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FX積立 利益確定後の買い方 3つのポイント

読者より頂いたFX積立利益確定度の再投資に関する質問への回答です。連載FX積立2018年の番外編としてまとめさせて頂きます。

 

当連載を初めて読まれる方は第一回からお読みになることをおすすめします。

 

SBIFXトレードを使ったドルコスト平均法FX積立

 

このページの中ほどにある「2018年度 純ドルコスト平均法FX積立2018」が当連載の目次となっております。

FX積立 読者からの質問

FX積立を続けていって、利益確定後に必ず出てくる質問事項をご紹介させて頂きます。

 

質問メール

 

ドルコスト平均法について、大体のルールは理解できたのですが、利益確定後のポジションはどのように買うのでしょうか?

 

  • 利益確定で得た自己資金+利益で、すぐに1度で、購入するのか?
  • それとも、何度かに分けて、時間をかけて購入するのか?

すぐに、1度で購入すると、平均値が高くなるので良くないような気もするのですが、どうでしょうか?

 

私からの返信

ケース・バイ・ケースですが、基本的に「何度かに分けて、時間をかけて購入」することが多いと思います。3分割程度でやることが多いかなと想定はしていますが千変万化の為替変動ですので、固定はしていません。

 

以下、補足させていただきます。

利益確定後の買い方 3つのポイント

純ドルコスト平均法 現在のルール

 

めでたく利益確定となった後の資金は再び買いポジション作成資金になります。その時の対応は上記ルールの「毎月の購入の仕方」の上から5番目です。

 

その部分を抜き出してみましょう。

 

利益確定後の再投下資金は最大レバレッジ1.7倍以内とする。

 

これだけだと、ちょっとわかりにくいですね。

 

このルールは、押さえておきたいポイントが3つあります。

 

天井圏を避けるために必ず分割する。

 

利益確定額にもよるのですが、利益確定額が30万円以上であれば基本的に3回くらいに分けて行う想定でいます。

 

30万円未満であれば、1回10〜15万円くらいで1〜2回に分けて行うイメージです。

 

これは、月々の積立額を基準に考えています。私は月10万円の積立額なので20万円以上であれば2回・30万円以上であれば3回ということになります。

 

この辺は、積立実践者それぞれの積立額に応じてルールを検討して頂ければと思います。

 

大切なところとしては、利益確定額が月々の積立金額の2ヶ月分以上になったら分割するという部分です。

 

ここ大切です。

 

このルールで利益確定する局面は、豪ドル円が大きく上昇していて気分的に「まだまだ豪ドル円は上がりそうだ、もっと買いたい!」というような状況が想定されます。

 

その気持ちだと、このルールがないと利益確定資金を一気に投入してしまうことになるかもしれません。

 

当然ながら、そういう時は天井圏ということが多いものです。

 

分割することで、この天井圏での買い数量を減らす効果が期待できます。1本目は天井圏で買うことになるかもしれませんが2本目・3本目はそこから少し下げたところで買える可能性が高くなります。

 

最大3分割までがオススメ

 

そして、分割回数も多ければ良いというものではありません。最大3分割で十分だと私は考えています。

 

これにも理由があります。

 

豪ドル円は、3ヶ月くらいで上げ下げの転換をすることが多い通貨です。

 

3分割で3ヶ月に分けて買いなおしをすれば、目先の天井圏から目先の大底圏までやんわりとカバーできる感じになります。

 

無論、この周期はいつも一定ではないので1.5ヶ月と短かったり半年と長目だったりということもあります。

 

分割回数を多くしてしまうと、豪ドル円の下げ相場が終わって上げ転換した後も買い続けて買い平均値を上げてしまう可能性も高くなります。

 

いつも狙い通りに豪ドル円相場が動くわけではありませんが、シンプルに3回程度で分割すれば、そこそこの買い平均値を下げる効果を享受できるとみています。

 

レバレッジ1.7倍の根拠

 

レバレッジ1.7倍は、「私が安心して長期間スワップ投資が出来る水準」です。

 

この基準は、豪ドル円売買を15年以上続けてきて落ち着いたところです。

 

この間、リー万・ショックや高金利通貨暴落などが何度かありました。いろんなレバレッジでそれらの時期を経験して、心理的にストレスが少なく続けられる水準としてここに落ち着いたという経緯があります。

 

ちなみに、レバレッジ1.7倍以内を守ってやっている口座は、これらの危機でも一度も損きりには遭遇していません。

 

リー万・ショック級の大暴落は100年に1度と呼ばれてはいましたが、私はそうは見ていません。

 

豪ドル円の過去の値動きをみれば、あれくらいの値動きは10年か20年に1度は起きているからです。

 

私たちは、どんな事が起きようと生き残らねばなりません。なので、数十年の長期運用となるFX積立でもその基準を採用した次第です。

 

ここの基準も人によって「安全」と考えるところは、おのずと違ってきます。私の基準は参考として、ご自身の独自の基準を決めていくのも自由です。

 

FXは変動商品なので、どこまでやってもこれで完璧ということはありません。それでも、安全第一で運用ルールを工夫し続けて、1億円達成を近づけていければと思っています。

純ドルコスト平均法FX積立2018 目次

2018/03/14


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