いで利益上乗せ狙う
- 2023年1月運用開始:開始時元金600万円
- 2023年11月資産倍増達成:確定損益+スワップ合計600万円⇒運用資金1200万円到達
権利行使価格を下げるための乗換売買実行
FXでの買値は、FXオプションでは権利行使価格に相当します。
この権利行使価格は、乗換売買をすることで下げたり上げたりできます。
乗換売買というのは、ポジションを一旦決済して新規ポジションを作ることです。
損失を出さずに乗換売買をすることで、権利行使価格を引き下げていくというのが私のやり方です。
今日やったのは、この2つの売買です。
もともと保有していたのが、「権利行使価格151円・権利行使期日6月4日のプット売りポジション」です。
これを決済することで、511,100円の支払(損失)も発生しています。
これを元に、新規ポジションを作成します。
新規で作成したのは、「権利行使価格149円・権利行使期日8月13日のプット売りポジション」です。
ポジション作成時に、528,000円受取(利益)が発生しています。
これで、売買は終了です。
プット売りは、「上げ相場で利益・下げ相場で損失」で「利益限定・損失限定なし」という性質を持ちます。
つまり、損益の出る方向性はFXの買いポジションに近く、円高期には含み損を抱えることになります。
なので、権利行使価格よりも下がれば下がるほど損失が増えていくので、権利行使価格を下げていけば損失はそれだけ出にくくなります。
トランプ大統領が円安を牽制する発言もし始めているので、これから当面は円高になりやすい局面になりそうな気配もあります。
なので、今回のように権利行使を下げておくことは、更なる円高となったときに含み損を少な目にしていく効果が期待できるという訳です。
でも、期日である権利行使日が2カ月延びることになるので、その辺も考慮しながらやるかどうかを判断します。
リスクを下げる一手ということで参考になれば幸いです。
FXオプション口座はここ使っています。
オプションはサクソバンク証券を使っています。
米ドル円合成スワップ投資 ここまでの成績
- 2023年運用開始
- 運用原資:6,000,000円
年度 |
確定損益 |
累計損益額 |
---|---|---|
2023年 |
3,324,750円 |
3,324,750円 |
2024年 |
3,416,518円 |
6,741,268円 |
2025年 |
73,800円 |
6,815,068円 |
- FX決済およびオプション売買による確定損益金額です。
- スワップポイント・保有ポジション含み損など未決済損益は入っていません。
FX口座は、米ドル円スワップポイントが高水準となることが多いくりっく365口座を使っています。
FXオプション口座はここ使っています。