Breakout1TS1.mq4 1粒で三度おいしい無料EA でも・・・

Breakout1TS1.mq4 1粒で三度おいしい無料EA MT4EA作成編第28回

改造EA3本目は、Breakout1TS1.mq4です。この無料EAは、決済パターンが3つあり切り替えができるというすぐれものです。ちょっとクセがあるのですが、そのクセを修正すると、このEAは更に使い易くなります。ここでそのクセの修正をしきますので参考になればうれしいです。

1粒で3度おいしい 決済切替EA

今回やるのは、自作EAで運用するひとのほとんどが一度は経験するケースのようです。修正方法は簡単ですので是非覚えてください。

 

3回目のEAとして使用するのは、連載の教科書本「「FXメタトレーダー実践プログラミング」336ページで紹介されている「Breakout1TS1.mq4」を使用します。

 

このEAは、ポジション作成判断はHLバンドでのブレイクアウトで行います。3つの決済パターンが選べるようになっています。

 

  • 通常のトレイリングストップ
  • HLバンドのトレイリングストップ
  • ATRでのトレイリングストップ

 

トレイリングストップは、例えば買いポジションに利益が乗り始めたら逆指値で損きり値を切り上げていくやり方です。これにより、突然下げ転換して急落しても切り上げてきた逆指値部分までの利益は確保できることになります。

 

「Breakout1TS1.mq4」は、3種類のトレイリングストップを簡単に切り替えできるようになっている「決済切替EA」です。

 

このEAは、ポジション作成部分だけを改造するだけで、3つの決済パターンが自動的に出来上がります。

 

今までは、1つの決済パターンについて1つのEAを作成してきたので、3つの決済パターンであれば3つのEAを作らねばなりませんでした。

 

つまり、この「Breakout1TS1.mq4」を使えば1つのEA作成の手間で3つのEAを作れるようになります。どの決済パターンが良いかは使うテクニカル指標によって違うので作ってから最適化を使ってみつけたりもできます。他にも、ちょっと改造することでバリュエージョンが大きく拡がります。

 

  • 決済パターンを簡単に追加できる
  • ポジション作成判断をRSIや他の指標にするだけで自動的に3つの決済パターンも作れてしまう。

 

私の最近のEA作りでも、このEA改造が中心となっています。前回改造した「Breakout1SL1.mq4」と名前がよく似ているのですが別EAなのでご注意ください。

 

でも、このEAは注意すべきことがあります。少し不具合が発生するときがあるのです。

「Breakout1TS1.mq4」バックテスト

まずは、このEAを2つの方法でバックテストしてみてください。

 

  • 始値のみ
  • 全ティック

 

バックテストのやり方に自信がない場合は以下のページが参考になるかと思います。

 

参考:5分でできるMT4バックテスト

 

おそらく「始値のみ」でのバックテストでは特に異常や不自然な部分はないだろうと思います。でも、「全ティック」でバックテストをした場合、こういう現象が起きていませんでしょうか?

 

Breakout1TS1.mq4 バックテスト

MT4バックテスト

 

このバックテスト結果は、裁量トレードでは絶対に有り得ない現象が起きています。2点不自然なところがあります。

 

  • 連敗(トレード数)が28連敗と異常に多い
  • 損益グラフがところどころ直線気味になっている

 

どちらも普通のEAでは、あまり起きない現象です。全ティックでのバックテストは実際の売買に近い検証をするため時間もかかるのですが、「始値のみ」でバックテストをした時にはわからなかったそのEAの特徴が見えてくることがあります。

 

こういう場合は、売買結果を不審部分を中心に見直します。

 

売買結果部分見直し

MT4バックテスト

 

売買結果を見直すと短時間に大量売買が行われていることがわかりました。上図の薄赤色部分がそれです。1月5日の19時台に大量の売買が実行されていることが確認できます。無論、これが売買ロジックどおりであれば問題ありません。でも、ほとんどの場合違うと思います。

 

米ドル円1時間足でやったのですが、ところどころ大量売買の形跡があります。

 

売買シグナルは1時間に1回のはずなのですが、1時間の間に数十回の売買が繰り返されています。

 

これ、実際の売買で起きたら怖いですよねぇ。

 

私は、いつもは時間のかからない「始値のみ」のバックテストをしています。大まかな傾向を掴むだけであれば「始値のみ」のバックテストで十分だからです。

 

ただ、稼動検討予定に入ったEAだけは、必ず「全ティック」で検証しています。「始め値のみ」と「全ティック」では成績が大きく違うこともよくあるというのもあるのですが、一番の理由はこういう不自然な現象が起きないかチェックするためです。

 

ただ、この大量売買現象は対策は簡単です。プログラムを少し書き換えることで解消します。

MT4EA作成編目次

EAを手軽につくるやり方をまとめました。

 

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2014/07/02 09:14:02
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