米ドル円合成ポジションで20万通貨売り 単純売りと効果比較
米ドル円が売りタイミングに入ってきたので、FX+オプションでの合計ポジションを仕掛けています。
この運用法は以下の特長があります。
FXオプションからのスワップ投資 9つの特長
- 運用通貨:米ドル円・南アフリカランド円・USDZAR
- 30万円くらいから運用可能
- スワップポイント投資をFXオプションでパワーアップ
- FXオプションで買い平均値を下げて含み損になりにくくする
- 利益源@:FXでの売買利益
- 利益源A:FXオプションでの売買利益
- 利益源B:FXオプションでのプレミアム受取利益
- 利益源C:FXでのスワップポイント受取
- 利益率目安:年間10〜20%くらい
FX+FXオプション合成ポジション 仕掛け内容
今回仕掛けたポジションは2つです。
単純な10万通貨の売りポジショsンです。
米ドル円10万通貨、プットオプション買いで仕掛けています。
FXオプションの具体的な内容を抜き出すとこうなります。
- 作成日:2021年2月5日
- FXオプション内容:米ドル円 プットオプション買い
- 作成時点の米ドル円:105.565円
- 権利行使価格:104.25円
- 権利行使期日:2021年3月3日
- 売買数量10万通貨
- プレミアム:0.209
- 損失上限:0.209×10万通貨=20,900円
プットオプション買いは、「上げ相場で損失・下げ相場で利益」で「損失限定・利益限定なし」という性質をもちます。
このポジションに当てはめると、米ドル円が上げていっても損失上限は20,900円、下げていけば利益は下げ幅によって大きくなっていく、という内容になります。
ただ、利益が大きく出始めるのは権利行使価格104.25円よりも下がってからです。
うまくいくとこんな感じになります。
今回のは、FX+オプションの合計ポジションで20万通貨の米ドル円売りということです。
FXオプションを使ったことで、どんな効果があったのか、ちょっと比較してみましょう。
合成ポジション効果比較
FXで単純に20万通貨売りをした場合と今回の合成ポジションで、為替レート変動でどういう違いが出るのかを比較してみます。
ポジションを作ってから3円上昇した場合と3円下落して権利行使日を迎えたとして計算しています。
為替レート | FXで20万売り | 合成ポジション |
---|---|---|
108.565円 | -600,000円 |
-320,900円 |
105.565円現在値 | 0 | -20,900円 |
102.565円 | 600,000 |
447,600円 |
スワップポイントは考慮していません。
- 300000円(FXポジション利益)+168500円(FXオプション権利行使日利益)+ー20900円(FXオプションポジション作成時プレミアム支払代金)
なんとなく、イメージが沸きますでしょうか?
今回の合計ポジションは、20万通貨売りではあるものの、FXポジションでの単純な20万通貨売りとは違います。
具体的な違いがこの比較表で確認できるかと思います。
米ドル円が更に大きく上昇した場合は、損失が減らせます。
その代わりという訳ではありませんが、下げた場合の利益額は単純に20万通貨売った場合よりも少なくなります。
上げ相場で損失を押さえながら下げでの利益を増やしていくという意味で、この合成ポジションは有効です。
このポジションがどのようになるかは、いつもの定期報告でお見せしていきます。
米ドル円売買で使用中、くりっく365は米ドル円で長期間高水準提供を続けています。
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