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円高に備えたリスク減のための乗換売買

昨日あたりからですが、そろそろ米ドル円が崩れそうな雰囲気もでてきました。

 

余裕のあるうちに円高に向けたリスク減のためのポジション操作を実行しています。

 

これによる効果は2つです。

 

  • 買い相当のポジションを10万通貨減らして、円高突入時の含み損を減らす
  • 権利行使価格を下げることで、損失が大きくなりだす水準を下げる。

 

どちらも、FXでは損切なしでは出来ない事で、FXオプションならではの技です。

 

やり方は簡単ですので、ご説明します。

 

 

プット売り合併の技

 

実は、今回のポジションは、数日前にビッグヘッド戦略として仕掛けたポジションの一部です。

 

 

私はこれと同様の仕掛けをもう1本入れています。

 

円高に備えたポジションではあったのですが、更に崩れそうな感じになってきたので、次の一手を打ったというところです。

 

2本あるポジションのうち「プット売り20万通貨」を決済して、新規で「プット売り10万通貨」を作っています。

 

プット売り20万通貨損切

 

  • プット売り10万通貨:権利行使価格147.75円・権利行使日2月28日:決済支払額-198,600円
  • プット売り10万通貨:権利行使価格147.50円・権利行使日3月13日:決済支払額-233,900円
  • 合計支払額:-198,600ー233,900=-432,500円

 

この後に、新規プット売りポジションを入れています。

 

プット売り新規10万通貨

 

 

  • プット売り10万通貨:権利行使価格145.50円・権利行使日7月10日:受取額433,900円

 

20万通貨決済時の支払額が-432,500円で受取額が433,900円ですので、差引1,400円の受取となります。

 

つまり、手出しはないということです。

 

1円の支払いもなく、ポジションの入れ替えを行えるので、私はこういう売買を乗換売買と呼んでいます。

 

で、大切なのはその効果ですよね。

 

乗換売買の効果

 

この乗換売買による効果は2つです。

 

  • 買い相当のポジションを10万通貨減らして、円高突入時の含み損を減らす
  • 権利行使価格を下げることで、損失が大きくなりだす水準を下げる。

 

記事冒頭で書いた内容です。

 

プット売りは、「上げ相場で利益・下げ相場で損失」で「損失限定なし・利益限定」という性質を持ちます。

 

つまり、下げ相場になるとFXの買いポジション同様に含み損を抱えるポジションとなっています。

 

今回の乗換売買で、20万通貨⇒10万通貨と10万通貨減っているので、下げ相場のときの含み損増加リスクは10万通貨分減ったということになります。

 

次が、権利行使価格が下がったという点です。

 

プット売りは、権利行使日に為替値が権利行使価格以上であれば、基本的に損はしません。

 

つまり、プット売りの含み損は、権利行使価格よりも下げた時に大きくなっていく仕組みです。

 

これまでの20万通貨の権利行使価格は、147.85円と147.50円でした。これが、乗換売買によって145.50円と約2円下がっています。

 

こういう感じで、今回の乗換売買は、かなり有利にできたかなと感じています。

 

でも、良い事ばかりではありません。

 

メリットがあればデメリットもあるのは当然のことです。

 

乗換売買で不利になった部分

 

今回の乗換売買で不利になった大きな部分が一つあります。

 

  • 権利行使日が7月10日と数か月先に延びた。

 

乗換前の20万通貨の権利行使日は、2月28日と3月13日でした。

 

あと1カ月〜1カ月半程度です。

 

でも、それが7月10日に延びています。

 

7月と言えば、夏ですよね。

 

気の短い方は、我慢できないかもしれません。

 

私の場合は、平気です。

 

権利行使日に米ドル円が145.50円以上であれば、プレミアムはゼロになり、消滅してくれます。

 

仮に、145.50円を大きく割るような円高になったとしても、その時はFXの買いポジションに変えてしますという選択肢もあります。

 

元々、148円前後でFX⇒FXオプションに変えたポジションです。

 

それが、145.50円よりも下げた局面でFXに戻せば、元の148円からは2.5円有利ということにもなります。

 

私は、長期的に円安傾向という見通しでいます。

 

なので、円高になったとしても慌てずに対処していけば問題はありません。こんな感じで、ゆっくりと資産を増やしていきます。

 

FXオプション口座はここ使っています。

 


2024/01/25


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