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稼働後の修正 リピート系自動売買ルール

前回までリピート系自動売買稼働までの基本ルールをご紹介しました。

 

あとは、当初の想定が大きく狂ったりしない限り、自然に利益を生み出してくれるようになります。それ故、稼働後「軌道にのったとき」あるいは「軌道に乗らないとき」にどう対処していくかが重要となります。

 

今回はその辺のルールについてまとめました。

想定外・心理ストレスに展開の対応するための3つのルール

稼働後のルール

 

  • 好調時に設定をいじらない。
  • 「危うい」と感じたときは設定を停止する。
  • 「強いストレス」を感じるときは設定を停止する。

 

「こんなルール必要なのか」と納得できないルールもあるかもしれません。でも、稼働後に安定して利益を出していくために大切な部分です。

 

以下、補足説明させていただきます。

 

好調時に設定をいじらない。

 

好調時の設定変更は大体裏目にでる傾向があります。私自身の2年程度の体験だけでなく、ネット上の運用ブログなどを見てもそういう事例が数多くあります。

 

つまり、好調時に「利益が出るように設定を追加・変更」して後日窮地に陥るようなケースです。

 

こうなってしまうのは。冷静な時であれば容易に理解できます。

 

人間心理として調子よく利益がでている時ほど「もっと儲けたい」という欲がでてくるものです。「このチャンスにもっと儲けたい」という気持ちが根底にあるため、リスクを高める設定変更になりがちだからです。

 

その結果、相場反転すると収支が一気に悪化する原因となります。

 

既に書いたように、リピート系自動売買には独自リスクとして「損失加速のリスク」があります。

 

好調時に設定をいじってから、相場が暗転してしまうと「恐怖」とともに「ああ、こんなことしなきゃよかった」という「後悔」も加わり、全体の管理も狂いがちになります。

 

こういう事態は絶対に避けねばなりません。

 

でも、こういう事態に陥りにくくするのは案外簡単です。「好調時に設定変更・追加」をしなければ相当の確率でこういう事態は防げるからです。

 

私は、このルールを入れることで自己制御できるように意識するようにしています。

 

「危うい」と感じたときは設定を停止する。

 

好調時に欲を出さなかったとしても、その後の相場暗転時の含み損増加にびびることもあります。

 

あるいは、「この下げは底が抜けそうだ」と感じる時も同様です。

 

こういう時は、安全策を取って稼働してある仕掛けを停止することがあります。

 

過去2年でみると、年に1度か2度はこのルールで停止することがあります。

 

「停止の仕方」は、運用口座によってやり方が分かれます。

 

「トラリピ」と「ループイフダン」は設定全体を止めねばなりません。

 

これに対して、「トライオートFX」は細かい設定変更で対応できます。

 

例えば、「40本のうち15本だけ止める」といった形です。停止させておいて再稼働させるのもボタン一つで簡単に出来ます。

 

「トラリピ」と「ループイフダン」口座は、再稼働の時は新設定を作成して稼働させて対応します。

 

「強いストレス」を感じるときは設定を停止する。

 

その2と似ているのですが、それとは別のパターンで「嫌な感じ」を持つことがあります。

 

例えば、「全くといって良いほど売買しない」という時などです。

 

運用上、損失が膨らむのも困りますが、まったく売買をしないのも相当なストレスとなります。

 

こういう時でも、一定期間動かしてから停止するか継続するか決めます。

 

一応、動かした設定は「3か月間」くらいは稼働させるようにしています。

 

その時点では、相場変動の波に合わなくても全体の変化とともに利益を出し始めることもあるからです。

稼働後の運営方針の大切さ

中長期で資産を大きく増やしていくのが私のリピート系自動売買の基本戦略です。

 

おそらく、リピート系自動売買を利用するほとんどの投資家が似たような方針だろうと思われます。

 

なので、稼働時の為替相場想定や設定内容も大切ですが、稼働後の管理をどうやっていくのかが成功のカギになります。

 

どのルールも、簡単なものばかりです。

 

でも、簡単で単純なものであるからこそ、長く守り続けることができ、長期的な資産拡大へとつなげていけると私は考えています。

リピート系自動売買2018 目次

2018/05/09


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