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米ドル円3万買い相当FXオプションで追加

米ドル円プットオプション売り3万通貨新規で作っています。

 

「米ドル円三方よし戦略」によるポジションです。このポジション内容とこれまでの運用成績などについてまとまました。

 

 

 

米ドル円108.48円で作ったFXオプション内容

 

米ドル円 FXオプション 6月11日

 

薄赤色部分が今回作成した米ドル円プットオプション売りです。

 

米ドル円値108.48円時点で作成したもので、以下の内容になっています。

 

  • 通貨ペア:米ドル円
  • 種類:プットオプション売り
  • 権利行使価格:108.00円
  • 権利行使期日:6月26日
  • 清算方法:スポット(参考記事:スポットとは
  • 売買数量 3万通貨
  • プレミアム:0.399

 

補足情報

  • ポジション作成時のの米ドル円値108.48円
  • このポジションの最大利益:0.399×3万通貨=1.197万円

 

6月26日の判定時間は、米国東部標準時午前10時(日本時間24時※米国東部夏時間採用時は日本時間23時)です。

 

その状況によって、このポジションの運命は2つに分かれます。

 

  • 米ドル円108.00円以上:このポジションの最大利益1.197万円獲得(プレミアム代金)のみ。
  • 米ドル円108.00円未満:108.00円で米ドル円買いポジション発生+1.197万円利益獲得(プレミアム0.399相当代金)

 

権利行使日に、米ドル円が現在値近辺であれば利益を受け取ってポジションは消滅します。

 

もしも、米ドル円が108.00円よりも下がっていればFX口座で108.50円の米ドル円買いポジション3万通貨に変身するという展開になります。

 

単純に考えて「利益で終わりやすい」仕掛けなのですが、実際に買いポジション発生になったものもあります。

 

 

米ドル円が108円未満といっても、1.197万円利益獲得(プレミアム0.399相当代金)を受け取ってです。

 

本当の意味で「損している状況」となる損益分岐点はもう少し下値になります。

 

  • 損益分岐点:108.00円−0.399円=107.601円

 

107.60円割れまでいかない限り、実質的には利益ということです。

 

もしも米ドル円買いポジション発生となったら、とりあえず米ドル円が利益圏に入るまで待つ予定です。

 

  • 米ドル円が安値圏に入っていると判断したとき
  • その時点の米ドル円値よりも有利な値で買っていく

 

米ドル円三方良し戦略は、こういう感じで「買う時期を選んで」「有利に仕掛ける」ことを基本にしています。

 

単純に米ドル円を買った方が利益は大きくできる可能性がありますが、リスクも相応にとらねばなりません。

 

このやり方であれば、「負けにくく、最終的に利益となりやすいポジション」を取り続けていけると考えています。

 

期日は2週間後です。結果がどうなるかは後日記事にさせていただきます。

 

米ドル円三方よし戦略の仕掛け方は2種類あります。

 

  • 短期バージョン:期日まで数週間程度の短期で仕掛ける場合
  • 長期バージョン:期日まで数ヶ月の長期で仕掛ける場合

 

今回の仕掛けは、短期バージョンのものです。

 

 

長期で仕掛けてあるポジションの状況をご覧いただく前に、米ドル円三方よし戦略をご覧なるのが初めての方に概略を説明させていただきます。

 

米ドル円三方よし戦略記事を何度かみて頂いている方は、次を飛ばし読みして下さいませ。

 

米ドル円三方よし戦略 概略

 

この米ドル円三方よし戦略は以下の特徴があります。

 

  • 米ドル円が上がってよし
  • 米ドル円が下がってもよし
  • 米ドル円が動かなくてもよし

 

米ドル円相場がどのように動いても、自分にとっては良い結果になるはずなのでが、この運用法のポジションです。

 

伊藤忠商事の経営理念などで有名な近江商人の「三方よし」にあやかり、「米ドル円三方よし戦略」と呼んでいます。

 

FXオプションを使うことで、これが可能になります。今回の戦略は、以下のような方に有効です。

 

今回戦略の目論見

 

  • 長期的には円安になるだろうとみている。
  • でも、短期的には円高もありそうだ。
  • 円高時に米ドル円買いポジションを有利な値でつくりたい。
  • もしくは、このまま円安になっても利益をとりたい。

 

こう考えている方には、米ドル円がどのように動いても三方よしとなるのが今回の戦略です。

 

こう考えていない方には、三方よしになるとは限らないかもしれないのでご注意ください。

 

日米の経済成長格差を見る限り、一時的には円高傾向となっても、長期的には円安傾向になるのが自然だろうと私はみています。

 

米ドル円買いポジションを持ち続ければ長期的に問題はないと思っています。でも、超長期保有というのはそれなりのリスクも取り続けないといけません。

 

出来るならば「買いポジションを米ドル円が下がったところで作っておきたい」という気持ちもあります。今回の「米ドル円三方よし戦略」でそれができるかもしれません。

 

やり方は簡単です。

 

米ドル円のプットオプション売りを長期保有するだけだからです。

 

米ドル円プットオプション売りは以下のような性質を持ちます。「売り」の性質上、オプション値が上がれば損失・下がれば利益となります。

 

  • 期日までは、米ドル円上げなら下がり(利益増あるいは損失減))、米ドル円下げなら上がる(利益減あるいは損失増)
  • 日数が経てば時間的価値減少とともに下がりやすい(利益増または損失減)
  • 利益が取りやすいものの利益上限は限定される。
  • 大きな円高となれば、相応の含み損となる。
  • 米ドル円が期日に権利行使価格よりも上がればプレミアム分の利益を受け取れる。
  • 米ドル円が期日に権利行使価格よりも下がればプレミアム分の利益を受け取って買いポジションが発生する。

 

つまり、「米ドル円三方よし戦略」に合わせて表現しなおすとこうなります。

 

  • 上げてよし:単純に利益」となります。
  • 下げてよし:利益+現在値よりも安値で米ドル円買いポジションを保有できます。
  • 動かなくてよし:時間的価値減少により利益が増え易くなります。

 

なんか・・・・本当にそうなるの?・・・・って感じですよね(笑)。

 

どうなるかは、今後の状況でお見せしていきます。

 

尚、要注意は下げ相場です。

 

米ドル円プットオプション売りは、米ドル円買いポジションと同じ宿命を負っています。つまり、米ドル円下げ相場では含み損となるということです。

 

この含み損も、現在値で米ドル円買いポジションを作ったよりは少なくて済むのですが、10円・20円の円高となればそれなりの含み損となりえます。

 

このリスクは、資金管理や損きりで臨機応変に対応していきます。

 

この戦略での大切な条件は、プットオプション売りの権利行使価格を現在値よりも安値を選ぶことです。

 

こうすることで短期的に円高になりそうだと思ったときには、「現在値よりも安値で米ドル円買いポジションを作る布石」としてFXオプションが使えることになります。

 

まあ、この説明は実際にポジションを作って、その推移を見ていかないとわからない部分もあります。

 

今後も、この戦略で作ったポジション状況をお見せしながら、解説させていただきますので、参考になれば幸いです。

 

長期で保有している米ドル円プットオプション売りポジションは2本あります。

 

長期保有ポジション内容

 

三方よし戦略で長期保有中の2本のポジション状況です。

 

今保有中の米ドル円プットオプション売りポジションの内容はこうなっています。

 

長期保有ポジション状況 保有ポジション概要

 

  • 運用通貨ペア:米ドル円
  • FXオプション:プットオプション売り
  • 保有数量:かくポジション10万通貨
  • 米ドル円現在値:109.44円

 

ポジション分類 権利行使価格 権利行使日 約定値(プレミアム値)
ポジションA 110.00円 9月4日 2.35
ポジションB 111.00円 10月9日 2.046

 

補足すると、このポジションの最大利益は(2.35+2.046)×10万通貨=439,600円です。

 

権利行使期日に権利行使価格を下回れば米ドル円買いポジションが初声売るのは、先程の短期ポジションと同じです。

 

長期ポジションは、受け取れるプレミアムがスプレッド換算で2円以上あるため、もしも米ドル円買いポジション発生となっても、短期以上に有利になり易くなっています。

 

そのメリットを活用していくところを、このサイトでお見せしたいと思っています。

 

このメリットの理解のため、これまでの成績長期ポジションの含み損益推移も作成していますのでご覧ください。

 

「下がって良し」効果発生中 米ドル円三方よし戦略 成績と含み損益推移

 

米ドル円 FXオプション 6月11日 2

 

米ドル円三方よし戦略で保有中のポジションです。

 

この画像ではよくわからないと思います。

 

FXポジション1本とFXオプション長期ポジション2本があるのですが、それぞれ以下のようになっています。

 

ここまでの損益確定分

 

この戦略での総合成績です。

 

項目 損益
FXオプション 11,200円
FX 0円
合計 11,200円

 

 

FXオプションより変身したFXポジション

 

権利行使日にFXポジションとなって保有中の米ドル円買いポジションの内容です。

 

買い平均値 数量 スワップポイント
109.50円 5万通貨 1,120円

 


FXオプション⇒FXポジションへの変身時の内容と仕組は、先程のリンク記事で詳しく書いていあります。

 

変身後は純粋な米ドル円買いポジションとなるため、スワップポイントも発生します。

 

2つの長期ポジション 損益推移

 

月日 米ドル円値 含み損益
4月29日 111.61円 90,500円
5月9日 110.06円 -93,500円
5月17日 109.97円 -74,100円
5月31日 109.44円 -99,800円
6月11日 108.60円 -204,700円

 

 

*先程のポジションを作ったときの米ドル円値は108.48円でしたが、この画像を取ったときの値は108.60円になっています。

 

4月29日と6月11日をご覧ください。

 

米ドル円は、111.61⇒108.60円と3.01円下げています。

 

保有中のFXオプションポジションは、FXで米ドル円20万通貨の買いポジションに相当します。

 

FX買いポジション20万通貨保有で3.01円下げれば、含み損は3.01円×20万通貨=602,000円の含み損円増となるはずです。

 

でも、このFXオプションポジションの含み損増加は90,500円⇒-204,700円ですので実際の含み損増加は295,200円で済んでいます。

 

こういう相場下落時は、FXで買いポジションを保有するよりもFXオプションでプットオプション売りを保有する方が含み損増加をおさえられています。

 

不利な値動きのときにはFXよりもFXオプションの方が含み損増加ペースが遅い。

 

これが、米ドル円三方よし戦略の「下げて良し」の部分です。

 

この特徴を活かしながら、米ドル円で堅実な資産つくりが出来ればと思っています。

 

最後に今後の方針です。

 

今後の方針

 

今後の売買予定は、米ドル円の値動きによってわかれます。

 

短期ポジションの権利行使日は6月26日です。

 

その時点の米ドル円値で短期ポジションの運命が決まります。

 

その対処について改めてまとめさせていただきます。

 

権利行使日6月26日 米ドル円値108.00円以上

 

利益1.197万円が確定する予定です。

 

状況次第で、更にポジションを作る可能性もあります。

 

権利行使日6月26日 米ドル円値108.00円未満

 

利益1.197万円確定+米ドル円108.00円買いポジション5万通貨発生します。

 

長期ポジションの期日はまだ先ですので、このまま保有し続けます。

 

もう少ししたら、長期ポジションももう少し増やす予定です。

 

 

 

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2019/06/11


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